ヒトの仕事場でよく見かけるコレ、積んだり運んだりなんだか便利そうな木のヤツ(名前知らん)、産地じゃない焼き物ガラパゴスで暮らす者には手に入ることはないと諦めていた。
が、なんと、さすが長く常滑に拠点を置く金成さんのご縁でそれが確保出来たとのことで引き取りに行ってきた。これまでは在庫や出荷待ちの品物を背の高いコンテナに入れて積み上げていたので溜まるとその圧迫感に押しつぶされそうになっていたのが容量もさほど変わらないのにスッキリ納まって大満足、うれしい!
せっかくの常滑なので、おっさんと呼ばれている仕事場のねこに会って
町でいちばん洒落ていると評判、念願のK&A SO-COに連れてってもらい、中のビルバンテでランチ、やっと風邪が治り味覚が戻ったので味がする喜びを噛み締めながら堪能、オーナーの KANDA夫妻にも遭遇して情報交換に夢中になるあまり2階を見そびれたことにさっき気がついた、残念、また行かねば。
懐に余裕がある時に買い足したくなる大好物の石膏板を頼んでいた沢田製型にも寄って、ついでに精巧な石膏型も手に入れ、耐熱のバリエーションが増えそうな予感にもホクホクしている、常滑のご縁に感謝の日。
福岡フランジパニでの二人展、25日で終わりました。
初日のみの店番でしたが、戻ってからも会期中になにかと店主とのやりとりがあり、電話の弾んだ声から楽しんで下さっている様子が伝わってきてこちらも嬉しかったです。
お越しいただいた方々、気にかけてくださった方々、店主の地蔵ご夫妻、相方の金成さんもありがとうございました。
この展示も一年おきで今回で3回目、ありがたいことにまた次回もとお声かけ頂きまして再来年にお邪魔することができそうです、それまでに廃業することのないよう努めて参ります。
フランジパニの二人展始まりまして、初日は店番してきました。
ディスプレイはフラパニの朋さんにおまかせ、ギリギリの搬入に数も多かったから大変だったと思います、きれいに並べてくれてありがとう。
熱心なファンの多い金成さんとご一緒ですからね、みなさんに気持ち良く展示をご覧いただけるよう事前にITを駆使したグループチャットでの熱く綿密な打ち合わせと、お越しいただいた方々の優しさのお陰でスムーズな初日になったのではないかと思っております。ある時間帯ではお買い上げの品物の梱包作業に徹するあまり、単なる店番のバイトだと思われている方もいらっしゃると思いますが、ご挨拶もそこそこでご無礼致しました。
店内がうっすらカレーの匂いがしたのにはお気づきだったでしょうか?実はお昼にバックヤードで店主(夫)オリジナルのカレーを頂きました。スパイシーでお肉も柔らかくて美味しかった。匂い問題を厭わず前日から仕込んでもてなしてくれた気持ちもうれしかった。
フランジパニのお客さんは店主同様キャラの立った印象的な方が多かった気がします、もちろんいい意味で。脳内で勝手にこの旅での主演女優賞と助演女優賞、助演男優賞にノミネートさせていただいたりしていました。観光情報などもありがとうございました。
ひとまずここまでお越しいただいた方々、これから出かけようと思ってくださっている方にもありがとうございます。
会期は25日まで、店主からの報告によるとまだ見応えはあるそうです。私たちは帰ってきてしまいましたが、あとは(もう居ないかもしれない)くまと、店主夫妻が笑顔で迎えてくださいますのでどうぞよろしくお願いします。
二人展 金成潤子+鈴木史子
2014.11.20 thu - 25 tue 10:00 - 19:00
窓辺にお気に入りの器を並べる
美味しいスープの匂いがする
休日の前に夜更かしをする
楽しみにしていたパンを食べる
日常の自分だけのひそかな楽しみ
うつわ屋フランジパニ
福岡市早良区南庄6-10-25
tel.092-821-1218
6回目のクラトコ終わりました。
