仕事場で長く事愛用していたラジカセ(なんと、ナショナル)がついに逝ってしまった。ラジオ無しでは働けない体なので、スマホでradikoは着信やメールの度に途切れるし、使い古しの小型の携帯ラジオはボリュームが壊れていてむやみに大音量だし、で散漫な日々を送っていた。すぐに発注していた後継機がやっと届いてもACアダプターは別売りという世知辛い仕様、付属の電池がいつまで持つのか気にしながらアダプターの入荷を待っていた。
それがやっと届いて、ラジオも定位置に納まり、これからは落ち着いて励みますか、といったところ。
後継機はSONY、小さい!
さすがにラジカセよりは音質が劣るけど、どうせAMラジオしか聞かないのでこれで充分。その気になれば別のプレーヤーと繋いでちょっとしたスピーカーとしても使えるらしい、ハイテク。
前にロクロを挽いた時になんか調子悪いなーと思ってて、それは機械じゃなくて人間の方。今日は久しぶりにその時と同じ物を挽いてみたらまだ違和感があった。前に挽いた時に土の堅さとかが合わなかったのをむりやり挽いたおかげでちょっとした感覚がズレてしまったんだと思う。
野球で、ピッチャーが合わないボールにむりやり合わせてフォームを崩したとかなんとか聞く事があるけどこういう感じなのでは?と思った。
あまり頭で考えてばかりいても上手くいかないので、ひとまず(めんどくさかったけど)ちょうどいい堅さまで土を練り直して、深呼吸して、上着を脱いで、もう一度挽き直したら少しましになった、上着は特に関係なさそうだったので寒かったからまた着た。
お く り も の 展
2014.1.24(金)〜2.16(日)*水曜休
11:00 〜18:00
陶器:石原 ゆきえ 大野 素子 スエ トシヒロ 鈴木 智子 鈴木 史子 田中 一光 田中 遼馬 藤森 ちかこ MIRADA
ガラス:オカベ マキコ 金津 沙矢香 新田 佳子 Mellow Glass
木工:クロヌマ タカトシ toji kyoko 結城 琴乃
布小物:cocone 革:edge 針金:lemon tree
帽子:ahat 裂織鞄:sachi 染花:mimi senka
紙:てまねき羊 Akane BonBon 編小物:chia
ハンコ:hoca* イラスト:谷口 真由美 灯り:35mm
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〒663-8113 西宮市甲子園口3-26-7 甲園ハイツ202
tel.0798-55-2964
自分はと言えば、当時は学生で、わざわざ帰省するのもめんどくさかったので成人式に出ていない、いつまでも成人の自覚が無かったのはこのせいだと思っているぐらいで後悔はしていない。
成人の日と聞いていつも思い出すのは、その後、学校絡みの海外旅行のツアーの募集があってどうしても行きたいけどお金がない、そこで母に「浮いた振り袖代だと思って!」という文句でお金を出してもらい生まれて初めてフランスへ行った。今となるとヒドいことをしたと反省している、かあさんあの時はごめんなさい、今でも振り袖よりパリで良かったと思っています。
もう手元にはピンぼけした的外れな写真やヘンな土産しか残っていないけど心の中にはあの独特の空気感、いっぱい歩いて、食べて、観て、楽しかった色んな事がとにかくいい思い出になっている。
その後、何度も訪れることができた(もちろん自腹で)自分バブル期には毎年行けるぐらいに思っていたのに今はもうそうもいかない。
パノラマ写真ってのも懐かしい。
あけましておめでとうございます。
正月は、引きこもる為の抜かりない準備のおかげでぼけーっと過ごし、あまりにも自然にぼやーっしていたのでずっとこうして生きていたような気がして社会復帰が危ぶまれましたが、いざ仕事場へ行ってみたらそれはそれで昨日も一昨日もロクロでも挽いてたんじゃないかと思うくらい自然に体が動きました、まだまだ社会に出れそうです。
今年は窯出しからの仕事始め。焼き上がった品物を見ながら去年の反省などしつつ、たいそうな抱負は思いつきませんでしたが、健やかに過ごせたらそれでいいです。
小さな野望は注文仕事のペースアップ、で身軽になりたい。
そんなんですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
黒で台皿、5寸〜8寸。
土の特性から、大きくするときっとあれがこーなってしまうだろうから上手く出来ないと思い込んでいて、これまでは6寸までしか作ってなかったけど、思いきってそれ以上のサイズも作ってみたら別に何事も無く焼き上がった。
これらは来月、nicoの「おくりもの展」に並べて頂く予定。
(受け売りですが)
生しいたけを調理する前に一度冷凍するとさらに美味しくなる、スライスする時は危ないので半解凍で。
そのしいたけの風味は歯を磨きたくなくなるレベル。
他のきのこでも試してみよう。
器もお人柄もとにかく気になる存在、広川絵麻ちゃんの仕事場へお邪魔してきた。
崖から落ちて心中するワケには行かないと同行者と借りたクルマに気を遣い、噂に違わぬ次から次へと襲いかかってくるカーブの山道も見事なハンドルさばき(自賛)でやっつけ、やっと人里に辿り着いた時にはゲームをクリアしたような達成感を覚えました。
