HELLO,10th Anniversary
おかげさまで9月2日に、フランジパニは10周年を迎えます。花のカタチのうつわ、花柄の模様が入ったうつわ、花を活けるうつわ。花いっぱいのフランジパニで皆様をお待ちしています。
2014.9.2 [tue]-9.9 [tue] 会期中無休
10:00-19:00
福岡市早良区南庄6-10-25 tel.092-821-1218
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10周年、おめでとうございます。
この展示の為に(もったいぶってみる)花柄のうつわを作りました。
火曜日〜水曜日は上京。
メインイベントは大人計画+劇団新感線で大人の新感線「ラストフラワーズ」at赤坂ACTシアター。良い席が取れてえみちゃんお手柄。盆と正月がいっぺんに来たお祭りみたいなお芝居で終演後も夢でもみてたかのようにぼやっとしてしまった、自分も最後ぐらいはひと花咲かせたい。
その後新宿ゴールデン街へ繰り出し、あの店へ。同行者のご縁で思いがけない方とご一緒出来てその時もまた夢を見てたようにぼーっとしてて今となってはもっと気の利いた会話をしたらよかったと後悔している。カウンターで隣り合わせた人などとも親交を深め、ついつい深い時間まで飲んでしまった。
先に所用があって吉祥寺まで繰り出したので、せっかくだからわが町では食べられないようなオサレなランチを食べよう!(イメージとしてはエッグベディクトとかパンケーキとか)とか息巻いていたのに結局井の頭公園の焼鳥「いせや」に落ち着く、平日の昼間だというのに見回してもみんな飲んでて心強かった。
酒気を帯びて灼熱の中ブラブラ(とにかく暑かった)気になっていたお店などはことごとくお休みで残念だったけど、メインの任務は遂行出来たのでよしとする。
翌日はのんびりスタートで築地へ、美味しい物好きな同行者の買い物っぷりを頼もしく見守りながら自分は乾きものや道具を中心にお買い物、お昼のお寿司はさすが築地といた具合に美味かった、もちろんビールも頂く。
ナマモノの荷物が増えた同行者とはここで解散、とにかく暑い日で挫けそうだったけど休み休み二子玉川まで足を延ばしKOHOROで左藤玲朗さんの個展だけは拝見して無駄に屋外をブラつくこともなくさっさと東京駅へ。帰りの電車まではまだ時間があったので東京ステーションギャラリーで鈴木治展。既に瀬戸で観ていた展示だったけど場所が変われば目に留まる作品も違うものであらためてじっくり鑑賞、東京駅の裏側に潜り込んだような美術館自体も面白かった。
帰りの新幹線で何を食べようか選び放題の大丸地下でさんざん迷って結局天むすを選んでしまったのには軽い敗北感を覚えたけど間違いなく美味しかった。
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土曜日にははるばる福岡からフラパニのシュンイチロウ氏が来豊、仕事場で秋の2人展の打ち合わせなどさくっと済ませてから空港までの送迎がてら常滑観光に便乗。金成さんも合流してまるは食堂行ったり、常滑焼きまつりへ行ったり。何故かそこで椅子を買う金成氏、自分もいい感じの植木鉢を見つけたり(しかし重かった)シュン氏はこれから福岡まで帰るというのに大物を手に入れたりと気付けばみんな大荷物になっていて可笑しかった。
シュン氏を見送ってから夜は伊藤家と合流、ここ数年混ぜてもらっているまつりの打ち上げ(とかいいながらついに今年は誰も出店していない)でいつもの「湾」へ。なんかここへ来ると夏が終わったような気がするようになってきた。今年は珍しくノンアルコールでの参戦のおかげで〆のおにぎりが余計に美味しかった。締まり無くお分かれして帰路についたけど、翌日、思いがけない訃報が飛び込んできて、改めてこうして毎年変わらず集える事が有り難いと、もっとちゃんと挨拶してから帰ればよかったと思った。また来年、といわずそれ以外でもみんな元気にご一緒出来るといい。
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こうして夏休みはおしまい。
