カフェオレボウル（のようなもの）を頼まれる。
数日間、別の作業をしながら頭の中でぐるぐる考える。思いつくと机に直接スケッチ（うっかり消してしまうことが多い）したりしながら。
だいたいまとまったところで
焼き上がりの実寸で作ってみる。形や容量、持った感じなんかを確かめる。
それを元に、生の寸法を計算（縮むのでね）して、口径と深さのトンボ（竹串で・・・しょぼい）と型紙（？意外と必須アイテム）を作る。
よぉし、準備万端！
と、ここまでやったらもう出来上がったような気分になり
昼ご飯を食べに行く。（中略）気づけば夕方、あああ。
こうしてる間に仕事場ではコビト達が・・・なんてことは無いので。
作ってみる、という割にはいっぱい作る（すっかり夜になってしまった）
湿台も忘れずにー。
あとは明日。
窯出ししだすとどこからともなく
おひとりですか？
いえ、待ち合わせです。
窯出しが終わって閉めようと思ったけど、まだ余熱でまったりされていたのでそのままにしておく。
あとで見に行ったらもうお帰りになっていたが、中の煉瓦を落とされていた。
ちっ。
「せっかく来たんだから動物園寄ってきなよ」と勧めておきながらわたしは窯焚きで出られないので、うちのシロクマ博士にエスコートをお任せして仕事、夜は動物園の土産話を聞いたり、←ポメラを一生懸命剥いて食べたりして過ごす。
朝、ひとまず四国へ向かうというむっちゃんを送り出し、やっといつもに戻る。
午後６時ころ、さぬき市のとらまる公園にテント設置完了という報告に無事を確認しほっとする。
朝まで一緒にここに居たのに、ひとりは相変わらずロクロの前に、もうひとりははるか遠い四国に・・・。
なんだか不思議な気がします。
しばらくは出かけない、今度こそ。
出かけるときはまとめて。
朝９時発、銀行２件寄って、わっくんの新居が完成したので見学に行く、電笠使ってくれてありがとう。そこから名古屋へ、モコディであれこれおしゃべりしつつ納品と注文していた品物を引き取り、瀬戸へ向かう。ちょうどお昼時だったのでデミアン行ったらお休みでがっかり、諦めて適当なトコでごはんを済ませ、道具屋、原料屋をひとまわり、何度行っても瀬戸の土地勘がないのでロスタイムがかなり多かったがなんとか用事を済ませて仕事場へ戻り、総勢300キロ弱の粘土を運んでくたびれた時点で午後４時半。ちょっと休憩して夜の宴のために町へ出る、あ、先に本屋に寄る。楽しかったのでいっぱい飲んで、食べて、しゃべってよれよれで帰宅したのは翌日午前０時半。
こんだけ出かけたからしばらくは出かけるもんか（と思っていたのに）
アツく亀田への想いを語った甲斐がありました、かなりツボな頂き物、ありがとう！
好きなものごとは伝えておくべきだね。
これらと一緒にさらにツボな物も頂いちゃった、けどここでは言えない。
ようやくリハビリおしまい、今日からは籠もるぞ！とはりきって（最近にしては）早起きして仕事場へ。
久しぶりのロクロ、スピードに振り回されながらひと山挽き終え、次の山は何にしようかとぼやっと考えていたら中西さんから電話、「この前の洗面器設置できたけど今から見に来ない？」って。
えー、今日は籠もるつもりなのに・・・ともたもたしてたら「お施主さんの都合で今日しか見れないよ、さぁさぁ、準備してっ！」と号令に弱いわたしはその言葉にせかされて慌てて粘土だらけのズボンだけ履き替えて出かけてしまう。
しばらくはシゴトへの未練が断ち切れずにいたけど、あらま、いい天気。
モクレンや菜の花やキャベツ畑、相当忙しいはずなのにゆったりしてる中西さんを見てたら明日からがんばればいいかという気分になってくる。
わ、ちゃんとくっついてる。
お施主さんも「このカウンターでお茶でも飲めそうでしょ」って、ここトイレですよね。気に入って下さったお施主さん、選んでくれた澤木さん、くっつけてくれた中西さんと業者さんのお手柄に感謝です。
せっかく田原まで出てきたしとサクラカフェ寄って、カレー食べて、戻ったら午後３時。
諦めるにはまだ早いので、そこからひとがんばりしてはみましたが。
明日もいい天気だそう、誘惑がコワイ。
店の最後の片付け。はりきって取りかかったのにあっさり済む（狭いですからね）とても良くしていただいた２階のタイシンクレジットさんにも（お金は借りませんが）今後も遊びに来まーすとご挨拶、それでも４年半に積もった荷物は車に満載、仕事場へ運び込み、ひとまず仕事が再開できる程度に片付ける。