家主お気に入りの場所からの絶景(実際はもっとキレイだよ)
足下には栽培してるのかただ生えてるのか、いろいろなハーブ(合法)があって、ここでいつか宴をしようと約束しました。
カワイイ窯小屋。窯も器から想像していた通り、なんだかかっこいい。
お家ではお茶をよばれながら、お仕事用だとと思われる壁にピンナップされたメモ、お山にいるとは思えない都会的なキーワードからは絵麻ちゃんの活躍ぶりも伺え、それについては根掘り葉掘り聞き出してみた。とりとめのない話からは作るヒントもちゃっかり頂く、いろいろ教えてくれてありがとう。あの器たちがこういう環境から出来ている事がものすごく腑に落ちた、来てみてよかった、ハーブパーティ実現したいね、丸い板探しとく。
町では
「竹村活版室」で名刺を注文。今回のDMもここのあいちゃんが作ってくれました。居心地の良い仕事場。
「ワルンカフェ」でおかずのせごはんとトムヤムクン。これから絵麻ちゃんトコへ行くと言ったらお土産を持たせてくれた。
「miette」ではPLATに寄って下さったお礼がてらコーヒー、ケーキはテイクアウト、シュークリーム美味しかった。クリスマスにはおるがん社絡みの催しがあるそうです、いいなー。
出掛けて来る前はバタバタで観光プランなど考える余裕も無くて行き当たりばったりの思い付き行動だったのにちゃっかり満喫、今となってはあそこも行きたかったなどと思ったりしている。噛めば噛む程に味が出そうなスルメ高知、町の方々にはほんとうに優しくしていただいて感激しています。飛行機も予約を間違えたりしなければ活用出来るのでまた訪れたい、これからもより高知を気にしていこうと思います。
・・・・・・
:最終日:
帰りの飛行機まで少し時間があったので、朝イチでクサマってのはいかがなものかと戸惑いながら草間彌生展「高知県立美術館」イヤホンガイドでは画伯の唄も聴けました。
あー、たのしかった。
いっぱい食べて飲んでしゃべってきて身に付いたと思われる今、とにかく気がかりなのは、会期中にPLATで買ったパンツ(丈直し中)が、届く頃には穿けなくなってやしないかということ。
天気に恵まれた3日目は「日曜市」
新鮮野菜やナマモノ、刃物などは残念ながら羨ましがるだけだったけど、活気があってわくわく、お土産に乾物や瓶詰め(ひじき美味しかった)芋けんぴなど、直ぐに食べられるものも充実していてお昼ご飯にサバ寿司(しつこくサバを求める)とフレッシュ柚子のジュースやら、気付いたらスーパー袋をいっぱいぶらさげていた。出掛ける前はお昼ご飯はひろめ市場へリベンジもアリかと思っていたけど、現場は昨夜同様の賑わいぶり、みんなまた飲んでるし!日曜日の朝だし!昨日の今日だし!もうええわ!で宿でのど自慢を見ながらのんびりランチにしました。
電車もすぐに慣れた。
「1188」ではフェルトの展示と常設、器はお馴染みのクラトコメンバーの方が目についた、白いシュッとした店内のディスプレイのおかげかクラトコよりもさらに素敵に見えました。
開いててよかった「ボンコアン」では先月のなちおさんの絵本展の原画や絵本を見せてもらいながら残り香を嗅いで、旅のおもひでに紙ものを少し、もったいなくて使えないけどすんごく使いたくなるモノ、複雑。
晩ご飯は「gumbo」そろそろ内臓を労り温野菜のサラダにクリームコロッケ、イカのパクチー炒め、パスタなどなどどれもボリューム満点にビール少々、料理もビールも本当に美味しくて最終日のランチでリベンジしようとしたぐらい(行程的に断念)疲労のせいか話題も可笑しくなってて作る話とかそっちのけになってた、hkbさん、かっぱさんもお疲れのところお付き合いしてくれてありがとう、おもしろかったです。
あくまでも展示の為に行った高知ですが、せっかくだからいろいろ、主に食。
初日の夜は今回の展示の関係者総出で「TOTOYA」オコゼの刺身(超美味!)から始まる軽い打ち上げ、ちょこっと焙ったイカとか、メヒカリの唐揚げ、カキフライ、里芋のグラタン、あさりのパスタなどなどに高知ならではの四方竹やイタドリをつまみに呑んでしゃべって、わいわいわい、意外と壊れ無さそうなヒトが壊れかけるパターン、ワインもいろいろ飲んだ。
じゃ、明日からもよろしくねー、なんてさっぱりとお開きにしたつもりが
そこに屋台があったから。おるがん社ご一行と「松ちゃん」でラーメン、おでんに餃子そしてビールで〆。
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翌朝はにしおさんと町へ繰り出し、トースト、サラダにゆで卵、オレンジ色の味がするゼリーが添えられた高知的スタンダードなモーニングを頂き、フジタさんを捜索、捕獲。PLATの開店を待つ間にぶらぶら散策「terzo tempo」へ、この後何度も感じることとなる高知のお店の方の絶妙なアプローチ、ついついこちらも懐いちゃっていろんな事を話しちゃうパターン、ここも心地良いお店でした。写真はterzo tempoの方。
2日目の〆はやっぱり、ひろめ市場!
