来月の企画展に向けて少しでもと早目に取りかかったのに、暑い中での耐熱モノの仕事、お盆だからといってさほど休んだ訳でもなく、魅力的な夏休みの誘惑にも負けず、熱中症にもならず、滝のような汗をかき粉まみれの最強に不快なペーパー掛けも乗り越え、やっと素焼きに漕ぎ着けた。みっちり詰めるモードで臨んだ窯詰めもいざ詰めてみたらすっぽり納まっちゃって(あれ、もっといっぱい作らなかったっけ?)日程的にもたいして前倒しにはなってない、しょぼん。
来月の企画展に向けて少しでもと早目に取りかかったのに、暑い中での耐熱モノの仕事、お盆だからといってさほど休んだ訳でもなく、魅力的な夏休みの誘惑にも負けず、熱中症にもならず、滝のような汗をかき粉まみれの最強に不快なペーパー掛けも乗り越え、やっと素焼きに漕ぎ着けた。みっちり詰めるモードで臨んだ窯詰めもいざ詰めてみたらすっぽり納まっちゃって(あれ、もっといっぱい作らなかったっけ?)日程的にもたいして前倒しにはなってない、しょぼん。
残暑お見舞い申し上げます。
暑いから無理しちゃいけないと自分を甘やかし過ぎているので昨日はこれといった予定はなかったけどお休みにして涼しい部屋でウダウダしながら「まほろ」の映画の方を観直して、夕方からはのっそりと出掛けて「さよなら渓谷」(10本目)と勝手に大森立嗣デー。どちらも元気が出るような作品では無いけれどそれなりに英気を養ったつもりがやっぱり今日もあっさり暑さに負けました、仕事がちょっと早めにキリがついてしまったのをいいことに早めの終業としてしまった。こんな調子じゃ捗らない、日が当たらない仕事場なのに今日は朝から室温が30℃超えてたし、エアコンがあるとはいえしんどいわ。この時期だけでもサマータイム制を導入した方がいいかしらなども考えつつー。
秋の企画展やモロモロに向けて耐熱の器を作っている。鍋とかグラタン皿とか、使う事を想像したくないぐらい暑い日が続く中でいったい自分は何をやっているのだろう?とかいう事をなるべく考えないようにするのがコツ。
この「てんてん」は、加飾だけでなく滑り止め的な役割もあると思っているのですが如何に。
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先日、ナイロン100℃ 40th session「わが闇」を観てきた。
ざっくり三姉妹のお話。自分に姉妹はいないけど母は三姉妹、おまけに長女の名前(母)も同じという偶然に、他にも身近な三姉妹と姿を重ねながら拝見、3時間を越える上演時間も終わる頃には名残惜しいぐらいだった。いつもモヤモヤと考えている事とリンクする部分もあり、このタイミングで観れて良かった。タイトルは暗いけど期待通りのオモシロと、映像と組み合わせたオープニングもカッコ良くてゾクゾク、いいもん観せてもらいました。
いつもならパカッと開けてしまう温度だけど、今回の窯には大物が入っているので念のためにもう少し下がってからの方がいい、日程的には今すぐにでも詰め替えてもうひと窯焚いておきたいという気持ちもあり。
せめてあと1時間だけ待ってみようと決心したものの、仕事場にいると窯の扉をパカッと開けてしまいたい衝動が抑えられそうにないので一旦帰宅中。
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2桁まで待てなかったのは情けない限りだけど大物も窯出し、焼き上がりには若干の後悔が無い訳ではないけどもひとます無事に焼き上がってくれてホッとした。これはちゃんと納まる所に納まったら写真ででもご披露出来たらいいなと思っている。
引き続きの窯詰めも詰めたい分だけ丁度良く納まり定時に仕事も終えてちょっとした達成感、明日はまた窯焚き。
こうしているうちに少し緩んでしまった仕事のベースを取り戻したい。
暑くてどーにかなりそうなのと、赤い車が去ってしまい(自分で決めたのに)ちょっとした喪失感で宙ぶらりんな気分の中で、耐熱に取りかかり、たまには飲みに行ったり、選挙に行ったり、野球観に行ったりしながらこの月末にしてやっと今月初めての本焼きに漕ぎ着けたといったところ。
今日の窯の中にはなかなかに重要な物が入っているので少し緊張している。
苦手なアイテム(ロクロで挽く少し大きいもの)に、ギリギリまで今やらなくてもいい事をしたりしていてやっとこさで取りかかってみたらあら不思議、スイスイ出来るではないか。
遂にロクロの才能が開眼したのか、もしくはもう死んじゃうのか?
