白黒茶展
9人の作家による 白・黒・茶に拘った秋の食卓を彩る器の展示会です
2016年9月29日(木)ー10月4日(火)
11:00-18:00(最終日は16:00迄)
参加作家
大沼道行・加藤恵津子・加藤かずみ
後藤義国・鈴木史子・寺村光輔
戸田文浩・額賀円也・山田隆太郎
at:つむぎ
〒981-3205
仙台市泉区紫山4-27-13
tel 022-377-4647
白黒茶展
9人の作家による 白・黒・茶に拘った秋の食卓を彩る器の展示会です
2016年9月29日(木)ー10月4日(火)
11:00-18:00(最終日は16:00迄)
参加作家
大沼道行・加藤恵津子・加藤かずみ
後藤義国・鈴木史子・寺村光輔
戸田文浩・額賀円也・山田隆太郎
at:つむぎ
〒981-3205
仙台市泉区紫山4-27-13
tel 022-377-4647
9月22日から京都のnowakiで開催される「牧野伊三夫展」に出品される絵皿を制作させてもらいました。
詳細はnowakiさんのブログ「きょうから のわきを はじめます」からどうそ、関連イベントもいろいろ、「きこりめし」も美味しいです!
8月上旬、牧野さんの主張先の高山〜名古屋をご一緒させてもらっている間に急に皿に絵を描く流れとなり、慌てて支度、真夏のギラギラと共に画伯がやってきた、ちょいと調べてみたらここへのお越しはおおよそ6年ぶりでした。
今回は白化粧に掻き落とし、ちょこっとスケッチブックにウォーミングアップしてから皿に向かう、描き進むうちに線が変化していくのを見られたのが面白かった。削り取ったケバケバの勢いもいいんだけど使用に差し支えるの渋々取り除き、透明釉で仕上げました。
焼き上がりは是非とも現場で、牧野さんの画業と共にお皿にも目を留めて頂けるとうれしいです。
■■ GOOD BREAKFAST GOOD LIFE ■■ |
常滑焼まつり、終わりました。
初めての出店でどんなもんやら想像出来ず、開始当初は展示台に並びきらずにお手上げ、持って来すぎた事を後悔すらした品物たちが2日目にはこのとおりスッキリ並べられる程になりまして、この2日間にはどこからともなく聞きつけてお越しの方、通りがかりの初めましての方、お馴染みの方、多くの方々にお立ち寄りいただくことができました、ヨカッタ。
初めてとはいえ、常滑焼まつり若手作家グループのベテラン金成潤子、原田晴子両氏とご一緒だったので無敵、バックヤードでは…
こっそり生ビール、露店にはつまみも充実。特に生ビールに関しては売り子の兄さんに顔を覚えられる程に通う(ハンドルキーパーのおかげ様で心置きなく)競艇場名物「どて丼」も堪能。
おやつには台湾帰りの晴ちゃんお手製の豆花。「豆煮る、豆煮る」言ってたから何の事かと思ったらこれだった、お豆に豆腐、ココナッツミルクと滋味深い味わい、本当に美味しかったー。
2日目の朝は薄曇りに霧雨、虹も出てなんだかいい気分、初日の暑さにやられていたのでどちらかというと虹よりも薄曇りを喜んだのにほどなくカンカン照りとなりました。
とにかく夏が苦手な自分がこの暑い暑い2日間を乗り越えられたのは何かしらの自信にもなりました。それもお越しいただいた方々のおかげ様、ヨソ者にも気安く声を掛けてくれる常滑の出店者の面々、特に金成、原田両氏には何から何までお世話になりまして、本当にありがとうございました。心地よい疲労感の帰り道、夕暮れの高速道路、車中で何気なく選んで聴いたフジファブリックが沁みた。
この夏に起きたいろんな事を思い出した、いいことばかりじゃなかったけど結果オーライ。
さて、ぼちぼち秋へ向けて。
楽しみなブライベートな予定と、いくつかの企画展、福岡での二人展など控えております。
いよいよ、今週末となりまして常滑焼まつり。
せっかくのお祭りなので、お楽しみ的な廉価なB品コーナーでも作ろうかと思って棚の奥を漁ってみたら出るわ出るわのB品の山。さてどうしようかと迷っていたところへ一本の電話、当初はひとつのブースをセンパイとシェアするつもりだったのが急遽空きが出たとのことでひとりで一丁前にブースを構えることになりました。
B品とはちょっとの傷や歪みやホクロ、試作で作ったサンプル品や発色がイマイチなものなどなど。どれも使用には差し支えのないもの、いいものやどうでもいいものまでなかなかの品揃えがあったので、今回はB品オンリーで行くことにしました。価格は定価の6割以下で設定しておりますのでこの機会に初めましての方々にも是非お手にとっていただき、いっちょ試しに使っていただけたらと思っております。
出店場所はおおよそ、灼熱の常滑競艇場外の若手作家グループのテントから競艇場内への入り口のギリギリ屋内(影では中年村八分グループと呼ばれている)辺りです、土日とも出店します、お越しの際はどうか見つけてください。
第50回 常滑焼まつり
2016.8.20 sat -21 sun
詳細は公式HP→*
・・・・・・・
京都の五条坂と並んで真夏のクレイジーな陶器のお祭りとしてお馴染みの「常滑焼まつり」に出店させていただきます。
これまでも出店してないのにテントの中にいたり、打ち上げだけ参加したりしてきましたが、ついに今年初めて品物持って行ってみることにしました。とはいえ外様なので控えめに間借りする程度、クラトコの半分ぐらいの規模を見込んでいます。
今のところ詳細、ボートレースとこなめ会場の少しだけ屋内で出店ということぐらいしか把握できていませんがなんとかなるでしょう。
常滑には仲良くしてくださっている諸氏がいらっしゃるので、一緒に競艇場名物のどて丼食べたり、花火見たりして、ついでに今年の夏の思ひ出が出来たらいいなと思っております。
皆様のお越しをお待ちしております。
梅雨明けて、ねこたちは日中行方をくらますほど暑い毎日、ヒトは粛々と注文仕事をこなしつつ頭の片隅では秋の催しの事が気になってくる頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
実務としてはただ気にしているだけで手付かずな秋に向けての仕事、ならば目先の事に集中すればいいのに気は散りっぱなしなので、合間にこれまで定番として作っている物の密かに気になっていた部分を見直したりしている。例えばマグカップはもう少し深くてもよかったとか、取手がそこはかとなく貧相だったからと幅を広げてみたり。こんなことをしている間に秋の戦闘モードになってくる予定、じゃないと困る。そしてその前にいくつか常設のお店に納品できる予定。
:シネ部:
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(6本目)
「64−ロクヨン」後編 (7本目)
なんだかここんとこ、気分がすぐれないのはドラゴンズが不甲斐ないせいだということにしておく、3ラン3本も打たれるって…ないわー。
天気予報では真夏日になるって言ってたのに。
それを見越して作業の予定を立てていたのに、朝になってもどんより時々雨な天気にうんざり。乾燥待ちの品物で棚どころか作業台まで大渋滞で身動きとれず、晴れるまで休むことにした。
映画でも観てる間に晴れるだろうと見込んで出かけたけどまだまだ、干すのは諦めて生乾きのまま窯を詰めてガスで炙ることにしたら詰め終えた頃、日が暮れる頃になってやっと晴れてきた。
おそいわっ!