超満員の中やっとこさ席を確保、まずはhkbさんとサシ呑み、おススメの塩たこ焼き、やけに美味いキュウリのつまみにドロメ、清水サバ、トロカツオ、あん肝なんかをつまんでいたらどこからともなく聞きつけて来た関西からお越しのWさんご一行と、その日もお疲れさんだった古山製パン’Sも加わりだんだんわけ分かんなくなりながら盛り上がった。宴もたけなわな頃、パン屋のかわいいりえちゃんに〆のスウィーツでも買って来なさいとお小遣いを渡したら大きい唐揚げを買って来たのにはウケた、パン屋ふたりであっさり平らげていた、肉食女子というのは見かけによらない。
Wさんご一行のかつおの塩たたき。ここで舟盛りなんて初めて見たので写真だけ撮らせてもらった、あとで一切れいただいた。全て平らげた怒濤の宴の後の写真があったけどあまりにもお見苦しいので自粛します。
こうして高知2日目までやりきった!
「12ヶ月のワードローブ」at 高知 PLAT、終わりました。 お越し下さった方々にはありがとうございました。
出掛ける前から飛行機のチケットの件ではスミがつきましたが、(ピンクに見えるけど赤だと言い張るので)赤い飛行機で高知竜馬空港に到着、早速市内行きのバスに乗り遅れる。
やっとこさPLATに辿り着いた頃にはもうひと波去った後だった、予告どおり腹ぺこで到着。あいさつもそこそこに中庭の古山製パンのセルフトーストスタンドに駆け込む。
ここが非常に居心地がよく、後にお客さんからはパン屋の主人だと思われる程ここにに入り浸る事になる。
:中の様子:
フジタさんのミルククラウンの指輪に(絵麻ちゃんが言うところの)宝石、天然石の指輪、ツリーには華奢なネックレスがオーナメントのようにぶら下がっている。
天然石は見る度に新たな発見、在店中は飽きずにぐるぐる眺め回していた。ずずっと奥に進むとセルフトーストスタンドがある古山製パンエリア。
hkbさんの水玉タイと一緒にブルーのコーナー。このネクタイは着けるヒトによって様々な表情。かっぱさん、よくお似合いでしたよ、ちょうちょ結びの方がね、ぷ。
hkbさんのエプロンと白い器はよく似合うと思う、だってそのエプロンをして作っている器だから。
まだまだ、hkbさんのバッグやジャケット、パンツ、自分のポットやボウル、かっぱじきと耐熱の器での黄色いコーナーやら盛りだくさんだったのですが、店内は賑やかで撮影のタイミングが計れず。それにしても高知の方というかPLATのお客さんはオシャレな方が多い、いろんな所へ出掛けてヒトをジロジロ見ていますが、こんな町はなかなかないと思ったのと同時に着の身着のままで出掛けて来てしまった事、靴の代えは持って来たのに顔に塗る物はまとめて忘れてきた事を猛省。
今回、高知では初めましてお邪魔しますの器たちでしたが、これまでネット上でこっそり見守っていて下さった方、初めましてでまずは毒味とマグカップ辺りから始めて、会期中にご家族連れでリピートして下った方々などもあり、うれしい反応をいただきました、と思っていいよね。
さらに引き続き器をPLATさんでお取り扱いいただけることにもなりましたので今後もどうぞよろしくお願いします。
それにおるがん社に土鍋を納めれたし、絵麻ちゃん、絵麻ママにもクラトコ以来の感動の再会、PLATオーナーさんには初めまして、かっぱさん、hkbさん、フジタさん、古山製パンとりえちゃん、素敵なDMを作ってくれた竹村活版室のあいちゃん、みんなとまたさらに仲良くなれた(気がする)のがもう1つの大きな収穫でした、ありがとう。
このメンツで今後も何かとご一緒できそうな予感にわくわく。
高知への発送を終えて、軽い燃え尽き症候群。