今週からは本格的に秋のロードに向けて励む所存でございます。
これ以上帰省する先もないのでお盆も通常業務、の中でよそ事もしてみたり。
以前お店で使っていたスピーカーを仕事場に設置した、肝心な所は中西さん出動でいつもお世話になります。掃き溜めに鶴感は否めないが仕舞い込んでおくのも勿体ないから。威力を発揮させるにはもう少しボリュームを上げたいとこだけど、隣人のご迷惑になりそうなので自粛。家の小さいboseも同じような事情でボリュームを上げないので宝のもちぐされ、しかも家ではそれでAMラジオばかり聴いている。
そんなことしてたら古くからの友人ファミリーがはるばる山梨からやってきた。営まれているカフェで器を使ってくれていたり、SNSでのやりとりで何となく近況などはお互いに知っているけど地元で直接会うのは本当に久しぶり、前に会った時には存在していなかったご子息ももう年長さんとのこと、ヘタしたら10年レベルのご無沙汰かも、懐かしい元気そうな笑顔に本当にほっとした。夜はもちろん繰り出して(百万石からのかるとんルート)あれこれいろんな話して、飲んで、食べて、飲み過ぎて、お陰さまで思いがけずお盆っぽい気分を味わえました、お土産のぶどうもうまし!(桃は明日のお楽しみ)ありがとう。次はこちらが山梨へ出向きたい、ぶどうまつりというやつが気になって仕方が無い。
作りかけでずーっと放置していたピッチャー、どうやら本人があまり気に入ってなくて先に進めなかったっぽいので注ぎ口などを改めた。
(これがベストだとは思わないけど)前よりは断然よくなったのでやる気が湧いてきた。この方向で進めていって幾つか作る間にしっくりくるはず。
あとは秋の企画展に向け自己満足的な新ネタをこっそり(気付かれない程度に)ご披露したいと思ってロクロを挽いているがこれがなかなかに手強くて揃わない。連日ただロクロの練習してるだけになっててもどかしいけど、今となってはスイスイ作っている平皿も作り始めはこんな感じだったことを思い出してこの山も乗り越えられたらと思っている、てっぺんからの眺めはさぞかし気持ちよかろう。
朝イチから素焼きを窯出し→釉掛け→本焼きの窯詰め、てな流れの業務。夕方からは毎年お楽しみのアレに出かけるので普通のペースなら窯詰めまではやりきれないと見込んでいたのがなんと午後4時前に窯詰め完了というミラクルが起こり心置きなく出かけることができた。
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:アレ:
年に一度のお楽しみ豊橋市民球場の公式戦、今年は広島戦。ドアラはなんかやってるし、ファインプレーあり、幻の日本最速球あり、エラーあり、乱入あり、からの藤井くんのサヨナラ弾ありと思い返してみたら忘れられないような試合だったのに日中の奮闘のせいか熱中症気味でいくらビールを飲んでもテンション上がりきらなかったのは心残りではある、でも野球はいいね、面白い。
今日現在今シーズンの生観戦負け無し、なんである。しかも濱ちゃんの緊急登板からの初勝利初完投とか、朝倉(敬称略)の1403日振りの勝利とかメモリアルな試合を見れたりしててなかなかにツイている。
ラジオで心のお医者さんが仕事は成果よりも時間で区切った方が精神衛生上は良いというようなこと(ざっくり)を仰っていたのを思い出して、やりかけだったけど時間が来たので終業してみた、これはこれで余計モヤモヤするようなしないような。さすがに窯は目標温度になるまでは止められないのでもう少し。
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名古屋、mokodiさんにどっさり納品してきました、あの日の名古屋は猛烈に暑かったけど店内は品揃えや空調のおかげで非常に爽やかでした。webshopでもご紹介いただいているようなので遠方からも是非とも。
なるべく涼しい時間を見計らっても窯詰めは汗だく、終えたらシャワーへ直行。
仕事場とシャワーの距離感がなにより有り難い季節がやってきた。