気分もいいので5枚もあれば足りるのを10枚挽いちゃった、この調子なら無限に挽けそうだった。仕上げや置き場所を考えるとこれ位にしておかないと逆に困るので勤務中ながらただ今休憩中、鬼平でも見るとする。
っても、ここも充分山だけど。
もっと奥へいったら気持ちいい予感がしたので、はるばる岩村町までお知らせを頂いていたマサチロ雑貨店の展示を見に行った。実際はカーブも多い道中で景色を愛でる余裕などはあまりなかったけどあちこちで満開のねむの木が目についた。
マサチロご夫妻にもお久しぶり。9月にはご出産とのことで暮らしぶりには変化の予感がありながら、変わらず実直で安定感抜群なお仕事ぶりがよかった。古き良き雰囲気を残しながら整えられた町並みの中の展示スペースに本人たちも作品もよく似合っていた。お話には聞いていたけど勝手な予想以上に素敵な町並みで、ゲリラ的な夕立さえなければもっとぶらぶら出来そうだったのが残念。地元の方からはお土産いただいちゃったり、お茶をご馳走になったお店では「こんな暑い中で」とお声かけ頂きましたが、下界から行った者にとってはとても涼しくて気持ちよかった。マサチロ雑貨店の展示は明日、15日までなので町の散策も兼ねて是非。
帰り道、今シーズン初の同カード3連勝を狙う我らがドラゴンズの戦いっぷりも気になるってのに車のラジオの感度が悪すぎるので近くの別の山にいる祖母の所へ寄った。テレビを見せて貰いながら、自称首から上だけは正常だという祖母とあれこれとりとめのないことを話してくる。ただ会いに行くだけで喜んでくれるという奇特な存在、早くお迎えが来て欲しいとかなんとかすぐに言うけど、自分にとってはただ生きていてくれるだけで嬉しい存在。帰りがけ、素麺を持たせてくれながら深刻そうな顔で何かを言ったのを訛り具合が違うので直ぐには理解できず、適当に相槌を打っておいたのが気になって思い返すとどうやら「恐ろしく長いから切ってから茹でろ 」と言ってたっぽい、ああ素麺の事だったのね。あんな顔して言わんでも。
勝てそうなドラゴンズとまだまだ生きていてくれそうな祖母をしっかり確認してから下界に戻ってきたら、こちらはまだまだ暑かった。
7日をもちまして、京都、器や 彩々さんでの二人展、終了しました。
会期の終盤はお暑い中だったと思われますがお越し下さった方々、DMを設置して下さったり、ブログやHPで展示のお知らせをして下さった関係各位にもありがとうございます。
彩々の店主おふたりにもありがとうございます。
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引き続きwebshopでも品物をご紹介いただけるそうです。お越しになれなかった方や遠方の方、お買い忘れがある方にはそちらもどうぞよろしくお願いします。
2人展、始まりました。
好天に恵まれたというよりも暑過ぎた初日、多くの方に足をお運びいただきましてありがとうございました。
予想通りの金成さんのスタートダッシュ、やっとのことでレジの中に居場所を見つけせっせと梱包させて頂きながらの在廊、器使ってますだとか、クラトコ行きますだとかいろいろお声をかけて頂いてうれしかったです。観光を兼ねてはるばる来てくれたお馴染みの顔にホッとしたり、埼玉からのharutsumiさんも出張に絡めて寄って下さり、細腕に大きなお荷物の姿に後の行程を荷物持ちとして同行させて頂きたいぐらいでした、それぞれお気遣いもいただきありがとうございました。
お客さんの波の間には金成さんとどうでもいいことをあれこれおしゃべり、近所にいい憩いのスポットも見つけたのでそこでもおしゃべり、2日目は諸事情でへろんへろんでしたが、お陰さまで楽しい在廊となりました、これまたいつもありがとう。店主のお二人にもお世話になりました、お茶ばかり飲んでてすみませんでした。
会期はまだまだ7日まで。金成さんの器は随分少なくなってしまいましてほぼ私の個展状態になっていますがここからはじっくりゆっくりご覧頂けると思います。金成さんのファンの方も残り香ぐらいは嗅げますので是非お運びくださいませ。