:シネ部:
「海よりもまだ深く」(4本目)
:ヘビロテ:
たまに作る台皿(画像は皿がさかさまになっている)成型はめんどくさくも難しくもないけど、素焼きでよく割れるのが難点。
これがなんと今回の素焼きではみなさん無事に生還!これはかなりのミラクル。窯の詰め方や重ね方などこれまで研鑽を重ねた成果だとも言える、それに加え今回は晴れた日にはせっせと外干しを数日、その後も出かけてばかりいた為に窯焚きがままならなかったおかげで十二分に乾燥させられたおかげもある。
出かけてばかり、が役に立つ事もあるもんだ。
ついこの前出かけるのにも飽きたと言ったばかりなのに、急遽代打で小沢健二(敬称略)のライブに行く事になった。
せっかくなので予習をと、確かソロデビューアルバム「犬は吠えるがキャラバンは進む」を十数年来押入れの奥に封印していた箱から取り出して聴いてみたらこれがすごくいい!今でも歌詞カード見ずに口ずさめる程度には聴いていたけど、正直どこかピンと来てなくて、今更ながらこんなに素敵なアルバムだった事に気づいたよ、ライブでは旧い曲も演るようだし、ますます楽しみ。
たまにこういうことがあるから断捨離とかしない、つーかできない。
こちらへは初めての出展、車で東への久しぶりの遠征、他の出展者の錚々たる顔ぶれなど、緊張ポイント満載でしたが心強い同行者のおかげもありまして楽しく過ごしてきました。1日目は好天に恵まれ、入場口には開場を待つお客さんの長蛇の列、2回目にしてみなさんに期待されている催しだというのを実感しました。自分のブースはぼちぼちのペース、近隣での展示の際にお会いした方々にもお声かけいただいてうれしかったです。出展者の方々との交流もまた楽しみで、これまで作品しか拝見していなかった方々のお名前とお顔が繋がったり、ご挨拶させていただくことが出来ました。会場のある稲荷山公園は手入れの行き届いた大きな公園、桜こそ終わってはいたもののあちこちにかわいいお花畑、ジョギングをされている方、芝生の上にシートを広げ思い思いに寛ぐご家族連れの姿も印象的でした。
少し場の雰囲気が掴めた2日目は、やる気マンマンで出勤したものの開場時には時折突風にみまわれる荒天、これまでの経験上雨への対策はバッチリですが、風には敵わない、テントも飛ばされかねない突風に見舞われて残念ながら撤退を決断、もしもついでにちょいとすずきのブースを覗いてやろうなど予定されていた方があったとしたら申し訳ありませんでした。他にも撤退したブースは多かったものの催し自体は開催されたので、片付けた後はお客さんとしてぶらぶら、こんな日にはかえって作家さんとじっくりお話できるというメリットもあります、ここぞとばかりにお買い物。早めに帰路に就きましたが、会場の天気はその後回復に向かったようで、事故もなく無事に終えたようでホッとしました。
「みどりのクラフト」の2日間、本当に気持ち良く過ごす事ができました。お立ち寄りいただいた方々、同じく出展者の方々、献身的にサポートして下さった主催のacht8さん始めスタッフの面々にもありがとうございます、同行してくれたKさんもありがとね!