いつもと少し違う形のマグ、取手をさんざん迷って結局いつもっぽいのに納まって数を作るうちにしっくりくる。こういうのが自分らしい形なのかと思ったりそこからなかなか抜け出せないことにもやっとしたり。
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おとといはティザーヌさんで開催中の金成さんの個展初日、夕方のんびりした時間を見計らってお邪魔して来た。お花いっぱいのディスプレイにもうっとり、自然と花器に目がいきます。肝心な器がちゃんと写っていないのには現場で是非どうぞの意図であり会期は6日まで、土曜日はまたご本人在廊するそうですよ。
うっとりのタイミングで偶然別方面から素敵な紫陽花を頂いたのティザーヌさんをちょっとだけ見習って仕事場にぶら下げてみた。キレイに乾燥したら個展で手に入れた花瓶に挿す予定。
なんとなく休むことに罪悪感みたいなものがあったのと暑さのせいで出かけっぱなからもたついてて、せっかく出かけるならついでにと思っていたスポットはことごとくお休みで無駄足となり、やっとのことで地元の美術館に到着して知人のグループ展を拝見、こちらも最終日で見逃さなくてよかった。この時点ではまだもう一件本日が最終日で気になっている豊田市美術館に行くかどうかを迷ってて滅多に寄らない美術館の喫茶店に寄ってみたりしてまたもやもたつきながらやっと決心した、行く方に。
ちょうどチケット売り場で真後ろにいらっしゃった方から招待券を頂いた、あのもたつきがここに繋がったかと思うと少し報われた気がした。一応自分から見たいと思ったものにはお金を払いたい主義ではあるが、せっかくなのでありがたく頂戴してその分で図録を買った。もともと写真集などで拝見していたけど改めてセンチメンタルな旅、陽子さんが亡くなった後の雪のベランダでのチロ(ねこ)の写真、おじさんのポートレイトなどにぐっときた。
チロの写真見てたらなんだかねこに会いたくなって寄り道もせずに帰ってきたのにねこはいつもどおり素っ気なかった。
ここんとこは窯焚いたり、焼き上がったものの仕上げ、納品先ごとの仕分けや梱包、発送などなど。それらもお仕事としては欠かせない行程でありながら、直接粘土に触らないと仕事をした気にならないという厄介な性分なもので日々の達成感もイマイチで燻っていて、そんな時はおかしな夢をみることがよくある。
ある日の夢は、いい肉(たぶん牛)が手に入ったので嬉しがってソース(レモンとか絞っていたけど、何味かは謎)を作ったりなど下準備も万端にして夕食に軽く焙って食べようと楽しみにしてたのが、帰宅すると肉は母によってカリッカリに焼かれていてがっかりしょんぼり、しかし母に悪気はなかろうと文句も言えずになんともやりきれない気持ちになる、というものだった。
肉が手に入った、という時点から夢だったのは非常に残念だけど夢でよかった。
それらの作業もやっと完了。もう心置きなく粘土に取りかかかれるので今夜はいい夢をみたい。
みたもの忘れないうちに。
・GALLERY SUZUKI 漂泊の想い 森川渉展
・細見美術館 琳派展16 光琳を慕うー中村芳中
・ギャラリーIDF 「思い出と引き換えに日常を取り替える」平松絵美展
各地でがんばる友人の姿に英気を養い、きゃわゆい琳派に和んだ。
:シネ部:
「アデル、ブルーは熱い色」 (4本目)
「グランド・ブダペスト・ホテル」(5本目)
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いつの間にか日も長くなり
ひっついて来るねこもかわいいものの暑苦しく感じられ
窯出しの余熱、窯詰めがしんどい気候になっていました
明日も窯焚き。
ポットの本体と蓋を作っている。
いくつか毎には気にいらなくて潰してやり直しを繰り返してたら潰すのにも慣れてきちゃって「あららまたボツ、てへへ」みたいになっていた。それではマズいと残り3個ぐらいでやっと気がついて、重い頭をあげてよく考えてみたら単に同じ失敗を繰り返しているだけだった。そこで思いついたより良いと思われる方法で残りの3個、まだ完全には習得できてないけど確実にいい方法を見つけた気がしている。