:諸事情:
初日の夜は彩々の店主のお二人も誘ってとにかく自分が行きたかったのでむんと食堂へ。
彩々さんとはまだお付き合いも浅いので若干緊張(あれでも)しながらアルコールとむんとの美味しい料理のお力を借りて歓談。照れ屋なのでどうしてもはぐらかしてしまいくだらない事しか話せませんでしたが、あんなんでよかったんですかね、ちょっと反省していますがすぐに忘れてしまいます。
彩々さんをお見送りした後は、同級生でもあるむんと夫人も交えて二次会スタート。そこからは時が経つにつれ記憶が曖昧ですが、イカしたママのいるバーではお互いのねこ自慢や常連さんとの交流「Vネックはセクシーか?」ということでひとしきり盛り上がったような気がします。さらにもう一軒、夜遊び感ムンムンのアルファベットアベニューには一昨年の年末以来の再訪、マスターはあいかわらずかっこよかった。お店を終えて自分の店に居るよりも愛想良くしているむんと主人とも合流してもうそこら辺りからは楽しくて眠たかった事しか覚えていませんがたまにはいいよね、いいのか。金成さんが居なかったら宿まで帰れなかったかも、翌日の頭痛薬のサポートにも救われました。京都は嫌いになってもわたしのことは嫌いにならないでください。むんと夫妻もありがとねー。
:オプショナルツアー:
前日は彩々店主の計らいで甲子園球場、対広島戦に連れて行って頂きました。
初めての甲子園、阪神ファンになりすまし、球場グルメも堪能。あっさり先制され点差も広がり7回ぐらいまでは阪神ノーヒットというしょんぼりとした展開の辺りでは彩々さんには気を遣わせたようですが、ジェット風船や応援歌、阪神園芸さんの華麗なグランド整備などそれなりの楽しみを見つけて満喫していました。そこから猛虎の逆襲、まさかの逆転勝利というドラマチックな幕切れ、マートンありがとう!彩々さんもありがとう!
京都へ戻って鼻歌まじりで行ったニューシンマチもいい店だったので覚え書き。
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そんなこんなで楽しかった3日間、しばらく土に触れていないというのに悪化した手荒れはこの不摂生の賜物だと思われるので、しばらくは地元で神妙に過ごそうと思いましたがそういや明日は豊橋球場で年に一度のお楽しみだった、晴れるといいな。神妙はそれが終わってからにします。
二人展まで日程的に本焼2回しか出来ないのでいつもより頭を使って窯詰めしたら時間と神経を消耗した。今回のポイントは窯の扉はしっかり閉めること、閉めた!これで前みたいに扉が開いていたら誰かの仕業だということになる(まだ何かしら疑っている)煙突は思うところあって閉めておくので焚く時に開けるのを忘れないようにしなくては。
明日はちょいとヤボ用で常滑なので、焚くのは明後日。
皮膚科の診察は10秒
あまちゃんは15分。
昨日観た映画は2時間9分。
今日の素焼は13時間ぐらい。
それにしても5時間44分も野球やってるってすごいなー。素焼しながら試合開始と同時にパン作り始めて、品物の仕上げして、休憩にコーヒー淹れて白熊食べて、DMの宛名書きしてポストに投函がてら焼けたパンを届けに行って、ビール飲んで、晩ご飯食べ終わってもまだやってた。試合結果をチェックして窯の火を止めた。
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「探偵はBARにいる 2」(8本目)あの見覚えのあるビルってやっぱりあそこだよね。コンビ的には多田&行天派、帰ってから「まほろ」見直しちゃった。
金成潤子・鈴木史子 展
2013.6.29(土)〜7.7(日)12:00〜19:00 会期中無休
*在廊日 6/29,30
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器や彩々 →*
〒604-8155 京都市中京区錦小路通室町東入る占出山町299 2F
