えらい事があった。
吐き出せば少しは楽になるかと、ここに書いてみる。
梅雨の晴れ間に布団も干して、ラジオからはhaircut 100(の、好き好きシャーツ)が聴こえてきてアゲアゲ気分で過ごしていた。そんな時、仕事場の流しで洗い物をしようとしたら足下で何やらニョロリとしたものと鉢合わせた、よく見たらヘビ!ぎゃ。向こうもびっくりしたのか、流しの横のブロックの穴に入ってしまった。
子供の頃、お気に入りの自転車にヘビが巻き付いているのを目撃して以来それをまたぐ事無く廃車にしたり、大人になってからも深夜の窯番中にカエルと遭遇して腰を抜かして捻挫したり、は虫類の載った印刷物も素手ではめくれない、など数々の実績が有る程ああいった類いのイキモノが人並み以上に苦手、前世はたぶんナメクジかなんかだった思われます。
そんな事より、目の前(この時点でヘビは流しの足下のブロックの隙間にいる)の問題をどうしようかと。
こんな時に限ってねこ以外の家族は留守、隣のおじさん(元おまわりさん)も見かけない。ねこに頼む訳にもいかないので自分でやるしかない、ヘビは煙が苦手なんじゃなかったっけ?と左手に蚊取り線香、右手には火ばさみを用意してみてもそれ以上体が動かない。困り果てて、近所の電気屋のSさんに電話してみる。
「今どこにいるの?」「東京」「東京かー、遠いなあ。ところでヘビとかって得意?ヘビが出て困ってるんだけど」「あんまり得意じゃないけど、行ってみるわ」
待つ事10分(近いな、東京)
Sさんは謎の棒を2本と麻袋を持って登場、ブロックの穴からヘビを引きずり出し、頭を棒で押さえしっぽをつかんだ(見てないのであくまでも想像)麻袋の口を開いて持っていてと言われるがそんなのはムリムリムリ。すったもんだの末、自分が目を伏せて放り投げた足下の麻袋の中に2本の棒を駆使して捕獲してくれた、ひとまず助かった、本当に助かった。
その後、皮を剥いで蒲焼きにしたと言っていたがそれが嘘でも本当でもどうでもいい。思い出すのもゾッとするけど焼き付いてしまった残像やもしも気づかぬ間に穴に定住されていたら、なんて事をついつい考えてしまい仕事場に居るのが怖くなっている。
これからは蚊取り線香を肌身離さず焚きまくろうと思う。
ものすごい、ドキュメンタリー。
捕まえてもらってヨカッタ。東京が近く?1てヨカッタ。
投稿情報: 大ちゃん | 2011/06/01 23:35
どうやら家の前の道を突き当たりまで行った辺りが東京なようで。
オソロシカッタ。
まだ、物陰や隙間に怯えています、ビクビク。
投稿情報: すずき | 2011/06/02 00:45