PALPÉR

業務終了2011

大掃除2日目。きのう終えたとこに早速ホコリが積もっているのを見つけてすっかりやる気を失ってしまったので、困らない程度の片付けだけにして今年の業務を強制終了。

これから色んな事があった今年を振り返りつつ年賀状にとりかかります。そんなんで、新年のご挨拶は遅くなりそうですがお世話になった方々にはどうもでしたとひとまずここでもご挨拶。

来年はちょっこし忙しくなりそうです。

楽しい年になりますように。

隙間産業

耐熱モノの窯焚きに向け、窯のスキマ対策に小物をいくつか。

そういえばウチにはまともなグラタン皿が無い。ほとんど使う事も無いから困った事もないんだけど、あってもいいかと思いつき。見たとこヘタウマ的手作り感満載な雰囲気だけどこれでも意外と手間と時間がかかっている、作り慣れないから、ともいえる。

必要な物が自分で作れるなんていい仕事だと改めて思った。ま、上手く出来ればのハナシ。

カレンダー

数ヶ月先と祝日を把握したい場所。いつもは無印のこのサイズのを使っていたんだけど、廃盤になったのか買いに行くのが遅かったのか来年のは発見出来ず。（ミュージアムショップのレジ横で特価で売られていた）イチハラヒロコさんのカレンダー、サイズと用途的にはバッチリ。ここには少し刺激的ずぎるかとも思ったけどまあええか。

仕事場に新たに西森まりこさんの日めくりを導入。出勤して仕事を始めるまでのルーティンにこれをやぶるってのを加えてみてもいいかと思って。サボった日数を把握、反省も出来そうだし。

家では今が何月なのかこれから暑くなるのか寒くなるのか分れば充分なので、というのも失礼か。とくさんにもらった立花文穂さんの潔いデザイン。書き込みが出来そうだけど拒まれているような気もする。

リセット

豊田まで行けば雪が見れるかもってちょっと期待したけど

こっちも晴れていた。

豊田市美術館の小川待子｜生まれたての＜うつわ＞、最終日に滑り込み。ボリュームもたっぷり、これだけまとめて見たのは初めてかも。ガラス質の釉薬がたっぷりとろけていて、これらが焼かれた棚板はどうなっちゃったんだろうなんてゲーセワな心配をしつつ、少し丁寧すぎる解説文に発想の乏しい自分にはそのようにしか解釈できなくなっちゃうことに若干の疑問を感じつつもじっくり拝見。漠然といつか作ってみたいと思っている大きなモノのヒントも思いついたので観に来た甲斐があった。別室ではイケムラレイコさんの作品もいくつか見れて、東京で見逃しちゃった個展を巡回している三重県美にはなんとしてでも足を運ぼうと決意を新たにする。今年の美術館的にはコレが見納め、来年もエエもんいっぱい観れるといいな。

 

怒濤の忘年会からのクリスマス会週間もつつがなく終了、人に会い過ぎて沸いたアタマもこれでリセット、明日は窯焚き、年内ももうしばらく働きます。とかいいつつ道中には岡崎の稲垣腸詰店で最後の忘年会の為のツマミもちゃっかり、美味しいの、楽しみ。

はたらいた

京都、小さい部屋で開催中の「はたらく人展」

色んな職業のはたらく人像や、色んな職業ではたらく人の身方になるアイテムが勢揃い。４日目になってやっと行けた、初日にはあんな物やこんな物もあったのになんて悲しい事を言わないで、それでも充分満足出来る品揃え、財布のヒモがマジやばいっす。

午後のまったりとしたひと時、いつの間にかhkbさん作のエプロン部隊が結成されていた。これまで十数年、同じ形のエプロンしかしない派の自分でもさすがにこれらにはヤラれてお仕事用にゲットン。着てみたら観客から「陶芸家っぽい」との声、うれしいようなかなしいような。

じっくりゆっくり見せてもらいました。

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＜夜の部＞

今回のもう１つの目的、お互いクラトコの打ち上げに参加出来なかったおるがん社にしおさんと２人でひっそりクラトコ打ち上げサテライトをしようと、キラキラした夜の街へ繰り出す。昼間話していたら、はたらいた人にしおさんがこれまで今年の忘年会をしていない事が判明したので、テーマを「にしおさんの忘年会 in むんと食堂」に変更、今年を振り返りつつ、来年はなんか楽しい事をしかけようといった話題で美味しいモノをつまみながら２人で飲み始めたらいつの間にか友だちや旧い知人なんかも加わって総勢6人となり、ながーい1次会の後2次会にも繰り出してしまった。つい最近「もうさすがに3時過ぎまで飲む事は無くなったわ」って言ってたのに舌の根も乾かぬうちにやってもうた、終盤は何の話をしてたのかほとんど覚えて無いけどやけに楽しかった、エガロックって何だったっけ？