如何に頭を使ってなかったかという事にも気がついた。これはいけません。
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札幌パルコではパンフェス開催中、なんと明日(6/8)まで。
コウゼさんがパンにまつわるアレコレ持って参戦中、遠方より鋭意応援中。
窯焚きの寝不足は翌々日以降にガクッとくるかという件については、確かにそんな気がしないではないけどこんな事を確信しても仕方ないので気のせいだということにしておく。
そのおかげか、窯出しは済ませたけど土に触る気分では無かったので余熱を活用して窯にオキツモ塗った。
思い付きで始めたので、さほど作業着でもないシャツに錆やらオキツモを飛ばしたのは痛かった。
前はもっと窯焚き明けの日は寝不足でグズグズだった気がするけど、最近はさほどでもない。
これはもしや年を取ると筋肉痛が遅れてやってくるのと同じ類いの症状で、明日とか明後日とかにガクッとくるのではと思ったりして、じゃあこの前はどうだったかというとまったく思い出せない、これも加齢のせいかしら。
明日は少し意識して過ごしてみようと思う。
:シネ部:
河原雅彦が出てたやつ。(3本目)
じりじりと窯が出せるのを待っている、ただいま175℃。
以前の自分だったら200℃切ったらパカッと開けてしまっていたけど、年を重ねると臆病になるのか、最近は150℃を切るのを待つことにしている、冷め割れが怖いお年頃。
こうしてぼやっとしている時間が勿体ない気はするけど、出したらすぐに明るいうちに次の窯詰めをしてしまいたい。ある程度次の窯の分の釉掛けは既に出来ていて、残りは窯詰めの具合で進めたい。窯出しができるとそこからは時間との戦いになるので中途半端に他の作業に取りかかる訳にもいかず、今はやむおえずただぼやっとしている。
以上、今こうしている事に対する自分への言い訳。
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あああ、こうして持て余しているとうっかりAmazonポチッとしちゃうし、お願いだから早く冷めて・・・。
観てないし、正直興味も無いのに「ありのーままのー♪」と鼻歌を歌っていた自分にびっくりした今日は天気にも恵まれ、点火を忘れなかったおかげで出掛けられない窯焚き軟禁状態、ならば仕事が捗ったかと言えばさほどでもなく、ドラゴンズは連敗、唯一の救いはサッポロから新発売の新ジャンルのビール風飲料が好みの味だったこと。
「残った石膏の処分方法で揉めて、知人と声を荒げて言い争う」というイヤな夢から目覚めてどんよりした気分で迎えた今朝、ラジオを聴いていたらベテランのアナウンサーが言った「いいころかげん」という言葉が引っかかった。
その言葉の「ころ」の部分をこれまで、例えば「あんこ餅」を「あんころ餅」と言ったりするように「ころ」を付ける事で可愛らしさを醸しているのだと思っていた。「良い加減」を可愛らしく言うと「いいころかげん」、それをおじさん(失礼)のアナウンサーが言った事に違和感があった。
でもそれが「良い頃加減」だったとしたら、意味も分からないではないし、おじさんが言っててもおかしくない気がする。
そんな事に気がついて、気分が少し晴れた。
ついでに白状すると、随分大人になるまで「人混み」を「人ゴミ」(人がゴミのようにいっぱいいる状態)だと思っていたし、「あみタイツ」に関しては未だに「網タイツ」なのか、「編みタイツ」なのか分からない、直ぐには思いつかないけど他にもこんなことがいろいろある気がする。
3日をもちまして、hibiさんでの個展、終わりました。
本人は初日と2日目のみの店番でしたが、古河の方々、遠方からはるばる、お取引先の方々、高校の同級生との再会もあったり、合間にはhibiさんとゆっくりお話できたりといい時間を過ごす事が出来ました、がんばった甲斐があった。その後も益子の陶器市と絡めてお越し下さった方々もあったりと、たくさんの方々にご覧いただけたようで心より感謝致しております。DMを設置してくださった関係各位、行けないけど、と陰ながら応援してくださった方々にもどうもありがとう。
