とある製陶所が廃業され、使えそうな物があったら頂けるとのことでいそいそと出かけてきた。しーんとした工場の中には、この仕事を始める時には喉から手が出そうな位に欲しかった台車や、石膏型に木箱、窯道具などもっさり。さすがにもう台車などは置くスペースが無いので、重ねると棚のようになる(呼び名はしらん)木箱狙い。木箱に入っていたこれから焼かれるのを待っていたであろう生地を複雑な気持ちで押しのけて、せめて道具だけでも引き継がせてもらいますの気持ちを頼りにいっぱい頂いてきた。帰りがけに出来上がった製品の土瓶まで頂いちゃって、帰って早速ストーブの上に置いていい感じ、しみじみと眺めています。
こういう情報は産地に居ない自分のような者には本当にありがたい、常滑の重鎮の愉快なおふたり、どうもありがとう。
今日はさっそく寒空の下、長靴に手袋、防寒完全装備でそれらをせっせと水洗い〜仕事場の模様替えと相成りまして1日が終わってもうた、しかし心地よい疲れ、今夜はよく眠れそう。
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