また出展者として、お客さんとしてでもどちらでも参加してみたくなる催しでした。
・・・・・・
遠征恒例のついで観光は東北道羽生SA
鬼平江戸処
ルート的には通りがからないのに、前から気になっていてわざわざ。
鬼平犯科帳の世界がギュッと凝縮、密偵が集う「五鉄」や平蔵なじみの「さなだや」などなど、忠吾の好物の一本饂飩も食べられます。お土産処も充実してて楽しかった、ドラマをまた見直そうかなー。
出掛ける前には熊本の地震、靴の紐が切れかけていたり、帰路の道中も降ったり照ったり、吹いたりと変化の激しい気候の中に災害支援の自衛隊の車を多く見かけました。何かと心がざわつきがちの数日ですが、ざわついているだけではしゃーないのでひとまずは目の前のこと、自分の任務を遂行することにします。
しかし、三ヶ日インター、新東名にまつわる表示が非常に難解なのはなんとかならんもんかしら。
みどりのクラフト HP*FB
2016.4.16 sat・17 sun
10:30-16:30
「 みどりのクラフト」は
作り手とお客様のより本質的な場をめざします。
作り手の方は真摯に上質と信じるものを作り、
投げかけ、お客様もそれを真剣に見て評価し、好みのものが
あれば、身銭を切って味わい、また持ち帰り日々の暮らしに愛用する。
投げかける側と受け止める側。
作り手だけでなく、お客様もまた、スタンドにいる観客ではなく、フィールドに立つ主役です。
沢山のお客様にこのフィールドに一緒に立っていただき、場を楽しみながら、ものと向き合う時間を過ごしていただけますと幸いです。
at:狭山稲荷山公園内 狭山市立博物館前広場
〒350-1324 埼玉県狭山市稲荷山1-23-1
*少雨決行 荒天の場合16日は翌17日に順延、17日は中止(前日の天気予報で判断し順延の場合はその旨前日までに発表→HP*FB)
京都、小さい部屋の春の企画展始まりました。
たまたま重なってしまった3月の企画展、それぞれテーマも違ったので一時は途方に暮れましたが、この小さい部屋からの課題が徐々に「よろず屋」の方向に固まり「なんでもアリ」と都合よく解釈、この3月に向けてそれぞれ手がけていたモノの集大成、バラエティに富んだ品揃えを心がけました。
木工の松本寛司さんと作ったバターケース、シュガーポット。いつもの耐熱モノにはごはん鍋も加えて拡充、定番の白いめしわんもお久しぶりのお陰か意外に反応してもらえて嬉しかったです。
実験的アイテム、ピンクのお皿は出す方も半笑いなら店主も半笑いで受け入れてくれました、甘味を載せてもらって悪くない?のでは。
初日のお楽しみは高知よりワルンの出張販売、バックヤードでこっそりアジアン弁当を頂きました、うますぎる!これは初日のみの催しでしたが、2日目の今日は可愛い手提げに詰まったワルンならではの焼き菓子セットが若干あるようです。
小さい部屋、春の企画展は「よろず屋」らしい設えで暮らしのあれこれてんこ盛りで4月6日まで(3/31,4/1定休)みなさまのお越しをお待ちしております。
:シネ部:
「ヘイトフルエイト」(2本目)
毎日を考えるvol.5 「米」展
2016.3.5 sat-15 tue (3.11 休)
12:00-19:00
今回の-毎日を考える「米」展では、毎日のご飯をおいしく食べるための飯碗、酒器、土鍋など日常の道具・食器のほか米を材料とした食品など展示販売いたします。
また米に関するワークショップも開催、今の暮らしの中で米とどう付き合っていくかを考えるきっかけになればうれしいです。
⚫出展 ・陶磁器 掛江祐造 加藤仁志 熊本充子 鈴木史子 山田隆太郎
・木工 ふくなり
・布 neto
・藁 加藤由美子
・硝子 ふるやともこ
・玄米茶 日本茶sachi
・にちよう市セレクト しおや(米菓子) 谷川醸造(おかず味噌)
at:スタジオマノマノ
〒464-0850 名古屋市千種区今池1-18-20 伊藤ビル1F
・・・・・
「珈琲タイム」
2016.3.18 fri-27 sun 会期中無休
11:00-17:30
コーヒーカップを中心にドリッパーやサーバー、スプーンやコースターなど9人のつくり手による珈琲の道具が集まります。心地いい珈琲の時間をどうぞ。
at:学校橋雑貨店
〒013-0021 秋田県横手市大町8の2
tel&fax 0182-33-3845
・・・・・
今に私はお店をもとう
ドアにはチリンとなる鈴がついていて
ほんとうのガラスのショウケースと
広いカウンターと
いろんなものがいっぱいはいっているひきだしのある店を。
店には何もかもちょっとずつおいとこう
キャラコ一巻きと、ひもの玉
はっかの瓶に、紅茶の缶
じゃがいもにやかんにせともののたぐい
種の袋にピカピカのはさみ
白砂糖と赤砂糖の樽
ピクニックのおべんとうにつかうサルトリイバラ
バナナのふさと、ゴム長ぐつをどっさり
窓を直して、棚のほこりも払いましょ
お金は全部私のものよ
それは私のお店です。
そしてわたしはいうでしょう
「お客さま、今日は何をさしあげましょう?」
レイチェル・フィールド「よろず屋さん」より
1894~1942年
------
作家さんたちと話しながら
イメージをふくらませて行きました。
厨房、食堂、市場、、浮かぶ文字を
ぽつりぽつりと書いたとき
十年くらい前に母親からもらった
詩を思い出しました。
陶や木や布や金物や
五人の作り手の品々と
美味しい食材が、
ところ狭しと並ぶ
よろず屋さんのように。
2016.3.26 sat-4.6 wed (3/31.4/1 休)
11:30-18:30
鈴木史子/陶 ごはん鍋 ココット キャニスター
めしわん バターケース リム皿
水野悠祐/木 ヘラ サラダバー カットボード トレイ
かっぱまわり/布 なべつかみ コースター かばん
ハンカチ ポーチ
hkb/布 エプロン パンツ シャツ
um/金物 アルミのトレイ 小皿 スプーン 蓋物
高生連/食品 天日塩 洗糖 鰹節 きな粉 米粉
米 お茶 チョコ
「高知の自然を守りたい」から生まれた
海や山の食べ物の他フェアトレード商品
が並びます。
*3/26(土)11時30分から
Warn ワルン(高知)出張販売
アジアン弁当 トムヤンクンスープ ドリンク
ラオス風ういろう さつま芋の揚げ菓子など
ワルンさんならではの美味しいものがテイクアウト
できます。
at:小さい部屋
〒606-8277 京都市左京区北白川堂ノ前町39-6 太陽ビル2F
tel.075-702-7918
窯出しして、あー、カップが全部ボツ。
窯を焚いている時にはどちらかというと幾つか入れていた黒い釉薬の方が気がかりだったのに、そっちは無事でまさかこっちが逝ってたとは。白化粧の調合を間違えたとしたらその後作ったアレコレも全部ダメかと思ってどんよりしたけどどうやら原因はそこじゃなさそう。
こーいう事は引きずるタチだけど、節分のお参りに行った時に引いたおみくじには「あまりひとつの物にとらわれて役にもたたぬことを思ってはだめです」とあるので、まずは明日納期が遅れる事を謝って、切り替えて作り直すことにする、まだ間に合う、間に合うはず。
一緒に入れていたテストピースがなかなかの色味で出てきたのは救い、少量の調合なのでまだ完成とはいかないけどこれは次のステップに進めてみる、上手くいけば3月にいくつか予定しているどこかの企画展でこっそりお披露目したいと思ったり、そんなに慌てなくてもいいと思ったり。
月曜日にモタつくとその週はなかなかペースが掴めなくなってしまうことが多いので気をつけている。ここのところはNHKラジオ第一、朝8時頃からの「すっぴん!」月曜日と金曜日を毎週楽しみにしているのでラジオを聴きたいが為にとっとと出勤できるので非常に助かっている。
窯詰めも完了、明日やっと今年初めての本焼き。
とある製陶所が廃業され、使えそうな物があったら頂けるとのことでいそいそと出かけてきた。しーんとした工場の中には、この仕事を始める時には喉から手が出そうな位に欲しかった台車や、石膏型に木箱、窯道具などもっさり。さすがにもう台車などは置くスペースが無いので、重ねると棚のようになる(呼び名はしらん)木箱狙い。木箱に入っていたこれから焼かれるのを待っていたであろう生地を複雑な気持ちで押しのけて、せめて道具だけでも引き継がせてもらいますの気持ちを頼りにいっぱい頂いてきた。帰りがけに出来上がった製品の土瓶まで頂いちゃって、帰って早速ストーブの上に置いていい感じ、しみじみと眺めています。
こういう情報は産地に居ない自分のような者には本当にありがたい、常滑の重鎮の愉快なおふたり、どうもありがとう。
今日はさっそく寒空の下、長靴に手袋、防寒完全装備でそれらをせっせと水洗い〜仕事場の模様替えと相成りまして1日が終わってもうた、しかし心地よい疲れ、今夜はよく眠れそう。
今さら。
とっくに年は明けておりますし、仕事も始めております。
今年は暖かい正月だと云われましたが、数日足を踏み入れなかった仕事場はとんでもなく寒かったです、正直外にいる方がマシでした。
少しづついつものペースに戻る中で、年末に会った人々からそれぞれ真面目だの性格が暗いだの言われたことが無性に気になってきましたので、真面目はともかく、今年はもう少し明るくなれるように心がけて参ります。
今年もどうぞみなさまご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
早速ですが!