古河、楽しかったです。
また呼んでもらえるように、またそろそろすずきさんの器を見たいなーと思ってもらえるような仕事を心がけて参りますので、横目で見守って頂けると幸いです。
hibiさんにも大変お世話になりました、ありがとうございました。
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今回はなかなかに達成感があったので、終わった後、さらに5月ということもあり燃え尽き症候群や5月病などを恐れておりますが、今月に予定していた次のヤマの納期が思ってたより早かったり、数が増えたりなど、お陰さまで病んでる余裕は無さそうで今の所は健やかにしております。
ついでのあちこち、覚え書き。
:東京:
「栄西と建仁寺」から「バルテュス展」、上野ぶらぶらして、桃林堂画廊でむっちゃんのグループ展を拝見、神宮球場にもちょっと寄る。
:古河:
初日の夜は「和」さんへ連れてってもらう、いろいろ美味しくてついつい日本酒をやってしまった。店主が動物占いをしてくれてその結果に狼狽える。隣の紳士からはエグザイルの話などありがたく拝聴。お土産に納豆を頂く。
古河さんぽ。
ランチでは早速お買い上げ頂いた器で提供してもらって照れる、けどうれしかった、おいしかった。
:宇都宮〜笠間、益子:
ここからは宇都宮のnoeudさんのナビゲート。コンパクトで女性らしい見かけによらず運転も道案内もぐいぐいと頼もしくてまたもやお世話になっちゃった。
笠間では額賀さんのオープンスタジオにお邪魔する。お手製のどら焼きをご馳走になり、モジモジしながらもいろいろお話させて頂く。なんだか身に覚えがある懐かしいこの感じ、学生の頃に研究室で先生や先輩と話している時のようだった。器もじっくり選ばせて頂き、会話の中からは改めて心すべきキーワードも飛び出し、ぬーさんと2人でその言葉にやけに納得する。
益子では陶器市。なかなかの賑わいに窯業に携わるはしくれとしても嬉しくなった。出店している知人、お馴染みさんからお久しぶりの方、会ってみたかった方などにご挨拶、思いがけない方にも会ってびっくりしたりしながら、時間ギリギリまでじっくり見て回り満喫。ぬーさんのお陰さまでありがとう。
労働の対価以上にぶらぶらしてしまったような気もしますが、これらを糧に次の山に登ります。
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シネ部「そこのみにて光輝く」(やっと2本目)にて、浮かれた気分を引き締めた。
古河、hibiさんでの個展。
初日、2日目の店番を終えて帰ってきました。
展示はhibiさんにおまかせでしたが、シンプルな什器だけの店内に整然と並べてお花を少しという展示方法、自然光の注ぎ具合もかなり自分好みで、反省どころかときおり人目を忍んでうっとり眺めてしまうという親バカぶりでした、だって仕事場にあるよりもずっと奇麗に見えるんだもん。
お客さんが来てくださるのか心配し過ぎて前日は軽く情緒が乱れていましたが、同じく乱れたダイヤのお陰で遅刻して到着した店内には既にお客さんがいらっしゃっていて、その後もいいペースでお越し頂き、うれしいやらほっとするやらでおかしなテンションになっていたと思います、もしも失礼があったとしたらごめんなさい。
会期は5月3日まで、いっぱい作ったので迷って選んで頂ける余地はあります。あとは店主が笑顔で迎えて下さるのでどうぞお出かけください。
個展に向けて、最後は耐熱の窯。無事に窯詰めも終えて・・・なんてお伝えしようと思ってたのにここ数日ブログがおかしくなっててログイン出来なかった間にとっくに焚けちゃったし、窯出ししちゃったし、発送しちゃったし。