ここ最近年のせいかしら?考えすぎのせいかしら?何かしらもよおしの直前にいろんな感情や疲労感などが綯い交ぜになって元々低めのテンションがさらに下がることがあり、今回もどんよりとした気分での前日搬入では荷物を降ろそうとしたら品物を入れたコンテナが荷台から転がり落ちるハプニングに見舞われ、このまま引き返したろかと思ったぐらいでした。それでも開催に向けて着々と準備が進んでいる様子を見たり、その後の前夜祭で愉快なみんなと過ごすうちにそんなこともすっかり忘れ、好天に恵まれた初日には本当に多くの方にお越しいただき、お馴染みの方々、思いがけない方との再会や初めましてのご挨拶、夜の交流会は異様に盛り上がり、二日目は雨に見舞われましたが遠方からはるばるの方、むしろ雨の方がゆっくり見られるというマニアックな方のお越しもあり、出展者同士の結束も強まり、あっという間の二日間、楽しい時間を過ごすことができました。
展示の方では気付かれない程度の新ネタも織り込みお客さんの反応を見て密かにほくそ笑んだり悔しがったりしていたりました、これは今後の参考にさせていただきます。
お越しいただいた方々にはありがとうございます。差し入れやお土産もいっぱいありがとうございました、おかげさまで当日の空腹を満たせたのはもちろん、帰ってからもクラトコでの楽しかった事を思い出し笑いしながら頂いています。
頼もしい金成代表&強力なサポーターの晴ちゃん率いる絶妙なコンビネーションのクラトコ実行委員会の方々、雨になると社屋を間貸してくれる親切なおるがん社のおふたり、高知からはるばる私のパワハラに屈してやってきてくれた古山製パンのおふたり、そしていつも刺激的な出展者の面々にもありがとうございます、去年よりもさらに仲良くなれた気もしています。また集えることを心から楽しみにしています。
:業務連絡:
先にも述べたように、搬入の際にコンテナを転がしてしまい幾つかの品物が破損しました。同じコンテナに入っていた品物に関しましてもちろん検品してから並べていましたがもしかしたら見落としがあるかもしれません。
お買い上げ頂いたもので気になるものなどありましたら品物に同梱した紙に連絡先がありますのでそちらよりご一報下さい。
クラトコまであと4日。
クラトコ分の品物はだいたい焼きあがっているのであとは仕上げや荷造りしつつ次の福岡に向けて窯の準備やらを手当たり次第に。こんなタイミングで温度計(熱電対の方)の調子が悪くなり、電気窯のがもう一本あるからいいやと気軽に点検に出してしまったら両方の窯を同時に使えない不便さに今さら気がついている、が、何かと思いどおりに進めないと気が済まないのは自分の悪いクセなのでこーなったらこの不便を甘んじて受け入れようと思っている(とか言いながら業者さんに催促してみたりしたけど返ってくるのは来週以降になるらしい)
この事態により、やや薄まっている日々の達成感を補う為か無性に草取りがしたくなる、そんな場合じゃないのにという罪悪感も併せてこれがなかなかに快感。
さて、週末の天気は如何に。台風が発生した時には長靴を新調したのが悪かったのかと自分を責めてみたりもしましたが。
:シネ部:
「まほろ駅前狂騒曲」(6本目)かっぱさんも言ってたけど、釣りバカみたいに続いて欲しい。
11月のもろもろに向けて、作る方はそろそろキリにしようかといったところ。まだまだイケる?と思わないでもないが、クラトコとの絡みもあって窯の予定を考えるとこんなもんかな。
大事小事幾つかを並行して進めているのがトリ頭にはなかなかにキツイ、仕事以外でもヒトにはいろいろありますし、たまに頭が爆ぜそうになっている。
福岡行きでは、ついでに日田へ訪れることを目論んでいるので下調べのために取り寄せたヤブクグリ。まだ業務の方が予断を許さない状況なので封を切る勇気が出ないままでいる。
明日は本焼き、次の窯との絡みでいつもより早く点火するので起きれるのか心配。ここをしくじると先の予定が狂って本焼き終えてそのまんまクラトコへ乗り込むなんて事態になりかなねない、それは困る。