昨年末に終えた個展の品物から幾つかを1月8日午前10時よりweb展としてオンラインショップ「8Netz」でご紹介いただきます。
どうぞみなさま奮ってご覧ください(12日迄)
・・・・・
:シネ部:
「 」(1本目)
近年稀に見るほど眠気と戦ったので、そういう意味では忘れられない作品となりましたのでタイトルは言いません。
27日をもちまして、埼玉acht8での個展、終了しました。
12月下旬というただでさえ慌ただしい会期であったのにもかかわらずお立ち寄りいただいた方々、DMを設置してくださった関係各位、気にかけてくださった方々にはありがとうございます。
思いつきの試みを引き受けて下さりシュトーレンやパン、焼き菓子などを提供してくださったGardenBreadにもありがとう。埼玉のお客さんが美味しそうに召し上がっている様子は我が事のようにうれしかったです。三重の店舗で例年よりも早くシュトーレンが完売してしまった事について、南紀にもついにシュトーレンブームがやってきたと仰ってましたが、こちらが横取りしたのも一因ではないかと少し責任を感じております、手に入れる事の出来なかった南紀の方には申し訳ありません。
acht8店主の谷藤夫妻にはいろいろ細やかなお気遣いを頂きまして、制作中から会期が終わるまで本当に気持ち良く仕事することが出来ました、事務処理能力とお人柄のおかげさまです、ごちそうプレートも美味しかった!ありがとうございます。今回は飲食併設の店舗ということで、実際の使い心地をお試し頂きならの展示が出来て非常に面白かったです。唯一、初日の店番はお客さんや知人とわいわいしている間にあっという間に過ぎ、店主とじっくりお話し出来なかったことは悔やまれてなりません、これはまたどこかでリベンジさせて下さい。
というわけで、
実店舗での展示は終わりましたが、1月8日午前10時からはweb展としてオンライショップ8Netzで幾つかの品物をご紹介いただきます。
どうぞ皆さま奮ってご利用ください。
現場へは当日入り、同じく当日着のガーデンブレッド便より早く着くべく、早めの列車にしたにもかかわらず遅延やらなんやら、焦りだした頃にパンが届きましたの報せ、ま、負けた…悔しい、しかし本人も開店前に無事到着、初日はお天気に恵まれました。
展示は店主にお任せ、品物たちがお店にしっくり馴染んでてほっとした。
自分で並べるのも嫌いじゃないけどついワンパターンになりがちなので人に並べてもらうとまた新鮮。
真ん中のケースには耐熱モノ。どこから眺めても全ての色がチラリと見えるトコがいい、バターケースの木の蓋の存在感もいい。
ガーデンブレッドのコーナー、シュトーレンとブラウニー、バナナケーキが並びました。
毎度ながら心配しながら現場へ向かいましたが、初日にはうなだれて部屋の角を眺める間も無く開店早々から閉店まで、いいペースでお立ち寄りいただき、皆さんがじっくり器を選んだり、お食事を楽しんでおられる姿を眺めていて嬉しくて泣けそうだったので堪える為にこっそりエアーで鼻歌を歌っておりました。
これまでにお越し下さった方々にはどうもありがとうございます。まだの方は現場へ是非とも足をお運び下さい、会期は27日まで無休、25日からは特別メニューのごちそうプレートもお楽しみ頂けます。
明日19日から、個展始まります。
こちらはすっかり発送を終えて、今頃荷解き〜展示作業をしてくださっているacht8さん、シュトーレンや焼き菓子の梱包に奮闘しているであろうガーデンブレッドさんなど関係各位に申し訳なく思いつつ、一旦腑抜けております。
埃っぽい仕事場からacht8さんの空間へ、ちょっと余所行きの顔になっているであろう品物たちとの再会や遠くのあの方がいらっしゃるとかなんとか、スペシャルなメニューは私も頂けるのかしら?などなど楽しみに明日は現場へ向かいます。
会期は19日〜27日、会期中無休。
年末の慌ただしい折ではありますが、みなさまのお越しをお待ちしております。
いよいよ今週末19日からと迫ってまいりました個展、いろいろありながらもみんな無事に焼きあがり発送作業に勤しんでおります。
会期中のメニューにつきましてのお知らせ。
会期中は出品する器で提供していただきます。
(写真はイメージ)
展示に合わせて、少しごちそう感のあるメニューをということで考えて下さいました。
お楽しみいいただける日は、
12/19(土) 20(日) 25(金) 26(土) 27(日)
19日からの2日間と、25日からの3日間では違う内容だそうですよ。
以下はacht8からのお知らせ。
ガーデンブレッドさんのシュトレンなどももちろんお出し致します。
*いずれもその日ご用意した分がなくなり次第終了です
*お店が狭いのでご予約はお受けしておりません。
*ごちそうプレートの時はパスタはお休み致します。ご迷惑をお掛け致します。
GardenBreadからは、シュトーレンとバナナケーキ、ブラウニー、食事の付け合せとしてカンパーニュがやってきます。シュトーレン以外は初日からの週末がメインで無くなり次第終了となりますが、この機会に是非お試し下さい。
・・・・・
いつもの白いプレート、ちょっとギョッとするぐらい青いリム皿、蓋付きでスタッキングも出来る、それがなんと耐熱で蓋が鍋敷きにもなる、という我ながらいい事を思いついたもんだと感心しているキャニスター。
特にキャニスターは蓋がぴったり合った時の快感を味わいたいが為に闇雲に作りました、それらの使い心地もこの機会に是非お試しください。
鈴 木 史 子 展
2015.12.19 sat - 27 sun 会期中無休
11:00-19:00
*19日 本人在店
at:a c h t 8(アハト)
埼玉県入間市東町1-2-25
tel. 04-2946-8412
会期中にクリスマスを迎えることもありまして、カフェ併設の店内では三重県の小さいパン屋さん、GardenBreadのシュトーレンや焼き菓子を召し上がって頂こうと企てています、テイクアウトもアリです、詳細は決まりしだいお伝えします。
肝心の品揃えの方は、定番の白い器に青と黒、耐熱も黄色と黒、幅広くご覧いただけたらと思っています。アハトさんの空間に似合いそうな物、贈り物も意識しつつ、まだまだ鋭意制作中!