というわけで、本人も焼き上がった品物を眺めて余韻に浸る間もなくとっとと個展に向けて発送しました。今回は時期的にも他に心を奪われる事が多くてエンジンの始動が遅く、間に合うのか不安になることもありましたが、一点一点、作り慣れた物でもいつになく段取りを再確認するようにじっくり取り組めました。事前にはるばる茨城から打ち合わせという名目で来て下さったhibiさんとはほとんどは関係ない話ばかりしていましたが、その中からもお店に対する真摯な姿勢と素直なお人柄が伺え(逆に自分のへそ曲がりぶりは露呈してしまいましたが)まずはお客さんの前にhibiさんに喜んで貰えるものになっていたらいいです。
その辺りが反映されているかは、初日と2日目は現場で店番するので、ゆっくり品物を眺めながら考えてみます。
ピッチャーがDMの写真のはじっこに写っているのに気がついて慌てて作りだす。個展の仕事、作る方はそろそろキリをつけないと焼くのが間に合わない。
まとめて焼けるような大きな窯ではないので、焚きながら、作りながらの繰り返しで軽い窯焚きノイローゼ状態。ご存知無い方の為に申し上げると、朝目覚めた時とかボーッとしてる状態からふと我に返った瞬間に焚いてもいない窯に反応してしまうという症状、窯焚き中にうっかり寝過ごしてしまった恐怖体験から来たものと思われる。
昨夜は寝過ごすこともなく無事に窯を焚き終えてほっとして眠りについたというのに、夢の中では窯出し、耐熱モノだというのに白い長石のツブツブがブツブツに吹き出していて(現実にはありえない)全てがボツになってしょんぼりしていた、夢でよかった。
現実の窯出しは明日、中身は耐熱モノではない。
鈴木 史子 展
2014.4.26 sat-5.3 sat 会期中無休
12:00-19:00
at: hibi
〒306-0023 茨城県古河市本町2-14-6
tel.0280-32-7121
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4/26,27は本人在廊します。
これまでは23センチがMAXだった平皿、27センチが出来るようになりました、次の個展でお披露目の(地味な)新作。
GWに茨城のhibiで個展。
常設ではオープン以来のお付き合いですが展示は初めてなので、定番の品物を中心でとのご要望。作る方はまだまだ予断を許さない状況ですが、いつもの白いのと黒いの、合間に取り組んでいる青いの、あとは季節外れだけど黒と黄色の耐熱モノもいくつか並べる予定なのでカラフルな品揃えになりそうです。ささやかな新作の大きい平皿は、これまでちょいちょいご要望があったのを「棚板が小さい」「手が痛い」「出来る気がしない」などなどあれこれ言い訳して逃げていたけどやってみたらあっさりと出来ちゃうもので、実際手なんか痛くならなかったし。せっかくなのでこの機会にこれまで作らなかった、もしくは作れなかった苦手なものをもうひとつぐらいは克服出来たらいいです。
夜勤の友として心強いプロ野球も開幕したことだし、あとひと月弱、やり切る所存です。
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でも早く身軽になって映画とか観に行きたい気持ちもある。
忘れてしまいそうな程前に観た今年の1本目、「もらとりあむタマ子」
「星野源の復活アアアアア!」てことで、名古屋公演(atセンチュリーホール)があったので行ってきた。チケット取った頃にはこんなに仕事が遅れていようとは想像もしてなかったなー(とおい目)今さらそんな事言ってても仕方がないのでそんなことはしばし忘れ、これを滞り無く遂行するにあたってはいろんな方にお世話になったので感謝の気持ちも忘れずに出掛けた。
ライブはテンション低めのはしゃげない人にも優しい構成で、じっくり座って聴けるアコースティックタイム、おもしろ映像タイムもあり。大きなハコなのに、知り合いのライブを見てるようなお気楽さ、アンコールの布施明(敬称略)のカバーもたいそう気持ち良さそうに唄ってらしゃったのでこちらもなんだか壮快、ラストの「地獄でなぜ悪い」もよかったな。
