せっかく待時間0分だというのに、なかなか辿り着きません、逆に阿修羅を待たせてる気分。
で、肝心の阿修羅展。
ぼんやりと薄暗い空間にぐわっと照明で浮かび上がる阿修羅を始め八部衆、十大弟子の面々、ドラマチックな演出。これがかえって我々庶民(同行者もひとくくり)には、NHK特集を大画面ハイビジョンテレビで見ているかのような、生なのにリアルじゃない、不思議なカンジがしました。そんぐらい阿修羅たちが凄くて、こっちがしょぼいのだと思います。
展示は分かりやすく、最近、臨書している縁で少し気になる存在の光明皇后とこれらの関係が分かりました(知りませんでした)勉強になりました、なんせ頭の中身はキープオン高校生(以下)なので。
「阿修羅の腕、ほそーい」「乾闥婆のかぶりもん、かわいー」
視点も完全に女子高生、たまにはこうやってヒトとわいわい観るのもいいものです。
濃ゆい展示を見終え、疲れた足を引きずってミュージアムショップへ。
そこで出会ってしまったのが
「針聞書」(←詳細はここで)
やばいほどおもしろい、うっかり阿修羅を忘れるほどの衝撃。
「なんでココにこれがあるんだろうね」なんて、呑気にいいながらきゅーはくを後にする、常設に入っていたことに帰りの飛行機で気づく(気づかない方がおかしいのだが・・・)ショック。
ここは次回必ずリベンジ、また行くセヨ。
さて、次の目的地へいそいそと。
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