tel.075-708-7822
窯焚き中。
今日もいつもどおり改めて順調だと思うまでもないくらい普通に焚いていたのに、還元かけ始めて4時間ぐらい(焚き始めからは16時間ぐらい)で何やら異変、よく見たら窯の扉が閉まりきって無かった、びっくりした。だれぇ?こんなことしたの、って他人のせいにしたかったけど自分の仕業に違いない。風の無い日で助かった。
窯の中身は心配だけど、事故が無かったことが何よりだとする。
今日はいい知らせを3つ受け取った。
そのうちの2つはプライベートな事なのでここには書かずにこっそりほくそ笑むとして、あと1つは来週からテレビ愛知で「鬼平犯科帳」の再放送が始まるということ。
梅雨。
今朝には削れるだろうと思っていたモノが全然乾いてなくて、ぼやっと待ってるのもアレだからって次のをロクロで挽き終わってもまだまだ、またぼやっと待ってるのもとさらに別のをロクロで挽いて。そこまで待っても削れるまでは乾かなかった、午前中に挽いたのも石膏板の上だというのに夕方になっても挽きたてのフレッシュ感をキープってどうよ、なので今日はもうやめ。
明日は晴れるらしいので削りまくり、明日は削り祭り、わっしょい。
昼間にぶらりと映画を観に行く、やっといた方がいい事をそっちのけにしている罪悪感が堪らない。誰にも咎められないけど後になってただ自分が困るだけ。
でも、気が小さいので帰ってから少しだけ仕事した。
・・・・
というわけで今年の7本目「中学生円山」おもしろかった。
おるがん社にしおさんとトラネコボンボンなちおさんの「マティノ植物園」at ティザーヌ・インフュージョン。
事前ににしおさんブログでラインナップをチェック、気持ち的には初日スタートに駆けつけたかったけど行けたのは2日目の夕方、でも自分好みのモノには絶対に間に合うはずと根拠のない自信を持ってお邪魔しました。にしおさんのお人形たちとなちおさんの仮設キッチン付きの売店ヤニスク、それとティザーヌさんとが何年も前からうちはこんなん感じでやってますというぐらいにしっくり馴染んでいて素敵な空間だった(お客さまも多かったので写真はナシ)喫茶では、前にももぐさで頂いて気に入ってしまったポテトのクッキーとも再会できてうれしかった、もちろん他のメニュウも期待していたとおりうまかった。
夕方からは「2010年博士の旅」上映。ブログやyoutubeでこっそり見守っていたのをやっとフルで観れた。もう、ここまでくると才能に嫉妬すら覚えず、すごいよ、ただただ感心してポカーンと眺めてしまった。専務もよくやった、何故か上から目線で褒めたくなっちゃって実際褒めてみた、愛情たっぷりのエンドロールも良かった。
ほらやっぱり待っててくれた。
と、お気に入り見つけて参りました。にしおさん初の著書「道草なひと」サイン本もあるでよ。
そのあと金成さん、はるちゃんと繰り出した串カツラブリーが非常にええ感じだったのでここに覚え書き。
:業務連絡:
エガちゃん、名古屋へ来たんだね、ようこそ!クッキーとマル秘DVD受け取りました、どうもありがとう。ずっと前には写真集もね。そういえば連絡先知らないんだよね、知らないままってのもいいかなと思って。
・・・というのをエガちゃんに誰か伝えておいて下さい。
個展が終わったら、のエサとしてぶらさげていた「おのれナポレオン」のライブビューイング、会場も先月オープンしたてのPLATだったのでそれも楽しみにしていたのに公演中止になってしまった。事前にある情報筋から宮沢りえちゃんが代役だと聞いていて、あの日の天海さんもとても素敵だったんだけど、りえちゃん演じるアルヴィーヌも観てみたかった。中止かどうかは当日のお昼頃まで分からなかったので、もしかしたら観れるかもとしばらくわくわくしてした分余計に残念だった。
今夜の公演はやってるっぽい。突然の代役で中2日で再開ってりえちゃん凄すぎる。
チケットの払い戻しは回転寿しに代わった。