やっと実現した木工の松本寛司さんとの合作「バターケース」もお披露目出来そうです、これがなかなかいいんです、どうぞお楽しみに。
:追記:
バターケースは正方形と長方形、バターナイフも付いてます。
ノミ跡のポコポコが気持ちいいので撫で回したくなりますが、ぐっと堪え、手垢のつかないうちに発送しました。
苦手なロクロ、土鍋に取り掛かるのが億劫で(もちろん他の作業はしつつ)映画観に行ったり、RAINBOW聴いたり、ヒトの展示を見に行ったり、バブーシュカでうまいカレーを食べたり、材料の買い出しに行ったり、飲みに行ったりしてたけど、ついにやることも尽きた。
しゃーないので渋々取り掛かってみたらあら不思議、スイスイ挽けた。そういや今年の上半期は苦手なサイズのロクロにえらく苦戦していた(が、やりきった)、おかげで少しは技術が向上したのかしら、だとしたらうれしい、気のせいでもいい。
しかしこの気候、全く乾かないので削って組み立ては明日以降、作業の続きが楽しみ。
・・・・・
シネ部
「恋人たち」(14本目)
すごくよかった、見終わってからも数日じわじわ、エンドロールの途中で席を立つと損するよ。
7回目のクラトコ、終わりました。
1日目は良い天気でワイドシフト。
2日目は恒例の雨、おるがん社の新社屋に間借りしてのコンパクトシフト。
今年で7回目のクラトコ、2日とも晴れるのが当たり前だと思っていたあの頃はもう遠い日の思ひ出、今年も雨でした。こちらも慣れてしまっているので「風がないから今年は過ごしやすいね」などテントの中ではおかしな会話を繰り広げたりしていました。
好天だった1日目はお客さんも多め、賑やかで目まぐるしく過ぎました。途中てんてこ舞いになっているのを見かねて、お客さんで来ていた旧知のご婦人方がサポートして下さり本当に助かった、気づけば遠慮なく指示している自分、おまけに行列必至のケーキまで差し入れしてくれるわでありがたい限りでした。
そうそう!業務連絡でお詫び、1日目に黒いお皿の値段札を1点書き間違えていたのに終盤になって気づきまして、お会計の時に数人の方の反応に違和感があったのはそのせいだったのではと思われます、申し訳ありませんでした、決してぼったくった訳ではありませんのでどうか悪く思わないでください。
2日目は朝から雨、それはそれでお客さんとも出展者ともゆっくり、雨になるとより出展者同士が団結する効果もありこれはこれで悪くない。こちらもお買い物に繰り出したり、食い倒れたりしながらのんびりぼんやり楽しく過ごしました。それにしても雨の中でも出かけてきてくれるお客さんというのは尚更ありがたいものですねー。
今回は密かに展示台の脚がバージョンアップしていたのですが、それにも多大なるご協力いだだいた方がありまして、そんな事とかも含めて、周りの人々に恵まれていることのありがたみをしみじみと噛み締めておりました。
なんだかありがとうの安売りみたいになってますが、とにかくありがとうしかありません。
この2日間、お馴染みの方、遠方からはるばるの方、ご無沙汰していた人にも会えて嬉しかったな、小さかったご子息がいつの間にか大きくなっててびっくりしたり、初めましての方にもじもじとご挨拶できたり少し仲良くなれたり、年に一度ここでしか会えない方々の相変わらずな姿にほっとしたり、クラトコへお越しの皆々様にありがとうございます。
来年もクラトコできそうです、もう虚しく晴れを祈るのではなく、現実を見据えて雨具を充実させる決心を致しました。
また大曽公園でお会いできますように。
・・・・・
ぼちぼち、車に満載の湿って泥だらけで落ち葉のくっついた現実をやっつけて、先へ進みます。
この季節、窯の余熱はねこに人気。家で見かけないなーと思うとだいたい窯の辺りに居る。
いよいよクラトコへ向けて、あとひと窯となりまして。昨日焚いた窯を明日出してすぐ詰めて、明後日焚けば仕上げや荷造りなどいいペースで出来るんじゃないかと目論んでいる。が、うっかり明日は出掛ける予定(仕事ではない)を入れてしまって、これも譲れないので、少しでも早く窯が出せるようにただでさえ無理して朝早く焚き始めている窯をさらに2時間早め、寝床から這い出して点火してみた、思いどおりに行くかどうかは明日の朝の窯の温度次第、ドキドキ。
寝ぼけていたせいか、またもや煙突を調整する板を頭突きで割ってしまった。こんなことは想定内なので予備を完備、しかし予備の板は少し小さいので、いつもより隙間が出来てしまうのが気がかり。これによって窯の内部に影響がなければクラトコへはいつもの白い器と、黒や青の器も少し多めに、いいパランスで並べられるのではと思っている。
・・・・・
シネ部
「キングスマン」(13本目)
どうやら特別上映だったらしくうっかり4DX初体験、仕事してるよりくたびれた。
そろそろクラトコへ向けて作る方はキリにして、乾かす間にこれまで焼けていたものの仕上げや釉を作り足したり、土を再生したりの雑事をあれこれ。ここんところの晴天続きはありがたいけどもー、この晴れをクラトコの為に取っておきたい、今年こそ2日間共にお天気に恵まれますように。
なーんて呑気なことを言いながら耐熱の窯焚き中。この黒と黄色は釉薬の特徴が違うので一緒に焼くのがなかなかに厄介、別に焼く訳にも行かないのも厄介。この前、少し焚き方を変えてみたらいい予感がしたので今回も同じように焚いてみようとしている。昨シーズンには黒を全滅させてしまった事もあるので頭の芯が非常に緊張している。
クラトコ vol.7 2015
2015.11.7 sat 10:00-17:00
8 sun 10:00-16:00
雨天決行、天候により変更がある場合はこのブログでもお伝えします。
at. 大曽公園
常滑市大曽町6-3