京都、小さい部屋では「厨房から 2」終わりまして。
本人は2日目までしか居られなかったのですが、その後も各方面から行きたい!とか行ってきました!とか行きますよ!とか有難いお声をかけて頂きお尻が半分浮いたまま過ごしていました。店主からの報告の電話もついつい長引いてしまうぐらい会期中には色んなエピソードがあって、ちょっとした達成感も感じております、こういうのは自己満足でいいんです。
お越し頂いた方々にはありがとうございます。
DMを設置していただいたり、HPやなどで告知してくださった関係各位にもありがとうございます。
改めて、ご一緒してくださったhkbさん、まりこさん、水野さん、かっぱさん(には会えなくて本当に残念)、古山製パン’S、店主のにしおかさんにもどうもありがとうございました、このメンツで今からまた「ちくりん」に繰り出したいぐらいの気持ちです。
現実は
天候のせいで生乾きが大渋滞中。
ここから常滑のクラトコ、福岡の二人展へと秋のロードはまだしばらく続きます。すげー焦ってきてるんですけど・・・。
京都、小さい部屋では「厨房から 2」始まりまして。
初日、2日目と現場に居たのでネタが新鮮なうちにあれこれ書こうと思っていたのうっかりしてたらほぼ1週間経ってしまいまして、記憶が曖昧になってしまいましたが思い出してみます。
初日は開店直後から賑やかでありがたい。お客さんをかき分けこっそり入店、店主にしおかさん、hkbさん、古山製パン's、umさん、水野さんに目配せでご挨拶してからはパン買ったり、袋を選んだり、試着したりとこちらは完全にお客さんモード。送り出して以来の自分の品物のよそいきの姿を照れくさく眺めつつ、その後お越し頂いた地元でお馴染みの面々、思いがけない方、小さい部屋絡みでのお知り合いの方々などとの再会もあり、籠っていた日々とのギャップに内心戸惑いながらもあっという間に過ぎてしまった。ひとまず無事に、賑やかに始まった事にホッとした。お越しくださった方々にはありがとう。
夜はにしおか家御用達の素敵なお店で打ち上げ、前回果たせなかったシメの鯛めしまで満喫、今回は自分の宿に門限があったのでむやみにクダを巻かず済んだのも(みんなの為に)よかったと思います、明日があるからね。
今回は訳あって身分不相応に祇園の宿に泊まっていたので、そんな翌日でも早起き、それを宿の女将さんにも褒められて機嫌良く朝食まで散歩、紅葉はまだまだ。
朝食後には近所にお住まいの同級生の貴重な出勤前の時間をいただいてお久しぶりの再会、変わらない、元気そうな姿にうれしかったり、改めて気持ちを引き締めたりして思いきって連絡してみてよかった。
小さい部屋2日目は楽しみにしていた古山製パンのイートインの日、朝食をがっつり頂いてしまった身には空腹が待ち遠しかった。
やっとお腹が空いた暁にはレバーペーストにおなますのコンビネーション、ベトナムサンドを頂きました。
2日目はのんびりペースながらもいいタイミングでお越し頂き、愉快なメンツにずっとうだうだしていたい位、居心地の良い展示になっていました、と思います。
今回は同じお題での2回目ということで少し慣れたような、余計に戸惑うような。結果として新しい試みもあり、過剰に張り切っちゃった部分もあり、実際並んだ姿を目の当たりにするとまだまだあんなことも出来たとか、ここは力不足だったとか反省するところもありながら、まだまだこの企画で膨らませられる可能性を感じています。制作中もにしおかさんと話していた中でのキーワード「先につながる」という言葉を頭の片隅に置きながら今後もより良い物を目指してじっくり取り組んでいきたい。
なんつって軽くシメてしまいましたが展示の方は定休日を挟み今日から後半戦、21日までやっています、パン屋も帰っちゃったけどまだまだ見応えはあるはず!です。
秋の京都へ、どうぞお出かけくださいまし。
・・・
ちゃんとしたレポートは
あたりからどうぞ!