豊川、寓での個展終わりました。よくゴミ捨ての時などに会う近所のおじさんからどこからか聞きつけて遠路はるばる器目当てにお越し下さった方まで、多くの方、というよりも本当にいろんなジャンルの方々にお越しいただきました、そこがすごく面白かったです。来て下さった方々にはありがとうございました。
在廊していなくても常に現場の様子を気にしていたせいか、随分長く感じました。先の京都も併せて「やっと終わったー!」というのが正直な気持ち、そしてそれはとても清々しいものです。それもこれも来て下さった方々、私の苦手な事を母親のようにやさしくそっとカバーしてくださる寓のスタッフの方々、何事もどっしりと受け容れてくださるおおらかなオーナーファミリーのお陰です。まだあんまり冷静には振り返れませんが、あとは仕事でもしながら自分の頭の中だけで反省します。
制作の渦中、夜勤が続いた時などは「あああもう個展とかしんどいわ」って思うのに、搬出が終わる頃にはそんなのもすっかり忘れて「また何かできたらいいねー」とか言ってるし。こんな調子で今後もやって行くのだと思います。
京都、小さい部屋「厨房から」終わりました。お越し下さった方々にはありがとうございます。
自分にとっても恒例となってきたここの企画展。毎度こちらもわくわくするような企画を提案して下さり、その中で自分が出来る事というのは大したことはないのですがいつもうまいこと馴染ませて下さり、見慣れた器がいつもよりちょっとだけカッコ良く見える気がするのが小さい部屋マジック。そんな機会をくれる店主、にしおかさんにもありがとうございます。
今回ご一緒させてもらったhkbさん、かっぱさん、水野さん、古川製パンさん。みんなが作るのは出しゃばらない物ばかり、でも使ったり、眺めたり、食べたりするとじわじわ効いてきます。自分にもそんな物が作れるといいです。
またご一緒出来る機会を楽しみに。
個展は7日まで開催中。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
:覚え書き:
コズモポリス(6本目)
久しぶりのロクロはまずは湯呑みから。せっかく手荒れが良くなってきた所だったけど、そんなことはどうでもいい。
昨日は個展の在廊。すっかりご無沙汰してしまった無礼な自分に以前と変わらないお顔を見せにきて下さる方々もあって申し訳なくともすごく嬉しかった、芳名帳にもそんなお名前を見つけたりして10年ぶりに里帰りしたような気分で過ごしました。店主によると週末にも多くの方にお越し頂いたようです。展示としてのクオリティはさておいても独立して11年目として本当にいい節目の機会となっています。
苦節22年にしてついにブレイクかと、調子に乗って赤いスポーツカーでも衝動買いして乗り回したい(あくまでもイメージ)ぐらい勘違いしそうですが、その辺は持ち前のマイナス思考で2日も仕事場に籠れば元に戻ります。
会期は5月7日まで、まだまだあります。明日の午後にちょっと顔を出そうと思っています。
京都、小さい部屋「厨房から」は30日まで。
昨日の雨が嘘のように晴れ上がった初日、天気に気分を左右されがちな自分にとっても幸先良いスタートでした。展示の写真も撮ったんだけどどれもイマイチだったので外観写真でごまかします。これから初めてお越しの方にはこののれんを目指してお越し下さい。
ブランクがあったとはいえ長いお付き合いの寓なので、親戚の家にいるぐらいのお気楽な在廊でした。さすがお茶屋さん、お茶も美味しかった。お久しぶりでお会い出来てよかった方々や、元職場の近所という事もあってお互い生きててよかったレベルの再会、いつも何かとすんませんと恐縮してしまうお馴染みの方々、初めましてなのに取っ付き悪そうな自分に勇気を出して話しかけて下さった方々など、そしてそれらが一時渾然一体となった店内ではどんなスタンスで対応したらいいのか戸惑う事もありましたがざっくり楽しかったです、お越し下さった方々にはありがとうございました。これから5月7日まで、さすがに毎日は現場に居られませんが、日曜の午後在廊は厳守、それ以外も土曜日あたりはちょいちょい顔をだせたらと思っています。居ない時にコッソリ見に来るってのもアリです、その際は芳名帳にお名前だけでも頂けたらと思います。