しかしあっさりと土に触る気にはならなくて、用事を済ませてすぐ帰るつもりだったのに映画を見に行ってしまって夜になっちゃったり、別に急がなくていいのにお取り置きのズボンを引き取りに行ったり、搬入したり、余所のお宅拝見に行ったり、店の大家さんにご挨拶したり。さすがにそろそろ・・・と思ったら、お取引先であった新潟のアイザワさんがご挨拶にとわざわざ仕事場に寄ってくださったり（ありがたい）、お店の人としての自分とそうでない自分を行ったり来たりしながら少しづつ作る方に向かっています。
ズボンを引き取りがてら寄ったun-yoke（アンヨーク）ではくわはらまりこさんの個展が始まってました。
ねこの「ハナコ」銀のピンバッチ、顎にやられる。
涙腺とともに懐も緩んでいる、のかも。
「春の支度」の４日間、PHONON（フォノンカフェルーム）のオリジナルコーヒー豆「phonon blend」をお分けすることにしました。
フォノンオリジナル缶入りまたは袋入り、豆のみ（挽いたものや他の種類はフォノンへ直接どうぞ）の取り扱いです。コーヒーミルも揃えておきますのでこの機会にいかがでしょうか、挽きたてはいいもんです。
コーヒードリッパーもできました！
この珈琲の味も、ドリッパーの使い心地も気になります。
ということで、ドリッパーのデモンストレーションを兼ねて、この「phonon blend」を味見していただこうと思っています。丁寧にお煎れしますので、この機会に是非どうぞ。
2008.3.5（木）〜15（日）会期中無休
11:00〜18:00（金、土〜21:00、最終日〜17:00）
クラフト＆ギャラリー さかな
〒491-0858 一宮市栄4-7-14
tel.0586-72-3755
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と、偶然にもほぼ同じ時期に催しのある金成さんとわたしと元店員いっちゃんとで、展示に向けて鋭気を増しに・・・
野球、昼ビール！むしろ退屈なほどの圧勝（９回表には少しヒヤリ）でシアワセすぎる。
ドアラも元気そうでした。
放電＆充電完了。
あしたからもがんばろー。
土曜日の午後、聞き慣れないラジオ番組がしっくりこないけど、これからはこういうペースでやっていくんだな。
窯焚きの合間に、確定申告完了、電話の引っ越しの手続きでは、いくつかの番号の案を出してもらうもあまりにもピンとこないので恐る恐る「他にないですか？」、するといろいろ出てくる。それでも決めかねていると「4649（ヨロシク）もありますよっ！」って、それだけは勘弁。あまりグズグズしてると4649にされちゃいそうな雰囲気だったので適当なところで妥協、そうなれば覚悟も決まるもので、まだ繋がらないその番号に愛着が湧いてきたりしている。お店のおしまいまでにはまだまだ雑務もいっぱいですが、こうやって少しづつ済ませて身軽になっていくのがいい感じ。
外でシゴトしてたらチイコ登場、わお！久しぶり。
去年の夏以来姿を見せなくて、どっかへ旅立ったと思っていたのに、今度はかわいいピンクの首輪に毛並みもばっちり、ひとまわり大きくなっての再会でした、前よりお高くとまっている感じ。でも元気でなによりー。
試作をふまえ、新ドリッパー。
サイズといまいちピンと来なかった取手を変えることにした。
何か新しい物を作る時、まず思いつくのは変わった形や仕組み。そこからぐるぐるぐるぐる、普通に戻る。
いろんなことがそう。
最初は複雑に考えて、ぐるぐるぐるぐる、結局単純なとこに行き着いて納得。
分かっていながらぐるぐるは省けない、コストのかからない趣味みたいなもん。
もうすぐ公開の「旭山動物園物語」
シロクマ好きの母に「のんほいパーク（豊橋総合動植物公園）でロケしたんだって」って教えてあげたら、長年の悩みが晴れたかのような良いリアクションだった、そんなに喜んでいただけるとは。
既に予告編をチェック済みだったようで、そのシロクマがあまりにも豊橋のシロクマと似ていたのでどうにもおかしいと思っていたそうな。
シロクマの見分けがつくのか、この人は。
わたしには分からない。
「春の支度」はじまりにむけて。
2009年3月6日(金)/7日(土)/8日(日)/9日(月)
会期中：11:00〜18:00
はじまりの春、暮らしに寄り添う品物と。
鈴木史子（陶器） 市川いつき（布）
器の店 PALPÉR（ぱるぺ）
〒440-0895
豊橋市花園町91
tel.(0532)52-5291（営業時間内のみ）
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＊この展示をもちまして、器の店「PALPÉR」（ぱるぺ）を閉店することにしました。
通常営業は2月22日（日）までとさせていただきます。
