福岡へは朝9時のフライト、その前にお土産を物色しようと少し早めの集合時間に間に合うべく、自宅を朝6時半に出る。なのに、ちょっとのことで乗る予定だった電車を逃し結局ギリギリでセントレア到着(金成さんにはすんません)こういうちょっとした時に焦る事の出来ないダメな自分を思い知り反省、でも間に合ったしとすぐに開き直る。
機内でわいわいしていたらあっという間に福岡空港、お客さん来てくれるかなぁとふたりで怯えながら開店時間ちょっと過ぎ(何かとちょっと過ぎてしまう)にフランジパニ到着、入ろうと中を伺うと小さなかわいい店内にはみっしりのお客さん、扉の外で汗だくの私たちとは別世界が広がっていました、その一瞬で心配事もお客さんの入りの事から、汗だくの自分に。あああこんな暑苦しいヒトの作った器ですみませんな気分。
器たちは涼しげに整列していました。
これまでにフラパニで器を手にして下さっていた方や、愛知に縁のある方、遠方よりはるばるお越しの方などもあり、うれしいお言葉をいただき、暑い中篭っていた日々が報われました。いっぱい作ったこちらもアレですが、それらをここまで見せられる状態にして下さった事、オーナー地蔵夫妻には本当に感謝です。フランジパニはそのお二人のお人柄もあり、いっぱいの人たちにとってお気に入りのお店なのだと知りました。そして、2人展ということで励まし合えたおかげでここまで辿り着けました、金成さんにもありがとう。
展示は14日(火)まで。
わたしたちは帰って来てしまいましたが、品物はフランジパニ でお待ちしてます。
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<食べ記>
お昼はお客さんの合間を見て、おススメのうどん屋さんに地蔵夫人に連れて行ってもらう。
福岡独特の柔らかいうどん、薄い色のお出汁にざっくりしたごぼうのかき揚げがのった「ごぼ天うどん」をいただく。甘みの少ない出汁がかなり好み、ペットボトルに入れて持ち歩きたいぐらいでした。あとでフラパニに来てくれたこちら出身の三笘夫人によると「ごぼ天うどん」はここらでのソウルフードなのだそう、そしてその後、何度かごぼうと出会う事になり納得。
夜は地蔵主人とこれまたおススメの池田商店 へ。事前に「たきぎょうざ」はマストと聞き、頭の中では「滝餃子」と変換され、かるくパニクる。行ってみたら「炊き餃子」だった、水餃子をスープで煮込んだ感じ、それで食後雑炊やちゃんぽんも楽しめる。この餃子の中身(鶏肉だったんだね)といい、軟骨炒めといい、白いごはんと相性が良くなりそうなお肉の独特な処理方法が気になる(ミンチのような、千切りのような)ナマモノも(お酒も)美味しかったー。地蔵主人はお酒を飲まないヒトなのに、アルコールと疲労と無事初日を終えた開放感のおかげでべらべらしゃべりまくるわたし(たち)にお付き合いありがとうございました、どうか嫌いにならないで下さい。お陰さまでこちらにとってはたいへん楽しい夜を過ごす事ができました。
胃袋的に限界を迎え、初日の夜はこれにて終了。
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