ほげーとしながらギリギリでもないのに珍しく高知までの交通手段を確認してみたら、往復とも「名古屋発」で飛行機を予約してあってびっくり、ホントにびっくりした!わしゃアホか、慌てて変更の手続きをした。早割で取っていたのでキャンセル料は痛いけど、いつもなら確認もせずに出掛けたに違いない、高知空港で途方に暮れる所だった、事前に気がついてよかった、ホントによかった、、、
初日にこちらを発つのでオープンには間に合いませんが、到着次第、あと土日はPLATでお待ちしています。
「12ヶ月のワードローブ」ぼちぼち内容も明らかになってきて、もう完全に客目線、楽しいもよおしになりそうです。フジタさんの指輪は当日のお楽しみとして、hkbさんの相変わらず「素敵やん」な品々にまずはバッグからと戦略を練ったり、初日と翌日の古山製パン、謎のワード「セルフトーストスタンド」というのはどうやらパンを焙って食べ放題、塗り放題てことらしい、すごくね?さらにビールも飲めちゃうらしいので、行きは昼のフライトだけど飲まず食わずで向かう決心をしました。
飛行機の予約ミスは置いといて、高知では初めての展示ですがこれまでのご縁でお付き合いいただいている高知の方々が非常に心強くてなんの不安もない、あとは身ひとつで飛び込んでみようと思っています。
:シネ部:
「タイピスト!」(16本目)
クラトコやともしびとで手に入れたもの(の一部)を並べてみたらちょっとした晩酌セットみたいになった、手前は辻本さんの石けん置き。
これらは使う前にさんざん眺めまわされるという洗礼を受ける。
・・・・・
パソコンのIDみたいなのをいじくり回していたら訳分かんなくなっちゃって電話サポートに助けを求めた。セキュリティ上設定していた秘密の質問を(それ自体も忘れかけていた)ある特徴を持ったねこの名前にしていたのが、このパソコンを買った頃というもう1つのヒントがすぐには浮かばずに、改めて声に出すと恥ずかしいような他のねこの名前を列挙してたら5匹目でロックがかかってしまいそこからは探れなくなってしまった。
IDの問題は別のアプローチで解決したけど、電話口で軽くテンパっていたとはいえあんなに大好きだった(今は亡き)◯◯ちゃんの名前が思い浮かばなかったのがショックだった、今なら一発で正答できるのにごめんなさい。
それに心当たりのねこを挙げるのには5匹じゃ足りない。
これまで日程的にクラトコとの兼ね合いでなかなか行けずにいた「灯しびとの集い」にやっと行ってみた。
腹ぺこで到着、遅めのお昼ご飯にフードブースは売り切れも多くて選ぶ余地も無かったけどお客さんのキモチも体感しなくちゃと長蛇の列に並んでやっとこさ食べ物にありつく、これがクラフトフェアの醍醐味か、そうなのか。
知人のブースもちらほらあってそこはそこでのんびり話していたかったけど、時間に余裕も無いので次々と見て回る。思い付きで出掛けた割にはちゃっかり予習済、気になっていたブースをチェック、想像通りに「素敵やん」な品物にはいつになく決断も早い。以前から密かに思いを寄せている作家さんのブース、ご本人もいらっしゃって(心の中で黄色い歓声)いつもなら持ち前の人見知りを発揮してじーっと黙って品定めするのがやっとこさなのに同行者の存在が心強く、こちらから声をかけるという暴挙に出てみたりして、おかげで素敵なオマケを頂いて感激、逆に自分の器を使っていると言われて照れてみたり、他のブースでも出展者の興味深いお話が聞けたり、クラトコを無事に終えて緩んだ気持ちも後押しして思いきったお買い物をしてみたりなどなど、、、素直に「クラフトフェアって楽しいねー」なんつって満喫、気になったブースにすぐに戻れる規模も丁度いい、時間無いとかいいながら何周もループ、出展者もそれぞれ機嫌良さそうに過ごしていてとても良い催しでした。
いいモノ達の刺激で頭も冴え、帰りの車内でも(くだらない)名言が続々、楽しい1日でした。