（11日は祝日ですがお休みいたします）
＊通常営業（金土日のみ営業）
金曜日と日曜日、12:00〜18:00
土曜日 13:00〜18:00
4年半のありがとうと一緒にお待ちしています。
＊DM送ります。
[email protected]まで、送付先をお知らせ下さい。
心配していた窯の中、
よくぞ、ご無事でお帰り。
若干釉が溶けすぎてはいるが、許す。それよりなにより、この方（手洗いの洗面ボウル）、納期ギリギリだわ、１つしか作ってないわ（ここも間違ってる）、失敗するわけにはいかなかったのです、よかったー。あとは、お施主さんに気に入ってもらえますように。
窯の回りはソトネコの人気スポット、特にこの煙突のふもとは特等席、先着1名。
今日のイチバンはこのお方。
夜になるとソトネコメンバーズがわらわらと集まってきます。冷え込みますからね、よかったら暖まっていってくださいと。
あんまり仲良くなると別れが辛くなるので、距離感を保つことにした。
長皿、長皿、長皿。
ときどき小皿の日々。
あともう少しっ。
暮らしの中の小さなアート展に向けて、以前も触れましたが今回は土瓶とポット（火に掛けられるもの）を作りました。
ひとまず無事に焼き上がってきましたが・・・問題は土瓶のツル。
火に掛ける物だし、しっかり掴めるものにしたいという想いだけは募りつつ、はてさてどうしたもんやら。
困ったときの中西さん頼み、またお世話になることにしました。
金属だけでは熱が伝わってしまう、本体はがっしりなので逆に軽快な質感のステンレスとサクラの木を組み合わせる事にした。「ツル、作りにいってもいい？」といいながら、肝心な所はほとんどやってもらってしまう。平面でしかモノを考えられない情けないわたしの適当なスケッチを元にぐいぐいカタチにくれる、でもあれこれ口だけは出す。
火花が散るような作業はおまかせ、あとわたしに出来ることといったら磨くくらい、
せっせと磨きます、スベスベになってきて愛おしくなってくる。
あとは現場合わせしながら微調整して完成。
あまりにもスケッチ通りに出来上がってて可笑しい。握り心地はなかなかなので、いちばんの想いは果たせたということで。
展示してから改めて眺めてみるとする。
ギャラリー公園通りの新年恒例企画。
盛りだくさんの楽しい展示なので、出品しているにもかかわらず、気づけば毎年自らあれこれ手に入れている気がします。
私はパート１（前期）に参加させていただきます。
会場：ギャラリー公園通り
〒440-0806 豊橋市八町通3-26 tel.（0532）54-5988
パート1：1月13日（火）〜18日（日）
パート2：1月20日（火）〜25日（日）
月休、10:00〜18:00、日曜日は〜17:00
耐熱の器、お客さんには空焚きというか、水分の無い状態で火にかけないで下さいと伝えつつ、実は意外とイケるんじゃないかと思ってて。
正月で食材も揃っていたので、いっちゃんに教えてもらった簡単パエリア、炒めるところから勇気をだして耐熱皿でやってみた、食べちゃった（お見せするほどではなし）
これを火にかけ（中火にしてみた、勇気足りず）直接オリーブオイルを注ぎ、具、米を炒めて、スープを投入して炊き込んでみましたが、まったく危うい素振りなし、大丈夫なようです。わたしは具だくさんで半合、ひとりで平らげましたが、具の量によっては２人分（米１合）ぐらいは炊くことができそうです。
空焚きの洗礼をうけ、色目もすこし変わり逞しくなったように見えます。
この耐熱皿と勇気をお持ちの方、是非おためしを。
試作ドリッパーが焼けたので早速コーヒーを。
口径と底はもう少し大きい方がいいようだけど、なんとか使える、よかった。焼いてみないと分からないってのがなんとももどかしいけども、ここまでできたらもう少し、定番品に加えるべく、改良します。
今度は円錐フィルターのも作ってみよう。
今年最後の窯焚き中。
ぼんやり窯番するのがもったいない気がして、天井のペンキ塗りに取りかかる、くたびれる。
陶器を作っているほうがいいです。
引き続き大掃除、今日は残り２ブロック、これで１階は終わらせてしまおうと棚や流し、トイレなど。思いの外あっさり済んでしまう。ふと目に入ってしまったのが風呂場、風呂としての機能はすでに無いのだが、気づけばここを使い始めてから９年ほど、ほぼ開かずの間として、要らないモノを詰め込み放題にしていたのだった。
開けてみるとやはり何一つ必要なモノは無かったので、とにかく捨てまくる、ここまできたら、風呂釜まで捨てたくなってきた。