ここしばらくは何もかもそっちのけでこの個展や京都に専念してしまったのでしわ寄せもいろいろ、注文お待たせの方々にはすみません。まずは明日、連休前の滑り込みで原料の買い出しから始めて一刻も早く元の暮らしに戻りたいと思っています。
お客さんより早く到着して、まっさらな「厨房から」を見ようと思っていたのに5番のバス遅過ぎるし。結局、お昼ごろに到着。
入り口ではパンがお出迎え、みんなはエプロン姿でもりもり任務に励んでいたので慌ててお手伝い、レジではお客さんにもご挨拶。
落ち着いた頃のお昼ご飯もここでのお楽しみ。下からの出前「アレをお願いします」でカリフラワーのフライ。やけに落ち着くバックヤードはこうしてご飯食べたり、お茶飲んだり、しゃべったりと部室状態。
肝心の展示の様子は小さい部屋ブログでどうぞ。
その頃にははるばる高知からの出店組と木の水野さんも揃って今回初めましての方とも店主のおかげさまで団結。
日帰りなので、翌日の古山製パンのホットサンドが食べれないのを残念がってごねていたら寝不足にもかかわらず試作を兼ねて作ってくれた(バナ×チーもよかったよ、中身はもちろんパンが美味しい)ありがとう。バウルーやっぱりいいな、欲しい、つーか買うね直ぐ。直火ってのも魅力。
他にも小さい部屋絡みの作っている方々もいらっしゃってご挨拶もできてやっと物と人がつながった。閉店時間までは本当にあっという間だった。
〆は店主おススメの気取らない美味しいお店でちょっとした打ち上げ、無事に始まった事に乾杯。まだまだ飲めたし食べれたししゃべれたな、自分だけが日帰りなのが本当に恨めしかった。嫌いな歌手を思いきってカミングアウトしたら同意してもらえて信頼度もさらにアップ、エイリアンには同意出来ずにすんません。短い時間だったけど非常に楽しかった。駅までのバスの中ではひとりニヤけてたと思います。
ここ数年こんな調子で高知の方々とお近づきになれて、去年は念願の高知初上陸も果たし、ますます高知が気になっている今日この頃ですが、こうしてつなげてくれた店主やにしおさんには感謝しています。今回のメンツもすごく居心地がいい、始まったばかりだけどまた何か一緒に出来たらいいなあと思っています(というのを店主に遠回しにアピールしておきます)そしてなるべくまた高知へ行ける方向を向いて行こうと思います。
そんな高知と愛知、京都のつながりイベントでもあります「厨房から」は4月30日までやっています。
いよいよ今週金曜日から小さい部屋での「厨房から」が始まります。
自分は事前にお披露目もせずにとっとと梱包して送り終え、同じく出展者のhkbさんやかっぱさんのレポートに器と組み合わせた姿を勝手に想像してニヤリ、またそれを今この時点で具体的に想像出来るのは自分だけだと思う余計にニヤけてくる。初日には出展者のおふたりはもちろん古山製パンさんからDMを作って下さった竹村活版室さんまでも高知勢総出で小さい部屋に勢揃いするとのことで一緒の在廊も非常に楽しみにしている。
その後の個展も少しづつ具体的になってきて、京都と個展、同時に考えていたらついには右手と右足が一緒に出そうになってきたので2ヶ月ぶりのシネ部(やっと5本目「舟を編む」)でちょっと気分転換。
まずは京都でお待ちしております。
小さい部屋への先発便を発送して、今日は個展用の窯詰め。
ざっくりと素焼きしてあったので気ままに進めるとアイテム的に偏って焼き上げてしまうので慎重にリストとにらめっこしながら必要な物から詰めて行った(つもりだった)一生懸命トリ頭をフル回転して目一杯詰め込み、ホッとして仕事場に戻ったらこの窯に詰めなくてはならなかったはずの皿の手つかずの素焼きの山を棚の奥に発見してギョッとした、これらは初日に間に合うのか微妙。
小さい部屋からは無事に荷物を受け取ったとの知らせ。