*駐車場はありますが、数に限りがありますのでできるだけ公共交通機関をご利用ください。
*バスでお越しの方 知多バス 常滑線
半田方面から「窯業センター前」
常滑方面から「青池」 下車が便利です。
お問い合わせ:[email protected]
(当日のお問い合わせ 0569-35-2797 大曽公園管理事務所)
涼しくなったのはいいけれど、今度は雨ばかり、もう秋なのか。
あまりに暑かった日が辛すぎて記憶から消去されているようで夏があっという間に終わった気がする。
できれば今作っているモノが乾いてからにしたかったけど、それを待っていたらズルズルと遅れてしまいそうなので、しばしの晴れ間に素焼きの窯詰め、いざ詰めてみたら満杯になったのでいい決断だったと言えよう。
ここんところは家庭の事情で雑事も多く、おまけに楽しい誘いやらもあったり、映画観てざわざわしたり、いろんな感情が自分の中で渋滞を起こしている、秋の繁忙期に向けてそろそろさすがに落ち着きたい。
ある日には同業婦人の集いin 蒲郡。お昼にカレー食べて、お茶飲んで、せっかく遠くからきたからとラグーナにまで寄っちゃって海の幸をお買い物。それぞれ日中は埃っぽい仕事場に籠もりがちだからたまにはこういうのもいいね。
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ここんとこ観たものまとめて
シネ部
シネマ歌舞伎「大江戸りびんぐでっど」(10本目)
「野火」(11本目)
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明後日8日(火)より、アサヒ美術さん企画の「絵画と器展」、アサヒ美術所蔵の絵画や陶磁器を廉価で展示販売という催しに、自分の器の中からB品というのかな、試作品や型落ちや規格外になってしまったモノ、そこはかとなくアレなモノをいくつか、普段よりお手ごろな価格で並べて頂きます。ばらんばらんな品揃えになるかと思いますがその中から使えそうな器を見つけていただけたらと思います。
「絵画と器展」
9.8 tue-13 sun 10:00-17:00
会場:ギャラリー公園通り 〒440-0806 豊橋市八町通3-26
お問い合わせ:アサヒ企画 090-9224-8863
今朝窯出ししようとしたら東向きの窯には太陽ギラギラ。なるべく暑さから気を逸らせてやってても、冗談みたいに額から汗がボトボト落ちてくる。それが焼きたての品物にかかるのは不愉快なので、気を使いながらやっていたらやけに手こずった。
サッカー選手とかがよく額につけているゴムバンドみたいなの、かねがねあれはなんだろうと思っていたけど、もしかしてこういう時に役に立つものなのかしら。
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シネ部
「日本のいちばん長い日」(8本目)
「この国の空」(9本目)
先月はPLATで「cocoon」
私ごときにもこの節目の年、気にせずにはいられない。
言いたくないけど毎日ひたすら暑いので、先日は休息の為のお休みとしてエアコンの効いた部屋でほげーと過ごそうと思っていた。
そんな時に限って部屋の隅、ずっと見て見ぬ振りをしていた本棚のブラックホールと化した辺りが気になり出し、気になり過ぎたので涼しい部屋での作業ならいいかと少しだけのつもりで片付けて始めてみた。
するとよくもまあこの狭いスペースからという程に要るものから要らないものまで山ほど、いつか買おうと思っていた本までも出てきて、さすが自分趣味が合うな、などと感心している場合でも無く(読んだのか読んでないのか)気づけば本棚とちょっとした棚を汗だくになって全部ひっくり返していた。こうなるともう元に戻さないと生活にさしつかえるのでやむおえず、戻す作業は嫌々ながらも要らないものを処分したら一つ家具が必要無くなるまでに片付いて非常にさっぱりした。
暑い中でポットミルを半日回していたら、中の釉がいい湯加減になっておりました。
こんな時季には「窯焚き大変ですよねー」とお声掛けいただく事もあるけど、実際は窯につきっきりで薪をくべている訳ではなく(うちはガス窯、外にある)夜などは涼しい部屋で何かと余所事をしながら定期的に温度をチェックしたりガスの圧力を上げているだけなのでさほどでもない。
問題は窯詰めと窯出し。
以前は夏でも余熱で熱かろうが、どんなに窯に直射日光が当たってようが関係なく仕事のタイミングで取り掛かったもんだけどもう無理、無理しない。
窯詰めは夕方からでそれにて終業、帰宅後すぐにお風呂入ってエアコン効いた部屋でハイボールなんてのが最高の段取り。
化粧掛けしたものが崩れ落ちるほどの湿度にうんざりした時にはとにかく早く梅雨が明けて欲しいと願ったもんだけど、明けたら明けたで急に暑い!暑いの嫌い。
こうして基本ビリビリしてるもんだから、かえって仕事場でのささやかな事が楽しかったりする。
アイスがしみじみ美味しかったり、日が暮れた頃を見計らって窯を詰めている時にたまに吹き抜ける風が本当に気持ち良かったり、ねこが変な場所で寝てるのが面白かったり、湿気のせいか壊れかけていたFAXと電卓の液晶画面が徐々に回復していくのを見守ったり、今日から始まった「子ども科学電話相談」も安定の面白さ、ラジオといえば昨日の「音楽とコトバ」も良かったな。
乾燥のスピードに追い立てられたりもするけど、なるべく面白がる方向で嫌いな夏を乗り越えたい。
:シネ部:
「ラブ&ピース」(6本目)
「きみはいい子」(7本目)
このままずっと晴れないんじゃないかと思うほどに雨が続いて、やっと今日午後になって久しぶりにお日様を見た、わざわざ日を浴びた。
先日はちょいと京都へ行ってきた。