なんせ古いので、錆び付いたりこびりついたり、外せるモノはとにかく外して引っ張ったり、押してみたりするものの、風呂釜は外れない。これまで数多くの壊れるはずの無い物を壊してきた乱暴なわたくし、この調子では風呂釜より、壁及び建物を破壊してしまいそうだったので思い切ることができず諦めかける。そこへぶらぶらと父さん登場、やむをえず助けを求めると、さすがルーツオブ乱暴、そしてここの大家でもあるが故の思い切りの良さもあり、壁の崩壊寸前、見事な乱暴ぶりでごっそり取り除いて下さった、たのもしい、たまには。
あとはこのピンクの壁をなんとかして、床を張れば、仕事場拡張。
有効に使います。
今日はお昼ごはん担当。とにかく大掃除が第一だったのでカップラーメンでも食べといてー、のつもりだったけど、この乱暴ぶりに敬意を込めて、鍋で作る方のラーメンに格上げして差し上げました。
クリスマスケーキのロウソクって誰が消すべきなんだろう。
何かとお誘いの多いこの頃、昼間はごそごそと仕事場の大掃除、かなりホコリにまみれています。
昼のカサカサと夜のキラキラの大きなギャップにやられ気味。
気分転換の域を超え、完全に現実逃避となっているオーブンウェアが止まらない。
土瓶もこんなおばけポットになり（手前がいつものポット、生）、ついでだから行平作ろうとしたらまたもや大きくなりすぎて片手じゃ持てそうにないものになってしまったので、それを深めの土鍋に。こんどこそ小さい行平風なモノをリベンジ、カタチになるとおもしろくなってきてまた今日も行平、片手鍋などを作り出す。すっかり作業台は鍋土まみれの日々、来週には通常業務に戻りましょう、私。
気づけば今月ももう中旬、しばらく窯焚いてないし、この調子だと月末にしわよせが、あー。
それより、ヤキモノ以外の効率のよい気分転換方法を見つけましょう、私。
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できた！
わーいってここで終わらないのがヤキモノ。
焼かなくては出来上がらないので、ひとまずここまで。
年明け、ギャラリー公園通りでの企画展に向け、せっせと作る。
ここぞとばかりにオーブンウェア、気分転換にも最適。
今回は湯が沸かせる（火に掛けられる）ポットと言うか、土瓶のようなモノはいかがかと作りはじめたものの、
でかくね？
おおきさヤカン級
ひとまず、完成させてみなくては。
取手をあれこれまよっていたら日が暮れたので、明日へ持ち越し、じっくり取り組みます。
念のため、補欠もやっておいたほうがいいかな。
行平の土鍋なんかも気になる。
この本を、札幌、コウゼのとくさんが紹介していて、なかなか好みの装丁、写真のトリミングもいいなぁ・・・と思ったら皿、わたしのでした。
わー、この本どこで手に入るんだろうと尋ねたら北海道でしか手に入らないとのこと、でも送ってくれました。とくさんありがとうございます（写真もパクリました）
裏表紙も！
用途をよく尋ねられる台器、「お皿です」って答えるときょとんとされることがありますが、理想の姿がここにあり、さらにうれし。
内容はたしかにおいしくのめそうなおつまみ、見覚えのある器やヒトが登場していて楽しませて頂いています、まだまだ噛みしめ中。
東海林明子 著 「おいしく のもうよ」 共同文化社
その見覚えのあるヒトはっしーが本州へも発送してくれるとかなんとか・・・。
12月5日（金）〜16日（火）、朝日画廊（豊橋市駅前大通1-86）で「わけあり品市」があります。
「わけ」とは、使うには差し支えのないちょっとした歪みや窯キズのこと、そんな品々をお値打ちに販売する市ということで、わたしも少し出品させていただきます。
これもわけあり土鍋、その「わけ」は
色とカタチがやけに変なのです、それだけなんですが。
きっと他にもこの程度の「わけ」の、お得なものが並ぶのではないかと思われます、お時間ありましたら是非。
随分前に知人に頼まれていたコーヒードリッパーにやっと取りかかる。
ここしばらく定番モノばかりだったので、サイズを決めてトンボや型紙を新たに作ったり、作業の段取りをイメトレ（特技）、取手はどんなのにしようかとあれこれ。久々に何も無いところから何かを作っている感（忘れかけてました）に少しわくわくする。あれだけ取りかかるのが億劫だったのが今となってはウソのよう。
あとはこれで焼き上がりのサイズが計算通りにいけばいいんだけど。
（つーかこの生の時点でポットとフィルターにぴったりって・・・やばい）
そうは簡単にいかないのな。
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