耐熱の入れ子鍋。なんとなく照れくさいというかなんというかで随分前に焼き上がっていたのを仕事場で人目につかないようにひた隠しにしていて(本人はたまに覗き込んではほくそえんでいた)こうして初めて見せる他人が店主西岡さんだったわけでして、他人というのは恐ろしい、そんな秘蔵っ子だったというのに梱包を解いた途端じゃないかという早さであっさりブログにUPされていた、自分ばかりがやけに気負っていたのがちょっと可笑しかった、お陰さまで肩の荷が下りた。
梱包を褒められたのは素直にうれしい、ヤキモノのお粗末な仕事っぷりを思うと他に向いてる仕事があるのかもしれない。
「無理な外出は控えて下さい」って天気予報と、同行予定者がこの計画を立てた頃には全く思いもよらなかった事情で一緒に行けなくなってしまったこととかで何だかパッとしなかった気分も新幹線が東へ進むにつれて良くなっていく天気と共に上がっていった。
ささっと午前中の仕事をこなし夕方に東京着。今回のメインは東京芸術劇場「おのれナポレオン」関係者つながりでチケットを取ってもらえたおかげさまでとても良い席で感激(で観劇)この日は自分たちの日程的な都合もあって正式な初日前のプレビュー公演のしかもそれの初日。俳優さん達も大勢のお客さんの前での初めてのご披露なのでは?と思うとこちらもなんだか緊張しながら観た、期待していたとおりとてもおもしろかった。5月には豊橋の劇場でスクリーンでのライブビューイングがあると知ったときにはせっかく東京まで行くのにーと悔しがったけどこのプレビュー公演からの1ヶ月後の演出の変化を観に行くってのもいいかも。
公演後には感想などを言い合いながらわいわい食事をしていたらお隣に来た団体さまはこれを終えた俳優さんやスタッフとおぼしき人、テレビでみたことあるあの人やその人らでここが東京だと思い知らされた訳で。
翌日は流れで銀座をぶらぶら。かっこいいISSEI MIYAKEのウィンドウに目を奪われながら(入る勇気はない)在東京の同行者からginzaのAppleは故障しにくいとの噂を聞いたのでそんなら行きますかとApple Store 銀座で思わずお買い物、お昼ご飯は天厨菜館のほうれん草の炒飯が美味しかった。その後一穂堂で同行者のお知り合いの徳永順男さんの椅子展、素晴らしい鉋との出会いから生まれたというこれもまた素晴らしい木の椅子たちに初めましてでひとめぼれ。残念ながら今の自分ごときには手が届くような代物ではなく、暮らしぶりからも不相応な物だったけどご本人から興味深いお話を伺いながらほぼどの椅子にも座ってOKというありがたい展示だったので座りまくってきた、それぞれでどれも心地よかった、いつかこの椅子に相応しい人に成りたい。
せっかくの銀座だったからついでに新しい歌舞伎座も(外から)見て来たら良かったと今さら思っていたりして。
帰りまではまだ少し時間があったので水道橋へ。
ちょうど東京ドームでは我らがドラゴンズは三連敗を喫していてその直後のドームから吐き出される人波に押されながら辿り着いた千鳥で器の展示を観ながら自分の個展はどうしようかと(今さら)思いを巡らせつつ東京駅へ、せっかくなので丸の内駅舎でドームを見上げてから帰ってきた。実は天気予報のような荒天に見舞われたら東京ドームで野球観戦でもと目論んでいたけど(危うく連敗をライブで見てしまうとこだった・・・)結果、昼間の銀座は上着も煩わしい程の好天だった。
うらめしい天気予報のせいでお芝居以外はノープラン、行き当たりばったりだったけど珍しいルートで巡った東京への1泊1.5日のささやかな春休み、もろもろ楽しかった、当初予定してたメンツみんなで一緒に行けたらもっとよかったなー。
さて、4月のもよおしまでもうふたがんばり。
この週末のちょっとした春休みは随分前から決まっていたことで、同じ月に2つのもよおし(企画展と個展)があることはそれ以上前から決まっていたことなのに、やっぱり春休みとかいってる場合かよ的な状況になっている。
それもこれも結局は自業自得なので120%ぐらいでがんばっているというのに週末の大荒れとかいう天気予報に少しブルーになっている。