小さい部屋の企画展「絵本と猫の原画展」、小さい部屋の7周年、トラネコボンボン、猫、てなキーワードが並ぶとなると何としてでも駆け付けたかった。せっかくなのでなちおさんのカレーが食べられるキャフェ・ド・トラニェコ開催中にお邪魔した。限りあるカレーにもギリギリ間に合って、原画の展示もうっとり拝見、お馴染みの面々にもモジモジしながら再会を喜んだり。
これまでの絵本、どれもそれぞれにいいんだけど、「CAT」は絵や装丁、紙の質、本文の仮名遣いや字体までも好きすぎる。本の帯がねこのしっぽになってるのもたまらん、じっくりと気に入ったのを選んだ。
なちおさんにお願いして生ねこちゃんを描いてもらった、あの絵が、あの字が、目の前で描かれていく経過に感激、またひとつ大切な本が増えた。
この展示は京都小さい部屋にて、14日まで開催中。
帰ってからも絵本を捲りつつ、小さい部屋に漂っていた空気の余韻にひたって過ごしている。
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本当はね、せっかく京都まで行くから足をのばしてあちこちへと考えていたんだけど生憎の雨と名残惜しさで日が暮れる頃まで小さい部屋にどっぷり、帰りにちょっとだけとか言って一旦別れた友人を再び呼び出して連れてってもらった「鈴や」がまた良い店で、美味いツマミとお久しぶりで話しが弾んでしまいちょっとだけとはいかずに結局ギリギリまで。また京都で好きな店が増えた。
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で、たまたま重なって翌日はPLATで観劇。ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」セリフの中につい自分も言っちゃう言葉を見つけて可笑しかったり、兄妹の関係、おじさん演じるお母さんがやけにリアルなのにドキッとしたり、視点を変えたら残念な事も笑い飛ばせちゃうかもと思えた。岩井さんのアフタートークもフランクでとても楽しめた。ハイバイ、他の演目も気になる。
明け方の雨のせいで寝不足、どんより出勤、雨は止まず。
まずは組み立てて熟成させておいたポットの化粧掛けに取りかかり、いくつか掛け終わった時に振り返ったて見たら取手が崩れ落ちていた。
「・・・」(ショックとかいうのともちょっと違う)
しばらく拗ねていたけどしゃーない、気候と化粧掛けのタイミングを見誤った現実を受け入れて、まだ息のあるモノを救っている間に残りの分をもう少し乾かしておくことにしたけどなに?今日の天気、結局どんなに待ってても乾かなかった。
切り替えて他の作業をという気分にもなれなかったので、今日はほとんど作業が捗らなかった。それを激しく悔やんでいるのを窯を焚いているという(働いている)事によってギリギリ心の平穏を保っている。
昨日無理して窯詰めておいてよかった、せめて窯焚きは無事に成し遂げたい。
大阪、ama Galleryの「お茶の時間」、本日終わりました。
店主のご厚意に甘えて現場へも伺わず、お任せっきりになってしまいましたが、お越しくださった方々にはありがとうございます。
そんなことを頭の片隅で気にしつつ、昨日は出不精の為にため込んでいた出かける用事一気にやっつけた。ほぼ休日のような1日だったのに、今日は普段よりぐったりくたびれていたのは何故かしら。我らがドラゴンズが不甲斐なく負け続けているのも原因の一端にはあると思う。
さておき
長いこと公私共々お世話になりました札幌のkohzeさんが惜しまれつつ明日(28日)の営業をもって閉店されるそうです。数年前の札幌では店主徳木さんに連れてってもらったすすきの楽しかったなー、そういやその時に二人揃って我が強いとMっちゃんに叱られたこともいい思い出となっています。引き続き「私」の方では何かしらご一緒させてもらいたいです、10年間!おつかれさまでした。
:シネ部:
「海街diary」(5本目)
引き続き千本ノック(千個も作らないよ)先のほどじゃないもののそこそこ難産、気長な自分にもさすがに飽きてきてて、また今日もアレか・・・な日々でもひとまず数はクリアできた。やっと通常業務に戻れると土をいつものヤツに切り替えようと思ったら、肝心の石膏板が赤土まみれで直ぐには使える状態じゃなかったので、やっぱりもう一山ノックを受けておくことにした。するとどうでしょう、これまで感じたことない作り心地、昨日は数をこなせたとはいえ達成感もイマイチだったのがここへきて手応え充分、最後の一山を噛み締めるように挽くことができた。もしも昨日の時点で終わりにしていたら、時間をおいてまた作る機会があった時に苦手な印象での再会になるところだった、如何に終えるか、ヒトもモノも別れ際は大事。
とはいえやっと成形が出来ただけなので焼くのはこれから、この前、中途半端に煙道を掃除してしまったせいか原因は別にあるのか?最近窯の雰囲気が変わっているので気をつけて焼かないといけない、まだまだ油断はできない、ふぅ。
:シネ部:
「あん」(4本目)
お茶の時間
原田晴子 金成潤子 鈴木史子
2015.6.3 (水)-27 (土)open:水・木・金・土
11:00 - 17:00
ama Gallery アーマギャラリー →*
〒599-8262 大阪府堺市中区八田北町891 tel.072-279-7626
ここんとこ、ずーっと同じ器を作り続けている。
とある所からの頼まれ物で、同じサイズで2パターン、数もそのサイズとしてはなかなかのボリュームなので期日までに全て焼き上がるのか、それ以前に苦手なサイズ感なので、ちゃんと成形できるのか気が気じゃない。