明日からは高知に向けてラストスパート。
台皿も作ってみた。
(もちろん人形じゃない方ね、実物はもっと青いの)今度の高知に持って行くつもり。
この青い釉の開発動機は「汚れとかスプーンの当たり心地とか気にせずにがしがし使えるカレー皿が作りたい」なので、いつになるかわかんないけどそこまではやってみる。
明日の耐熱の窯焚きで高知分も完了。
今年は夏が長くて思うように捗らず、詰め込み過ぎた感のあるこの秋のあれこれをこなせないんじゃないかと夢にまでみることもあったけど、なんとかかんとか完走出来そうで息切れしながらもほっとしている。来年の秋はこれより厳しくなる予感、今年の経験を生かしたい(早く取りかかればいいだけのこと)
:シネ部:
「共食い」(15本目)
来て下さった方々、出展者のみなさま、実行委員会の方々、みなさんにどうもありがとう。
2日目は残念ながら天気予報のとおりに雨、でも途中晴れ間が覗くというミラクルもあり、去年の暴風雨に耐えた経験上これぐらいはちょろいもんでした。
合言葉は「去年よりマシだよね」
展示の様子、少しだけ(つーか、写真をほとんど撮っていなかった)
雨の出展はおるがん社の社屋に間借りして縮小営業。
個人的には毎年同じ場所で展示する機会というのはここだけで、そうそう他人に気付いて頂けるほど劇的な変化のある仕事は出来ないので代わり映えのない展示になり始まる前は不安だらけなのですが、いざ始まってしまうとそんなのはぽっかりと忘れちゃう、会いたかった方々、お馴染みの方々にもお立ち寄りいただいて本当にうれしかった。
それでも今回は初めての青い器をお披露目してみた。焼き上がって仕事場で見ていて悪くはないので封印しなかったんだけどよくわかんなくなってきたので、お客さんの反応や色んな方にご意見など聞きながらここで2日間眺めていたら前よりはさらに悪くない気がしてきた、褒められた言葉だけを鵜呑みにしてみようと思う。まだ釉薬の安定感がないけど、もう少し前向きに取り組んでみようという気になった、これ収穫。
:嵐の前:
初日の夜は出展者と関係者などで交流会。この乾杯の後、みんな翌日の不穏な天気予報憂いてか、出展準備の為に籠りがちだった反動か、いったい何の集団かというほどの盛り上がりぶりだった。初めましての方も多くて、途中からは何が何だか分かんなくなってきたけど非常に面白かったのは覚えてる。盛り上がり過ぎて締まらなくなって一本締めで強制終了、みんな明日があるのにね。
新たな出会いもあり、みなさんのおかげさまで楽しい2日間となりました、また来年お会い出来ますように!
:業務連絡:
クラトコでポットをお買い上げくださった方々にちょっとしたことをお伝えするのを忘れました。お心当たりの方はお手数ですがこのブログ右上「アバウト」欄よりメールを下さい。
クラトコ vol.5 →*
常滑、大曽公園の小さな森での野外展示。
2013.11.9(土)10:00〜17:00 |10(日)10:00〜16:00
・・・・・
ところ:大曽公園
〒479-0021 常滑市大曽町6-3
*P 有り
注意:臨時駐車場として近隣の企業さんの駐車場をお借りします。クラトコPの看板が出ている所に駐車してください。駐車場が混み合う事が予想されますのをあらかじめご了承ください、臨時駐車場についての詳細はコチラでご確認いただけます。
*バスでお越しの方は名鉄常滑駅、知多半田駅より、知多バス 常滑線。常滑からの方は「青池」バス停、半田からの方は「窯業センター前」バス停で下車、どちらからもぶらぶら歩いてお越しいただけます。(事前に時刻表の確認をお薦めします)
*雨天決行、荒天の場合中止することもあります。その場合 クラトコブログ、facebook、このブログでもお知らせします。
煙っている、わかる?