とても満足したので、チケット代以外でもなにかしら還元させて頂きたい気分になってライブのTシャツを購入。自分にはちょうどいいサイズが無かったのと、それ以前に人前ではあまりTシャツを着ない(似合わない)ので、母へのお土産にした。
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数年前から母に可笑しなTシャツ(でも意外と似合いそうなの)を贈り、着ているのをみてほくそ笑むというのをちょっとした趣味にしている。
夏のクックマートでおばさんの割におかしなTシャツを着ている人がいたら、それはうちの母だと思われるので温かく見守ってやってください。
片隅でこっそりのつもりが、がっつり葡萄棚の大きなテーブルを陣取って「すずきうつわ店」させてもらいました。ハロハロさんの鮮やかな接客ぶりに出る幕もなくただウロウロするばかりで、やっと薪ストーブへの薪の補充という任務を見つけ、合間にはこれまでハロハロさん絡みで器を手にして下さった方々にお礼を言ったり、色んな方をご紹介頂いたり、お客さんのお子さんと遊んだりしながら愉しい時間を過ごす事ができました。ついでに、長い友人でもあるハロハロさんが町の人たちから頼もしがられているのを嬉しがりながらこっそり見守っていました。
来て下さった方々にはありがとうございます。
GardenBreadさんファミリーにも大変お世話になりました、ありがとうございます(画像が気に入ったので勝手に拝借)しろパン買いにまた行きます。
ただの思い付きのわりにはやけに店名に愛着が沸いたので、機会を見つけてまた出張してみようかと思ったりもしています。
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旅のおもひで
「日和」さんで美味しいごはんとお酒。見覚えのある器で提供してくれたお気遣いがありがたかった。
「勝浦漁港」のマグロの雑魚寝。
ここんとこ、いつになくロクロ(を挽く人間の方)の調子がいい、気分もいいので時間さえあればずっとロクロを挽いていたいと思う(だけで、実際は挽かない)
ひそかにあの日以来貼っている左手中指の絆創膏のおかげじゃないかと思っている。意識的に指の腹を使うからとか、力が入りすぎないからとか。
傷はもうほとんど治った、傷跡のささくれがひっかかるので貼り続けている。
2/28(金)、3/1(土)、3/2(日)の3日間、紀宝町のパン屋さんGardenBreadの喫茶室に潮岬のうつわ屋ハロハロが出張します。そこでもいくつかは自分の器も連れて行ってもらえそうですが、最終日の3/2(日)には本人も参入してみることにしました、片隅でこっそり「すずきうつわ店」します。
なんせ思い付きで決めたので品揃えが不備な点はトークでカバーします、是非お出掛け下さい。
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hellohelloうつわ展のお知らせ
2/28(金)
3/1 (土)
2 (日)
10:00〜16:00
gardenbread喫茶室にて
器についてのお問い合わせは
0735-62-7910(ハロハロ)まで
喫茶室では お飲物とタルトタタン、チョコレートタルトなどご用意いたします。
木、金曜日のランチはお休みさせていただきます。(お飲物、タルト、パンはお召し上がりいただけます)
毎日を考える vol.3 愉しき台所
毎日、ご飯を仕度するために立つ台所。
少し愉しくすることで
新しい献立を思いついたり、
めんどうな片付けが楽に出来るかもしれません。
あまり台所に立ったことのない方は、
ひとつの道具から、一歩入ってみてはいかがでしょう。
身に着けると心がウキウキするエプロン、
りんごがおいしそうに見えるかご、セロリをさしたくなるビン
食卓にそのまま出せる、耐熱鍋などなど
台所の空気が変わるものが集まります。
日差しがあたたかくなる三月、
「愉しき台所」へお出かけください。
:出展者:
・池田桜子 (東欧古道具)
・bowl pond platz (鉄・ハンガー、テープカッター)
・カゴアミドリ (世界のかご)