厨房から 2
裏口から覗くと その厨房の作業台には
鍋や皿ややかんが並び 壁にはクロスや
エプロンが掛かっている。
2014.10.11 sat - 21 tue (16,17日 定休日)
11:30 - 18:30
at : 小さい部屋
京都市左京区北白川堂ノ前町39-6 2F
tel.075-702-7918
鈴木史子 陶器
バターケース、ピッチャー、プレート
マグカップ、ボウル、チーズドーム
耐熱の器(両手鍋、ピッチャー、ケトル)
・・・・・・・
水野悠祐 木工
ヘラ、菊皿、ボックス、カットボード
・・・・・・・
um 金属
ピン、蓋もの、トレイ
・・・・・・・
hkb 布
ジャケット、パンツ、サルエルパンツ
ブラウス、エプート
・・・・・・・
かっぱまわり 布
かっぱじき、鍋つかみ、ポットマット
コーヒーとパンマット、
ガーゼハンカチ、袋もの
・・・・・・・
10/11.12の土日は高知にある
町の小さなパン屋さん
古山製パンさんによるパンの販売
(テイクアウト、イートインどちらも可)
11日(土)
角食、季節の野菜ピザ
カレーパン、栗チョコパン
シナモンロール
天然酵母のパン各種 等
・・・・・・・
12日(日)
ハムとチーズのサンドイッチ
なすとトマトソース
ツナのラップサンド
飲み物/紅茶・チャイ
心配するあまりに悪い夢をみたけど、みんなしれっと無事に焼き上がっていた。
窯は温度計とゼーゲルを頼りに焚いている、ゼーゲルについてはコチラ。今回は温度がやけに早く上がったのにゼーゲルは倒れていた。温度計だけで焚いていたら焼成時間が短い事が気になって長く練らすところだったけど、ゼーゲルを信用して火を止めてみた。結果、釉薬もばっちりいつも通りに融けていたので、もしもあれ以上練らし続けていたらでろんでろん(釉が融けすぎるの意)になっていたかも思うとゾッとする。
ゼーゲルも随分値上がりしたので使うのをやめようかと思う事もあるけどこうして頼りになるヤツなのでまだまだお世話になります。
ご存知の方には「倒れ過ぎじゃね?」と突っ込まれそうですが、これは自分なりの使い方なので、良い子は真似をしないでね。
無事も確認したし、電気窯の切れた線も繋いだし。
ほっとして眠くなってきましたがぼちぼち出かけるとしますか。
明日は前から心待ちにしていた日なので穏やかに迎えたいと思っていて、その為に少しでも窯焚きを早めの日程に繰り上げようと猛奮起したのに台風16号に振り回されて思うように行かずただただぐったりしただけで、やっと昨日焚けたけどやたら温度の上がりが早かったので窯出しまでは気が気じゃない、おまけに電気窯では次の窯に向けた悪あがき分を素焼き、こちらは自動制御なのでいつもなら途中からほったらかしで窯にお任せの所を虫の知らせか何故か気になって見に行ってみたら温度上がってないし、こりゃ間違いなく線切れてるし、で中断。
明日はひとまず電気窯の線繋いで詰め直し、ガスの方は出せないまでもせめて中身の安否を確認してからでないと心置きなく出かけられない。
なんだかなー、もー。
アート&クラフト展
美術と工芸の近くて遠い共通項と差異
・ジュエリーアート 加藤敦子
・陶器 鈴木史子
・平面作品 吉野剛広
・彫刻 八木ヨシオ
2014.9.20(土)- 26(金)11:00-17:00
*20(土)16:00〜
オープニングお茶会
*23(火)14:00〜
スライドレクチャー「石彫シンポジウム小史」他
講師:八木ヨシオ
ギャラリー・ペンタゴン
〒391-0115 長野県諏訪郡原村17217-1697 第2ペンションビレッジtel.0266-75-3358
・・・・・
公私(主に私)でお世話になっている、八木、加藤ご夫妻。作る人、お酒飲みとしての暮らしぶりを密かにリスペクトしているお二人と同じ土俵に上がらせて頂く事を大変光栄に思っています、のに諸事情で現場へ行けないというジレンマ、品物のみの参戦となります。