いよいよ今週末に迫って参りましたクラトコ。の準備もしつつ、次の素焼き前、生のうちに耐熱のサンドペーパー掛け。このホコリっぽくなるのが嫌で今でなくてもいいのにクラトコの備品の買い出しに出掛けたりしても何かと欠品してて空振りが多かった、やらなくてもいいようなことに取りかかってみたりもしたけど、いよいよやるしかなくなってきたので渋々やった。
明日は窯詰め、公私の事情でクラトコの荷物も明日のうちにはおおよそまとめてしまいたいところ。
:シネ部:
「そして父になる」(14本目)
札幌コウゼでは、10月29日〜11月4日に「パルティキュリエール」なる舌を噛みそうな、でも声に出してみたくなるタイトルの、パリやリヨンで集めたブロカントが見られる(買える)催しがあります。
いいな、パリ行きたい。
さておき、同時開催として「kohzeの形色」としてコウゼのとくさんチョイスのうつわ、カトラリーが並ぶそうです。その中で、自分のうつわもいくつか並べて頂きます。とくさんだけがやけに気に入ってくれている筒型の湯呑みなどの偏ったアイテム、耐熱の器もいくつかお届けしました。
お近くの方、そうでない方々も是非ご覧くださいまし。
まだピカピカすぎて「お邪魔します」感が否めない新しい車。
使い慣れたお気に入りのボロ毛布を敷いて貨物仕様にしたらやっとしっくりきたので瀬戸へ土を買いに行った。
荷室が完全にフラットにならないのが気になっていたけど、土を積むのには問題無さそう。
ついでに元陶磁資料館(いつの間にか陶磁美術館)で開催中の鈴木治の世界。
ヤキモノの中では一番好きだと言っても過言ではない作家、影響を受けましたとかも言ってみたいけど自分の仕事ぶりにはその兆しすら見られないのが残念。ざっくり捉えると同じ職業である事、同じ名字である事を勝手に光栄に思っています。まとめて見れたのは1999年の国立近代美術館以来、今でも事あるごとにその時の図録を眺めているのでタイトルも暗記しているようなお馴染みの作品や見た事無かったのもいっぱい、マケットのような「掌上泥象」には喉から出そうな手を飲み込んでいて気持ち悪くなったり(昼に食べた◯ックのせいだとも言える)個人蔵とか表記されてると嫉妬するぐらい堪らないものものをいっぱい見られてとてもよかった。
また図録を手に入れたのでこれを眺めて秋のロードを乗り切ろう。
京都、小さい部屋へ耐熱の器をいろいろ。
小さい部屋で18日からはじまる百田むつみさんの個展、百田さんの作る鍋つかみに「つかまれるもの」としてのご依頼だったのですが、すっかり作って送ってしまってからその肝心な鍋つかみを見た事が無い事に気がつきました、はっ。
でも店主の西岡さんがぴったりだと思って声を掛けてくれたようなので間違いはないと思います、西岡さんの言う事はだいたい間違いない。
クラトコではtwitterからも何かとお知らせをしています、が。
おーい、中の人。
ヒトの名前であそばない!
RT @organsha: クラトコ参加者スゲイ!!滅亡の愛されし者、広川絵麻 。 真紅の破壊神、鈴木史子。 RT @organsha: 真紅の皇帝、おるがん社 RT @Cratoko2013info: 暗黒の死神、クラトコ http://t.co/NMwCI6rO4g
— クラトコ2013 info (@Cratoko2013info) September 3, 2013
ちなみに今年のクラトコの番長は「紅き神翼、金成潤子」
そこんとこ夜露死苦。
いつまでも南紀に浸っていられまへん。
昨日は出掛ける前に焼いておいた品物たちをせっせと梱包、発送、ちょうど掛川からアンジュールさんも仕入れに来て下さりカオス状態だった棚もスッキリして気持ちもスッキリ、今度の高知の展示〜クラトコに至る仕事の方向性だけは固まった、実働はまだまだこれからだけど、固まったというのは大きい。
そんでいい気になって出勤してみたが、まだまだ集中力の安定感はなかった、明日以降に期待。
:シネ部:
「凶悪」(11本目)これよりも凶悪を知っている気がする。
きっかけは新しい相棒(車)の洗礼を兼ねて和歌山、白浜のマルエス8686へ行ってみようと思いついて、ついでにいろいろ。
まずは三重県美術館、三沢厚彦 ANIMALS 2013 in 三重
ご本人のギャラリートークに狙いを定めて最終日に滑り込み、樟の爽やかな香りの中で、ご本人によるとあまり実物は見ないそうなのに実感としてはリアリティのある動物、大きさもじっくり体感、こっちの動物が実在してても構わない気がした。せっかくなのでカタログにサインを頂いて、後の行程で出会った人にみせびらかすことになる。
そこから白浜へ、8686の閉店時間に間に合うつもりだったのに大渋滞に巻き込まれ大幅に時間をオーバーしてやっとのことで到着、腹ぺこでお待たせの8686さんと合流、九十九でナギサビールと石窯ピザなどなど美味しかった、運転で疲れた体に酵母が浸みた。
・・・・・
はっきりと思い出せないけど白浜は10数年ぶりの再訪。その時は某女史の親御さんのコネでシービューの豪華なリゾートホテルをリザーブ、ツインの部屋にこっそり5人ぐらいで泊まった覚えがあります、もう時効、あの節はすみませんでした。