予報、外れたらいいのに。
もしや管理画面もすべて英語になってしまうのでは(人並み以上に英語に弱い身として)怯えていたんだけど、今の所そのまま使えているこのブログ。まだ油断はできないけどこうして使えている間は居座ってみようと思う。
私事ですが、まさに本日3月末でこのブログのシステムがいろいろ変わってしまうらしく、このまま使えるんだけどこれまでと何ら変わらずに使えるのかはよく理解出来てなくて、念のため別のブログに引っ越せるように準備はしたんだけど新居の居心地が悪い。意外とあっさりここままいけるんじゃね?と気楽に構えている部分もある。
で、ちょっと慌ててもよおしのお知らせをしてみたり。
さて明日にはどうなっているのでしょう、どきどき、予告なく引っ越すかもしれません。
「探さないで下さい」 ...言ってみたかっただけです。
「厨房から」
2013.4.19(金)〜 30(火)11:30〜18:30 (水、木休み)
鈴木史子 [陶]
皿(大中小)ボウル(大中小)プレート皿
カップ コップ 耐熱用入れ子鍋など
水野悠祐 [木]
パン皿 ヘラ ボックス
その他一点もの
かっぱまわり [布]
かっぱじき ガーゼクロス マット
小さいクロス 鍋つかみ 鍋敷き
hkb [布]
パンツ シャツエプロン エプロン
トートバッグ ビール袋
*4/19、20 は高知「古山製パン」のパンが並びます。
小さい部屋 →*
京都市左京区北白川堂ノ前町39-6 太陽カフェ2F
tel.075-702-7918
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「いれもの」 鈴木史子 器展
使い手の思いを受け容れられる色々な「いれもの」を並べられたらと思っています。
2013.4.25(木)〜5.7(火)10:00〜18:00 (水曜休み)
*在廊日/25日、日曜午後
うつわとギャラリーの寓(ぐう)
〒442-0027 豊川市桜木通3-1(牧田園横)
tel.0533-86-5768
桜の様子も分からない程度に籠り気味だったので、個展のDMの段取りにと出かけたPHONONへの道中の風景ですら新鮮だった。知らない間にすっかり春が定着してたっぽい、杉もラストスパートか花粉症も絶好調(絶不調)。肝心のDMの方は毎度ながらノープランで臨んだのにうまいことまとめてもらって、鼻水が止まらず春キライなんて言ってる人のだとは思えないさわやかなハガキが出来上がりそうです(写真はイメージです)楽しみ。ちょうど京都小さい部屋からもDMが出来たとの報告、こちらはこちらで竹村活版室の作だと聞いているので期待大。
戻って仕事。いつもなら切り上げてしまうタイミングからのもうひとがんばり。
このデジタルな世の中から紙のDMが無くなってしまったらやだな。
湖西、moon sisitersでの「器とパンの美味しい関係」おわりました。
お越し下さった方々にはどうもありがとうございます。自分はまたもや最終日に滑り込みセーフ、かねてからトーストがカリッカリのまま保たれると評判の木の器、トーストにピッタリサイズのをお皿を手に入れて参りました、おまけにパンも貰いました、ごちそうさまです。
次は4月の京都の企画展と地元での個展です。
季節的なものかどっか悪いのか、ここ最近はちょっとした事に反応してしまい頭で考え過ぎて手が遅れがち。でも戸惑いながら作っていた耐熱がロスもなく良く焼き上がってくれてそっと背中を押してくれた。
少しづつだけど確実に進んでいる。
スタジオマノマノでの「飲む。」展、終わりました。来て下さった方々にはありがとうございます。自分も最終日に滑り込みでお目当てのグラス、コーヒー豆も手に入れる事が出来て喜んでおります。
moon sistersの「パン」展にはティーカップやボウルなど少し追加しました、こちらの会期は17日までですので是非どうぞ。
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