絵麻ちゃん風に言うならば「ちょっと出品数が少ないかもしれませんが、お近くにおこしのときは、よろしかったらみて下さい」
今度の京都、小さい部屋の展示では、一部の品物は他の素材と組み合わせて出来上がる試み。まずは陶器から作ってあとはバトンのようにそれぞれの素材の方に渡して仕上がる流れの間を小さい部屋のにしおかさんが繋いでくれている。これらに関しては自分だけのモノではないと思っているので、いろいろと相談しながら自分風味を出しすぎないようにして進めている。
昨日も金属の蓋がつくと良さそうな小さいフライパンのような物を思い付きぐっとくるサイズを見つけたので作り始めた。問題は取手、イメージはフライパンなので取手は片方にしようとあれこれ捻ってみてもどうしても形が決まらずに保留、寝る時も頭の片隅で気にしてたら金縛りにあった。今朝目が覚めた時にふと、片手に拘る事はないと思い付き相談してみたら割とキッパリ「両手がいいと思います」言われてみれば用途も広がるし、しっかり掴めることは重要、両手ならばこれまで作っている物のアレンジで取手もすぐに思いつくので先の作業の目処がついた。なにより、こうして言い切ってくれるにしおかさんの心強いことといったら。
陶器はほとんどの行程を自分だけで出来てしまうところが好きな所の1つであって、いつもひとまずは自分だけで完結させてしまうけど、たまにはこうして人と一緒に作り上げていく感じというのも悪くない。なんならプライベートな相談にも乗ってもらってこれからの人生を一緒に作り上げてもらいたいぐらいだけど、そこまでお世話になる訳にはいかないので自重している。
次の展示に向けての窯詰め。
こんなにみっちり詰めなくても余裕で詰まるんじゃね?と見込んでいたのに入りきらなかった、ということはも素焼きをひと窯増やさねばならず、本焼きの回数も増える訳でして、随分予定が狂ってきまして、耐熱はこれから取りかかるってのに、えーと、展示まではあとひと月・・・やばくね?間に合うのかな?
酒飲んでる場合じゃない、DVD観てニヤけてる場合じゃない、映画観たいなーとか言ってる場合じゃない、連敗して凹んでる場合じゃない、ギター弾けるといいなーとか思ってる場合じゃない、仕事せな、やるときはやらねばならんので最後の手段として夜勤を再開するしかない(あえてここに記して自分に言い聞かせる)
今日はひとまず、昌さんの勇姿を見守る為に窯詰め終えてとっとと帰宅、明日からやるモン。
:今日の気分:
HELLO,10th Anniversary
おかげさまで9月2日に、フランジパニは10周年を迎えます。花のカタチのうつわ、花柄の模様が入ったうつわ、花を活けるうつわ。花いっぱいのフランジパニで皆様をお待ちしています。
2014.9.2 [tue]-9.9 [tue] 会期中無休
10:00-19:00
福岡市早良区南庄6-10-25 tel.092-821-1218
・・・・・・・
10周年、おめでとうございます。
この展示の為に(もったいぶってみる)花柄のうつわを作りました。
作りかけでずーっと放置していたピッチャー、どうやら本人があまり気に入ってなくて先に進めなかったっぽいので注ぎ口などを改めた。
(これがベストだとは思わないけど)前よりは断然よくなったのでやる気が湧いてきた。この方向で進めていって幾つか作る間にしっくりくるはず。
あとは秋の企画展に向け自己満足的な新ネタをこっそり(気付かれない程度に)ご披露したいと思ってロクロを挽いているがこれがなかなかに手強くて揃わない。連日ただロクロの練習してるだけになっててもどかしいけど、今となってはスイスイ作っている平皿も作り始めはこんな感じだったことを思い出してこの山も乗り越えられたらと思っている、てっぺんからの眺めはさぞかし気持ちよかろう。
ラジオで心のお医者さんが仕事は成果よりも時間で区切った方が精神衛生上は良いというようなこと(ざっくり)を仰っていたのを思い出して、やりかけだったけど時間が来たので終業してみた、これはこれで余計モヤモヤするようなしないような。さすがに窯は目標温度になるまでは止められないのでもう少し。