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翌日も晴天。
名勝千畳敷。
三段壁の地下(?)36mにある洞窟では押し寄せる波の迫力に圧倒された、何かしら怖いので写真は撮らない代わりにしっかり体感してきました。波は7回に1回(だったっけ?)ぐらいのペースで大きいのがやってくるそうです、実際そんな感じでした。
昨日観たアニマルたちの印象を実物で上書きしちゃうのはもったいない気がしたんだけど白浜といえばパンダらしいので、アドベンチャーワールドへ行った。
ホッキョクグマに賢いラッコ、ペンギンはいっぱい居すぎるぐらいいるし、イルカのショーでうっかり感動しかけたり、サファリワールドでは肉食獣に萌え、カメラの電池が意外と早い閉園時間まで持たなかったぐらいに実物アニマル満喫!(朝から来なかった事を激しく後悔)結局のところ、あっちでもこっちでもアニマルはいいってこと。
夜は8686さんおススメの「いち」でウニ、焼き肉屋なのにウニ、これがまた美味でした。
・・・・・
気になるスポットはいろいろあって翌日の行程が悩ましかったがここら辺で今回の旅が偶然ながら動物つながりのアニマルツアーになっている事に気付いてしまったので、こうなったらアニマルで締めようと思いついて早めにスタートの串本ルートに変更。が、翌日8686さんが痛恨の寝坊(言いふらしてみた)「先に旅立ってくれ・・・」と、遺言のような寝言のような言葉をかけられるがまあ先を焦る事は無いので自分だけゆっくり朝食をいただいて南方熊楠記念館へ。入り口のビデオで予習は完璧、分かり易い展示と館の方々の熊楠への愛情が感じられるいい記念館でした。
受付で「今日の屋上はサイコーですよ」って。
確かに。
気持ちよかったー。
こんな風景を身近に過ごしたらもっと快活な性格になれるのではと思ったけど・・・今さら間に合わないか。
車窓の絶景も気になりつつ脇見は危険な行程の末、お昼頃に串本着、パンとカフェnagiさんでランチ、やっと来れました。野菜たっぷりピザ、タルティーヌもうまかった、店員さんに豊橋のひとがいたのもおもしろかった。
〆のアニマル、虎5頭目。
こちらへ出掛ける事をぼんやりと考えていた時に偶然話題に上がった長沢芦雪の虎、これが串本にあるという事も今さら聞きつけて。この一度見ると忘れられない迫力もありながらどこかかわいい虎ちゃんを芦雪は実物を知らずに描いただとか、それが実物を見ずにイメージで作っているという三沢さんのアニマルと少しつながったり、酒好きだと噂の芦雪が長く滞在したというこの辺りでどんな風に過ごしていたかとか、この絵にまつわる妄想が膨らんで、重文ということで各地の展示に駆り出される事もあるようだけどせっかくだから現場で観たかった。
紀州串本無量寺の中にある「応挙芦雪館」本館にはレプリカの虎と応挙などのコレクションをもったいぶらずに見せてもらえ(復習したら他にも白隠や若冲などなかなかの品揃え)手書きのキャプションが微笑ましい地元ゆかりの収蔵品もいろいろ、収蔵庫では本物の虎図!に対の龍図、他の応挙のふすま絵もどれも重文、ガラス越しとかじゃないんだよ、すごいよ、ドキドキした。その後案内してもらった方丈には日本の技術の粋を集めてデジタル複製されたそれらが元の様にふすまとして納められていた、なかなかに奇抜なインテリア、いいもん見せて貰いました、また訪れたい。
串本へは10年ぐらいぶり、今回は記念に本州最南端訪問証明書も手に入れ、自分のお土産には姫ひじき(コレ、おいしいよ)台風の影響で荒れ始めた海を眺めながら前に来た時と変わった所、変わらない所などを眺めながらぼちぼち帰る方向へ向かう。
帰りがけの最後の目的地は和歌山から三重に入ってスグ、紀宝町のGardenBreadさん。8686のイベントなどで間接的にお世話になっているので是非とも訪れてみたかった。店名に納得するほどいい感じのお庭がある小さいパン屋さんと喫茶室。コーヒーをご馳走になりながら、初めましてなのに久しぶりに会った同級生のような親近感の中で歓談、もうこの辺りではリアルに帰りの行程が気になってきて帰るのがめんどくさくなっていてついつい長居してしまった、とてもいいお店でした。また来ます、と気軽に言えない距離感だけどなんとかしてまた何かしらご一緒できたらいいな。
ここにてツアー終了。8686とGardenBreadさんに見送られ、早速教えてもらった道を外れて焦らせたりしながら長ーい帰路に着きまして、休み休みで5時間半で無事帰還。
・・・・・
和歌山のでっかい自然に美味しい物、色んな物、人に会えて、思いきって出掛けた甲斐がありました。楽しかった、お世話になった方々にはありがとう。
毎年この時期は仕事的にも繁忙期なので行楽シーズンとはいえなかなかそうもいかないのが現実、出掛けたばかりなのに今年はヤケにそれが身に染みる。
秋口恒例の繁忙期を迎えて
いつやるの?
後でしょ!