ありがとう、みんな。

ありがとう、今年。

のうひん

鎌倉、shironekoさんへマグカップ、小さめのポットなど。

白浜、マルエス8686さんへコップ、耳付鉢など。

ここらで今年ののうひん納め。

偵察

浜松のhiroさんにカフェで使う器を作らせてもらいました。hiroさんというのは私自身も完全には把握できてないのですがオーダーの家具や内装、お庭の仕事などもいろいろやってくれる所のようです、創作室の中西さんみたいなお仕事って言うと分かる人には分かりやすい。プレオープンにお招き頂いたので偵察。

定番のカップ＆ソーサー。ウチにあるよりも数段オサレに見えます。

黒い台皿も作ってみた、ケーキもシロクロ。家具もオリジナルだそうで、居心地も良くてついつい昼間とは思えないヘヴィな話題が弾んで長居してしまった。

オープンは1月だそうです、お近くの方、そうでない方も是非。

土鍋だもの

これまで土鍋はあまり重たくない方が使い易いんじゃないか、できるだけ軽くしようとするあまりに形までもが窮屈になってきてしまったような気がしたので、もうその考えは捨てた。

重たくてもいいじゃないか。

師走

窯焚きの為に早起きしたのに、6本目のバーナーに点火しようとしたら部品が破損していて点かなかった。その時は根拠無く「1本足りなくても焚けるんじゃね？」と思い込んで窯焚き続行。ひとまず部品を取り寄せておこうと窯屋さんに電話したついでに念の為このまま焚けるか尋ねてみたら、片方だけ1本足りないのはバランスも悪いし、壊れた部品の所から冷たい空気が入り込むから止めた方がいいとのアドバイスを受け、泣く泣く途中で火を消した、しょぼん。

焦っているのを察知して明日には部品が届くように手配してくれたのは本当にありがたいけど、窯はまるっと1日出かける予定が無い日でないと焚けないので届き次第点火できるかというとそうもいかない。なにかとアレな年の瀬、ただでさえ合間を縫うような予定を立てていたのがすっかり狂ってしまった。窯の中身が納期の迫った品物でなかったのがせめてもの救い、これがギリギリだった１回前の窯だったらと思ったらぞっとした。

窯焚きの目下のライバルは忘年会、でも行くんだよ、焚くんだよ。

のうひん

浜松、すいかさんへはじめましての納品。平皿、耳付鉢、角皿などなど。カフェでもいろいろ器を使って下さるそうです。

住宅街にひっそりとあるかわいらしいお店、店内は靴を脱いで履き心地の良いスリッパでどうぞ、知らずにどかどかと土足で上がってしまってすみませんでした。

シーズン到来

こんな寒い日には鍋（を作る）に限る

久しぶりの鍋土。大きいのも作る予定だけど、まだロクロを挽く心の準備が出来ないので手始めにてびねりから。こうして組み立て上がった生乾きの時がいちばん好き、ずっとこのままでいて欲しいと思ってしまうがこのままではただの粘土細工。

市井のひと

忘れかけた頃にキチンと届く「雲のうえ」ありがたい。仕事の合間、部屋の角に挟まって読むのに丁度いいので毎号楽しみにしている。今回は北九州に暮らす人、オサレ雑誌じゃ取り上げないようないわゆる一般の人へのインタビュー集、人に歴史アリ、とてもおもしろい。身近な人には聞かなくちゃならない事すら聞けないシャイな自分だけど、知らない人には聞けるかも、なぜか聞き手側に回りたくなった。タクシーに乗るとよく運転手に聞いてもないのに昔のヤンチャ自慢とかされるタチだけどそういうのではなくてー。

追い込む

12月のヤマと言っても過言ではない窯を窯出し。テストはしたものの初めて試みた物もあって心配だったけど、注文分は取れそうでホッとした。これらに神経を遣ったので窯焚き前にはこれを今年最後の本焼として、あとは趣味も兼ねて耐熱モノで遊びつつのんびり大掃除もねーなんて思っていたけど、いざヤマを乗り越えてみたら余裕も出てきて、それにいろいろお待たせしている身分でもあるので、年内にもうひと窯がんばってみることにした。

ただでさえ仕事以外の誘惑の多い今月。耐熱モノの日程もぐっとタイトになっちゃうけど、やけに闘志が湧いてきた今日。

にもかかわらず

今となっては何がきっかけだったのか思い出せないぐらい前から月イチのペースで歯医者に通っている。定期検診にしてはハイペースな気がするし、診察中も何かを治してもらっている実感が全く無い。正直、何の為に通っているのか分からない。

今回こそ何の為に通っているのか聞いてみようかとか、今回こそもう来なくていいって言ってくれるんじゃないかとか、今回こそすっぽかしてみようかとも思うんだけどその勇気もなく、言われるまま生真面目に毎月通っている。

なのに、数日前から歯が痛い。

どういうこと？