窯出しして、あー、カップが全部ボツ。
窯を焚いている時にはどちらかというと幾つか入れていた黒い釉薬の方が気がかりだったのに、そっちは無事でまさかこっちが逝ってたとは。白化粧の調合を間違えたとしたらその後作ったアレコレも全部ダメかと思ってどんよりしたけどどうやら原因はそこじゃなさそう。
こーいう事は引きずるタチだけど、節分のお参りに行った時に引いたおみくじには「あまりひとつの物にとらわれて役にもたたぬことを思ってはだめです」とあるので、まずは明日納期が遅れる事を謝って、切り替えて作り直すことにする、まだ間に合う、間に合うはず。
一緒に入れていたテストピースがなかなかの色味で出てきたのは救い、少量の調合なのでまだ完成とはいかないけどこれは次のステップに進めてみる、上手くいけば3月にいくつか予定しているどこかの企画展でこっそりお披露目したいと思ったり、そんなに慌てなくてもいいと思ったり。
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