・・・・・・・
名古屋、mokodiさんにどっさり納品してきました、あの日の名古屋は猛烈に暑かったけど店内は品揃えや空調のおかげで非常に爽やかでした。webshopでもご紹介いただいているようなので遠方からも是非とも。
なるべく涼しい時間を見計らっても窯詰めは汗だく、終えたらシャワーへ直行。
仕事場とシャワーの距離感がなにより有り難い季節がやってきた。
いつもと少し違う形のマグ、取手をさんざん迷って結局いつもっぽいのに納まって数を作るうちにしっくりくる。こういうのが自分らしい形なのかと思ったりそこからなかなか抜け出せないことにもやっとしたり。
・・・・・・
おとといはティザーヌさんで開催中の金成さんの個展初日、夕方のんびりした時間を見計らってお邪魔して来た。お花いっぱいのディスプレイにもうっとり、自然と花器に目がいきます。肝心な器がちゃんと写っていないのには現場で是非どうぞの意図であり会期は6日まで、土曜日はまたご本人在廊するそうですよ。
うっとりのタイミングで偶然別方面から素敵な紫陽花を頂いたのティザーヌさんをちょっとだけ見習って仕事場にぶら下げてみた。キレイに乾燥したら個展で手に入れた花瓶に挿す予定。
ポットの本体と蓋を作っている。
いくつか毎には気にいらなくて潰してやり直しを繰り返してたら潰すのにも慣れてきちゃって「あららまたボツ、てへへ」みたいになっていた。それではマズいと残り3個ぐらいでやっと気がついて、重い頭をあげてよく考えてみたら単に同じ失敗を繰り返しているだけだった。そこで思いついたより良いと思われる方法で残りの3個、まだ完全には習得できてないけど確実にいい方法を見つけた気がしている。
如何に頭を使ってなかったかという事にも気がついた。これはいけません。
・・・・・
札幌パルコではパンフェス開催中、なんと明日(6/8)まで。
コウゼさんがパンにまつわるアレコレ持って参戦中、遠方より鋭意応援中。
じりじりと窯が出せるのを待っている、ただいま175℃。
以前の自分だったら200℃切ったらパカッと開けてしまっていたけど、年を重ねると臆病になるのか、最近は150℃を切るのを待つことにしている、冷め割れが怖いお年頃。
こうしてぼやっとしている時間が勿体ない気はするけど、出したらすぐに明るいうちに次の窯詰めをしてしまいたい。ある程度次の窯の分の釉掛けは既に出来ていて、残りは窯詰めの具合で進めたい。窯出しができるとそこからは時間との戦いになるので中途半端に他の作業に取りかかる訳にもいかず、今はやむおえずただぼやっとしている。
以上、今こうしている事に対する自分への言い訳。
・・・・・・
あああ、こうして持て余しているとうっかりAmazonポチッとしちゃうし、お願いだから早く冷めて・・・。
3日をもちまして、hibiさんでの個展、終わりました。
本人は初日と2日目のみの店番でしたが、古河の方々、遠方からはるばる、お取引先の方々、高校の同級生との再会もあったり、合間にはhibiさんとゆっくりお話できたりといい時間を過ごす事が出来ました、がんばった甲斐があった。その後も益子の陶器市と絡めてお越し下さった方々もあったりと、たくさんの方々にご覧いただけたようで心より感謝致しております。DMを設置してくださった関係各位、行けないけど、と陰ながら応援してくださった方々にもどうもありがとう。
古河、楽しかったです。
また呼んでもらえるように、またそろそろすずきさんの器を見たいなーと思ってもらえるような仕事を心がけて参りますので、横目で見守って頂けると幸いです。
hibiさんにも大変お世話になりました、ありがとうございました。
・・・・・・
今回はなかなかに達成感があったので、終わった後、さらに5月ということもあり燃え尽き症候群や5月病などを恐れておりますが、今月に予定していた次のヤマの納期が思ってたより早かったり、数が増えたりなど、お陰さまで病んでる余裕は無さそうで今の所は健やかにしております。