てな訳で、明日からすこし出掛ける。
正直、シゴトが気にならないでもないけどそっちはそっちで今じゃないと、のタイミング。
豊橋付近に台風上陸というニュースから始まった今日。
近隣でもいろいろな被害があった中で、ほとんど滞りも無く業務を遂行出来てしまったことに却ってすみませんな気分になっている。
明日は窯焚き。
東スポは本日休刊です RT [ 報知 ] 号外・東京五輪決定! [ニッカン] 号外・東京五輪決定! [サンスポ] 号外・東京五輪決定! [スポニチ] 号外・東京五輪決定! [東京中日] 号外・東京五輪決定! [デイリー] 号外・藤本引退へ!お前もか!
— 東スポWebニュース (@tospo_news) September 7, 2013
ゲリラ豪雨だとかをよく耳にする昨今、実際どんぐらいなら攻めちゃっていいのかなーと思ってたのでお役立ち情報。
↓
すわ水没!
うーん、まわりくどい(失礼)要するに、20㎝以上の冠水には特攻しちゃダメなんだね、お陰さまで理解しました。
・・・・・・・・
ここらは渇水で困ったもんです。
気になるスポット、宇連ダムへまた行ってしまいました。
:今日のダム:
ちなみに
:先週のダム:
ついでに
:2005年の今頃のダム:
「秋の器えらび」
-油絵と布コモノとつくる秋のテーブル-
2013.9.14(土)〜23(月)*火曜定休
11:00〜20:00
・・・・・・・
HINA-KAGU [比奈家具] →*
〒417-0847 静岡県富士市比奈 628-9
tel: 0545-38-3008
先週ちょこっと涼しかったせいで暑さが身にしみる、病気かと思う程汗をかいて不愉快でたまりまへん。そんな中、真夏に心頭滅却して取り組んでいた耐熱の器たちが無事に焼き上がった。土鍋に入れ子の鍋、両手鍋、ピッチャーなどなど。グラタン皿はそれぞれ一回り小さいのも作ってみました。
これらは今月のkikiさんの企画「秋の器えらび」に、自分はオール耐熱の器で参加します、暑苦しいとか言わないでー。
京都からはるばる友人がベーコン展を観に来るというので名古屋で合流、便乗して自分もしばしの夏休みということにしてみた。
あいにくの雨、豊田市美術館には初めてとのことなのでホントはもっとお天気の日にご案内したかったな。ベーコンについては元々さほど興味があった訳ではないけれど、この展示の絡みかテレビや雑誌で目にする機会も多くてそれで分かった気になってちゃダメかなーと思って是非とも実物を観ておきたかった。残念ながらそこで解説されていたままに感じ取れるような豊かな感受性は持ち合わせていないけども、ひとまずインプット、観れてよかった。
美術館でのんびり遅めのランチなども頂いて、そこから一路常滑へ。
金成さんと合流して、終わり間際の常滑焼き祭りへ滑り込む。はるちゃんや谷口先輩ご夫妻、クラトコでお馴染みの方々、知人も多く出店していたのにご挨拶もそこそこで失礼しました。ざざざーっと駆け足でお買い物、時間がないおかげでいつも以上の決断力を発揮して気に入った物をテキパキと手に入れてご満悦。
今回は観光のご接待も兼ねているのでそこからちょいとセントレアへも行ってみた。それぐらいのスタンスのつもりだったのに丁度開催していた北海道大雪おみやげ博に萌える。美味しそうな物がいっぱい、前に札幌のとくさんから頂いた旭山動物園ラベルのかわいいカップ酒に引き寄せられて覗いたブースではちょうどそのラベルのイラストレーターさんにも遭遇、お会い出来て光栄でした、オマケも頂いちゃって感激。
その夜は常滑焼き祭り出店のたかを氏を囲み、たかを氏ファミリー、金成ご夫妻と共に祭りの打ち上げとしての宴に乱入。美味しい物食べていっぱい飲んでしゃべり過ぎて翌日反省といういつものパターン、それもまた愉し。
なんと、翌日にはまたしつこくセントレア。動くあさっぴーとは遭遇出来ずしょんぼりと会場を後にする。
りんくう辺りにはめんたいパーク、普段なら行かないけど気分は夏休みだモン、もうすぐオープンのコストコも軽く下見、アツいね、常滑。
ぶらぶらしているのにちょっとした罪悪感もあったので帰りがけに名古屋へ寄って本山のsahanさんへ納品と少しだけお仕事、何かしらいっぱい持っていったのでそちらもどうぞよろしく。
家に戻るとたった一泊留守にしただけなのにもう自分が居なくなったの思ったのか、キジコ(ねこ)に部屋を乗っ取られていた。前からうっすら感じているんだけど奴は私の座を狙っているフシがある。
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