・川端健夫 (木工・ターナー、カッティングボード)
・キタムラマサコ (再生ガラス)
・小泉硝子製作所 (医療用ガラス)
・コンセントファニチャー (家具、椅子)
・鈴木史子 (陶器)
・武井春香 (鍋つかみ、コースター,ティーコゼ)
・Tajika (キッチンハサミ)
・ツゲ製作所 (エプロン)
・lawny (エプロン、バッグ)
・ON READING (本)
・にちよう市セレクト (おいしいもの)
2014.3.1 sat-11 tue
12:00-19:00
at:スタジオ・マノマノ
〒464-0850 名古屋市千種区今池1丁目18-20 伊藤ビル1F
tel.052-718-6366
朝、パンを切っていたら指まで切った。
名古屋、haseでは昨日から三笘さんの個展が始まった、ご本人在廊めざして初日にちゃっかり。お久しぶりの三笘さん、お馴染み金成さんも交えあれこれ歓談。緻密なお仕事ぶりもしっかり拝見、初めて見たかな?白い磁器の器もよかった。口当たりのよさそうなぐい呑みのような小さい器を買いました。
会期は23日までなので是非どうぞ。
金成さんとちょっとコーヒーでも、と辿り着いた先は何故か大甚。今日はお互い早めに帰ろうと暗黙の同意をしていたはずなのにやけに盛り上がってしまい隣の焼き鳥屋へハシゴ。思いがけず長い夜になりましたがいろいろ話せておもしろかったのでよし。
帰ってからも指の傷がやけに痛むので恐る恐る絆創膏をはがしてみたら、思っていたよりバックリいっていた、これは己の治癒力で治るレベルなのかしら。
ちょっとぐらい雪が降るといいな、と楽しみにしていたのに(雪国の方には申し訳ない)ここら辺はただ寒いだけの雨の1日だった、おかげで予定を滞り無く遂行できたのはありがたかった。
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今日は金山寺味噌を仕込んだ。
祖母のつくる金山寺は味噌というより野菜の漬け物的なもので子供の頃から大好物だった。高齢の為に作らなくなってしまって久しい。残念ながらそれは母には継承されておらず、最近は知人のお宅から時々頂けるもので凌いでいた、市販のものは何か違うんだよね。
身近にまとめて仕込む集まりがあったので、仲間に入れてもらった。
茄子の塩漬けが味のポイント、それさえ調達出来ればあとはひたすら野菜を刻みまくる。茄子やキュウリは刻んだ後にぎゅっと手で水気をしっかり絞る、力持ちだと見込まれご指名を受け絞ったら褒められた、ここで新たな才能が見つかった。
あとはほぐした麦麹と、野菜、一度煮立てて冷ました調味料をしっかり混ぜ合わせて出来上がり。大きなボウルで混ぜるのも実はポイントかも。
2〜3日で食べ頃に。
ひとりであれだけの野菜を刻んだら夢にまで見そうだけど、みんなでわいわいやればあっという間。だいたいの流れは分かったので、あとは祖母の頭が元気なうちにあの味の秘訣を聞いておきたい。
材料の買い出しに瀬戸へ、ついでに愛知県陶磁美術館で開催中の北欧のやきもの。
キャプションを見なかったら日本人の作品かと思うようなのや、逆に色遣いやロクロ目にものすごく異国を感じるもの。これまでカタログでしか見た事無くて、写真では和風のデザインだと思っていた物はサイズ感がまったく和風じゃなかったのがおもしろかった。今でも見かける定番シリーズも、古いものは微妙に発色や質感が違っていて現行よりもよかったりと、何かと発見がありました。会期は3月23日まで。
先日見せて頂く機会があり、オーナー不在なのをいいことにこっそりベタベタと触っていた某社の貴重なコレクションが、展示の見どころとして紹介されていたのにも驚いた(あんなに触ってごめんなさい)他のコレクションのチョイスから社の姿勢にも非常に感心したので、お詫びとして図録を買ってきた。
あとはいつものコース。
粘土屋では珍しく土についていろいろ質問、新しい土とテスト用にサンプルも頂いたので使ってみるのが楽しみ。
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