古河、hibiさんでの個展。
初日、2日目の店番を終えて帰ってきました。
展示はhibiさんにおまかせでしたが、シンプルな什器だけの店内に整然と並べてお花を少しという展示方法、自然光の注ぎ具合もかなり自分好みで、反省どころかときおり人目を忍んでうっとり眺めてしまうという親バカぶりでした、だって仕事場にあるよりもずっと奇麗に見えるんだもん。
お客さんが来てくださるのか心配し過ぎて前日は軽く情緒が乱れていましたが、同じく乱れたダイヤのお陰で遅刻して到着した店内には既にお客さんがいらっしゃっていて、その後もいいペースでお越し頂き、うれしいやらほっとするやらでおかしなテンションになっていたと思います、もしも失礼があったとしたらごめんなさい。
会期は5月3日まで、いっぱい作ったので迷って選んで頂ける余地はあります。あとは店主が笑顔で迎えて下さるのでどうぞお出かけください。
個展に向けて、最後は耐熱の窯。無事に窯詰めも終えて・・・なんてお伝えしようと思ってたのにここ数日ブログがおかしくなっててログイン出来なかった間にとっくに焚けちゃったし、窯出ししちゃったし、発送しちゃったし。
というわけで、本人も焼き上がった品物を眺めて余韻に浸る間もなくとっとと個展に向けて発送しました。今回は時期的にも他に心を奪われる事が多くてエンジンの始動が遅く、間に合うのか不安になることもありましたが、一点一点、作り慣れた物でもいつになく段取りを再確認するようにじっくり取り組めました。事前にはるばる茨城から打ち合わせという名目で来て下さったhibiさんとはほとんどは関係ない話ばかりしていましたが、その中からもお店に対する真摯な姿勢と素直なお人柄が伺え(逆に自分のへそ曲がりぶりは露呈してしまいましたが)まずはお客さんの前にhibiさんに喜んで貰えるものになっていたらいいです。
その辺りが反映されているかは、初日と2日目は現場で店番するので、ゆっくり品物を眺めながら考えてみます。
ピッチャーがDMの写真のはじっこに写っているのに気がついて慌てて作りだす。個展の仕事、作る方はそろそろキリをつけないと焼くのが間に合わない。
まとめて焼けるような大きな窯ではないので、焚きながら、作りながらの繰り返しで軽い窯焚きノイローゼ状態。ご存知無い方の為に申し上げると、朝目覚めた時とかボーッとしてる状態からふと我に返った瞬間に焚いてもいない窯に反応してしまうという症状、窯焚き中にうっかり寝過ごしてしまった恐怖体験から来たものと思われる。
昨夜は寝過ごすこともなく無事に窯を焚き終えてほっとして眠りについたというのに、夢の中では窯出し、耐熱モノだというのに白い長石のツブツブがブツブツに吹き出していて(現実にはありえない)全てがボツになってしょんぼりしていた、夢でよかった。
現実の窯出しは明日、中身は耐熱モノではない。
鈴木 史子 展
2014.4.26 sat-5.3 sat 会期中無休
12:00-19:00
at: hibi
〒306-0023 茨城県古河市本町2-14-6
tel.0280-32-7121
・・・・・・・
4/26,27は本人在廊します。
これまでは23センチがMAXだった平皿、27センチが出来るようになりました、次の個展でお披露目の(地味な)新作。
GWに茨城のhibiで個展。
常設ではオープン以来のお付き合いですが展示は初めてなので、定番の品物を中心でとのご要望。作る方はまだまだ予断を許さない状況ですが、いつもの白いのと黒いの、合間に取り組んでいる青いの、あとは季節外れだけど黒と黄色の耐熱モノもいくつか並べる予定なのでカラフルな品揃えになりそうです。ささやかな新作の大きい平皿は、これまでちょいちょいご要望があったのを「棚板が小さい」「手が痛い」「出来る気がしない」などなどあれこれ言い訳して逃げていたけどやってみたらあっさりと出来ちゃうもので、実際手なんか痛くならなかったし。せっかくなのでこの機会にこれまで作らなかった、もしくは作れなかった苦手なものをもうひとつぐらいは克服出来たらいいです。