作り始めは想定通り上手く出来なくて挽いても挽いてもボツの山、心境は千本ノック、投げ出したろかと思う瞬間もありつつも辛抱強く取り組んでいたら少しづつボツも減ってきて、コツも掴み、数をクリア出来る今日になってはもう目を瞑っていても挽けるんじゃないか(大げさに言うと)と言える位までになった。最後のひとつあたりにはもう名残惜しいぐらいだった。
でもここで浮かれてる場合でなく、直ぐにもうひとつのパターンに取り掛からないといけない。これまた作り慣れない形なので、また千本ノックの日々を繰り返すかと思うとゾッとするけど、出来るようになるあの快感をまた味わえると信じてがんばる。
昨日は午前中の任務をこなしてからいそいそと岐阜、STENPORTで開催中の左藤さんの展示をご本人在廊目当てに出かけた。ちょうどのんびりしていた時間だったのをいいことにあれこれ喋りまくってしまった、こんなによくしゃべっている自分が自分で意外だった、本当はもっと聞いてみたいこともあったのによくもまあいらんことばかりを。左藤さんのお人柄のおかげさまと、行きの電車で爆睡していたので寝起きのおかしなテンションだったのだと思います、失礼いたしましたが私は楽しかったです。
ギャラリーでは散々迷って、夏の仕事の活力源、梅酢の炭酸割り用に小さ目のモールのコップを買った、涼しげ。今日は暑かったのでせっかくなので今年のサワー初め、ついでにおかしなテンションのまま名駅に新しくできたゴントランシェリエで並んでまでしてパンを買ったついでのスコーンで3時のおやつ、粉もんにサワーは合わなかったのでコーヒー淹れたけどね。
人の素焼きの失敗談を鼻で笑いながら聞いていたのに、この前素焼きしておいた品物を釉掛けの為に仕上げていたらいつになく皿が切れていた、日程前倒しで急遽焼いたから乾きが甘かったかも、重ね方にも少し心当たりはある、それと人を笑ったバチが当たったんだと思う、反省。
無事な皿を集めて窯を詰め終えたのに、こんな時期に台風ってどうよ。明日点火するつもりだったけど、風が怖いので様子を見てからにする、これはまだ慌てる必要のない窯なので確実な日に焚けばいい。
風といえば昨日も凄かった、多肉すら枯らすことで定評のある自分が、いつになくせっせと育てていたカシワバアジサイの鉢がいつの間にかひっくり返っていて、せっかく蕾を付けた枝が折れてしまってしょんぼりしている。
うつわとギャラリーの寓での個展、終わりまして、お越しくださった方々にはありがとうございます。芳名帳から会いたかった方々のお名前を見つけたりして悔しがっております、もっと店番したらよかったかなー。
DMを設置してくださった関係各位、会期中にSNSで話題にしてくださった方々、寓ファミリー並びにスタッフの方々にもありがとうございます、お陰様で会期を楽しく終えることができました。
今回の印象としては、いつも以上にお客さんから「これ、何に使うの?」と尋ねられた気がします。あまり具体的な用途から器を作ることが少ないのでまともに答えられなかったのが悔やまれますが、それなりの用途を見つけて楽しんでいただけたらと思います。
店番のスピンオフとして、ここは以前の勤め先の近くなので、空いた時間には当時よく行っていたお店でマスター親子と10数年ぶりの再会をしたり(覚えててくださって感激)よく昼休みにお弁当を食べていた公園や豊川稲荷近辺を散歩したりして、改めて原点に戻ったような、懐かしがれるお年頃になったのも実感しました、とてもいい時間でした。
またそのうち、タイミングを見計らってまた寓でお会いできますように、その時には更に良いものがお披露目出来るように精進して参ります。
無事に初日を迎えることが出来まして、店番して参りました。
恵まれ過ぎたお天気と地方選挙の影響か、のんびりとした初日となりましたが、早々に遠方からはるばるやお馴染みの面々、どこからともなく聞きつけてきた幼馴染、久しぶりすぎて名前も思い出せない方などコアな方々にお立ち寄りいただき、空いた時間にはギャラリーの新しいスタッフの方と親睦を図りながら楽しく過ごしてきました、しみじみありがたいことです。
会期はまだまだ、作りすぎたおかげで見応えたっぷりです、次の店番は日曜日ですが不在時にこっそり見るのもアリです、そーいうの自分もよくやります、皆様のお越しをお待ちしております。
昨日の窯焚き中、前の一件もあるし気まぐれにバーナーを覗きこんでみたらうっかり別のバーナーのヘッド(前に割れてた部品)に大きい亀裂を発見してしまった(見なきゃよかった)これは焚き続けていいレベルなのか判断できなかったので何かあった時にはすぐに火を消そうとこまめにチェックしながら内心ヒヤヒヤしながら焚くことになりものすごく神経を消耗した。
幸い無事に焚き終えることができて、明日窯出し、直ぐに詰め替えてまた焚く予定だけどもうこんな思いをするのは勘弁なので部品を交換してからにすることにした。発注した部品が届くのは明日以降になるので個展に向けての最後の窯焚きが1日遅れて搬入当日の窯出しになってしまうけど、これまた幸いほぼ地元での展示ということで搬入時間を少し遅らせてもらうだけで大きな問題は無い、つくづく今度の個展が近くで良かったと思っている。
これまでほとんどメンテナンスいらずの優秀なヤツであったこのガス窯も、10年以上使ってたらそりゃ何かあるよ、って窯屋のおじさんも言ってた、確かに。
使ってるヒトの方もあの頃より随分くたびれてきたし。
毎度ながら実用的な物だらけの今回の展示に、ちょっとしたアクセントになればとドーナツ状のプレートを作った。
壁にも掛けられるし、人形も並べられる(人形は展示には登場しません)何かしら用途はあると思う。
シネ部
「味園ユニバース」(3本目)
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