夜勤の友として心強いプロ野球も開幕したことだし、あとひと月弱、やり切る所存です。
・・・・・・・
でも早く身軽になって映画とか観に行きたい気持ちもある。
忘れてしまいそうな程前に観た今年の1本目、「もらとりあむタマ子」
2/28(金)、3/1(土)、3/2(日)の3日間、紀宝町のパン屋さんGardenBreadの喫茶室に潮岬のうつわ屋ハロハロが出張します。そこでもいくつかは自分の器も連れて行ってもらえそうですが、最終日の3/2(日)には本人も参入してみることにしました、片隅でこっそり「すずきうつわ店」します。
なんせ思い付きで決めたので品揃えが不備な点はトークでカバーします、是非お出掛け下さい。
・・・・・・・
hellohelloうつわ展のお知らせ
2/28(金)
3/1 (土)
2 (日)
10:00〜16:00
gardenbread喫茶室にて
器についてのお問い合わせは
0735-62-7910(ハロハロ)まで
喫茶室では お飲物とタルトタタン、チョコレートタルトなどご用意いたします。
木、金曜日のランチはお休みさせていただきます。(お飲物、タルト、パンはお召し上がりいただけます)
毎日を考える vol.3 愉しき台所
毎日、ご飯を仕度するために立つ台所。
少し愉しくすることで
新しい献立を思いついたり、
めんどうな片付けが楽に出来るかもしれません。
あまり台所に立ったことのない方は、
ひとつの道具から、一歩入ってみてはいかがでしょう。
身に着けると心がウキウキするエプロン、
りんごがおいしそうに見えるかご、セロリをさしたくなるビン
食卓にそのまま出せる、耐熱鍋などなど
台所の空気が変わるものが集まります。
日差しがあたたかくなる三月、
「愉しき台所」へお出かけください。
:出展者:
・池田桜子 (東欧古道具)
・bowl pond platz (鉄・ハンガー、テープカッター)
・カゴアミドリ (世界のかご)
・川端健夫 (木工・ターナー、カッティングボード)
・キタムラマサコ (再生ガラス)
・小泉硝子製作所 (医療用ガラス)
・コンセントファニチャー (家具、椅子)
・鈴木史子 (陶器)
・武井春香 (鍋つかみ、コースター,ティーコゼ)
・Tajika (キッチンハサミ)
・ツゲ製作所 (エプロン)
・lawny (エプロン、バッグ)
・ON READING (本)
・にちよう市セレクト (おいしいもの)
2014.3.1 sat-11 tue
12:00-19:00
at:スタジオ・マノマノ
〒464-0850 名古屋市千種区今池1丁目18-20 伊藤ビル1F
tel.052-718-6366
材料の買い出しに瀬戸へ、ついでに愛知県陶磁美術館で開催中の北欧のやきもの。
キャプションを見なかったら日本人の作品かと思うようなのや、逆に色遣いやロクロ目にものすごく異国を感じるもの。これまでカタログでしか見た事無くて、写真では和風のデザインだと思っていた物はサイズ感がまったく和風じゃなかったのがおもしろかった。今でも見かける定番シリーズも、古いものは微妙に発色や質感が違っていて現行よりもよかったりと、何かと発見がありました。会期は3月23日まで。
先日見せて頂く機会があり、オーナー不在なのをいいことにこっそりベタベタと触っていた某社の貴重なコレクションが、展示の見どころとして紹介されていたのにも驚いた(あんなに触ってごめんなさい)他のコレクションのチョイスから社の姿勢にも非常に感心したので、お詫びとして図録を買ってきた。
あとはいつものコース。
粘土屋では珍しく土についていろいろ質問、新しい土とテスト用にサンプルも頂いたので使ってみるのが楽しみ。
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