昨日飲みすぎたことを後悔しつつ、WBCに耳を奪われながらクスリ掛け、急ぎの品物の為に窯詰めは今日中に!と決めたのにちっともはかどらない。じりじりしながら日本の優勝を聞き遂げ、さて窯詰めしようとしたところでいとちゃんがやってきた。ついついお茶のんで、プリン食べてのんびりしてしまう。やっと業務に戻ると今度は「札幌発、九州目指して自分探し無くしの旅」の途中のむっちゃんが愛知に不時着することになりやってくる、突然、バイクで。でも窯詰めだけは譲れないので、ちゃちゃっと済ませ(その気になれば早いのだ)ひさびさの再会と、日本の優勝と、コウゼの4周年を祝うという名目で結局出かけて(飲んで)しまった、昨日の誓いはどこへやら、楽しかったからいいけどさ。
出かけるときはまとめて。
朝9時発、銀行2件寄って、わっくんの新居が完成したので見学に行く、電笠使ってくれてありがとう。そこから名古屋へ、モコディであれこれおしゃべりしつつ納品と注文していた品物を引き取り、瀬戸へ向かう。ちょうどお昼時だったのでデミアン行ったらお休みでがっかり、諦めて適当なトコでごはんを済ませ、道具屋、原料屋をひとまわり、何度行っても瀬戸の土地勘がないのでロスタイムがかなり多かったがなんとか用事を済ませて仕事場へ戻り、総勢300キロ弱の粘土を運んでくたびれた時点で午後4時半。ちょっと休憩して夜の宴のために町へ出る、あ、先に本屋に寄る。楽しかったのでいっぱい飲んで、食べて、しゃべってよれよれで帰宅したのは翌日午前0時半。
こんだけ出かけたからしばらくは出かけるもんか(と思っていたのに)
ようやくリハビリおしまい、今日からは籠もるぞ!とはりきって(最近にしては)早起きして仕事場へ。
久しぶりのロクロ、スピードに振り回されながらひと山挽き終え、次の山は何にしようかとぼやっと考えていたら中西さんから電話、「この前の洗面器設置できたけど今から見に来ない?」って。
えー、今日は籠もるつもりなのに・・・ともたもたしてたら「お施主さんの都合で今日しか見れないよ、さぁさぁ、準備してっ!」と号令に弱いわたしはその言葉にせかされて慌てて粘土だらけのズボンだけ履き替えて出かけてしまう。
しばらくはシゴトへの未練が断ち切れずにいたけど、あらま、いい天気。
モクレンや菜の花やキャベツ畑、相当忙しいはずなのにゆったりしてる中西さんを見てたら明日からがんばればいいかという気分になってくる。
わ、ちゃんとくっついてる。
お施主さんも「このカウンターでお茶でも飲めそうでしょ」って、ここトイレですよね。気に入って下さったお施主さん、選んでくれた澤木さん、くっつけてくれた中西さんと業者さんのお手柄に感謝です。
せっかく田原まで出てきたしとサクラカフェ寄って、カレー食べて、戻ったら午後3時。
諦めるにはまだ早いので、そこからひとがんばりしてはみましたが。
明日もいい天気だそう、誘惑がコワイ。
店の最後の片付け。はりきって取りかかったのにあっさり済む(狭いですからね)とても良くしていただいた2階のタイシンクレジットさんにも(お金は借りませんが)今後も遊びに来まーすとご挨拶、それでも4年半に積もった荷物は車に満載、仕事場へ運び込み、ひとまず仕事が再開できる程度に片付ける。
しかしあっさりと土に触る気にはならなくて、用事を済ませてすぐ帰るつもりだったのに映画を見に行ってしまって夜になっちゃったり、別に急がなくていいのにお取り置きのズボンを引き取りに行ったり、搬入したり、余所のお宅拝見に行ったり、店の大家さんにご挨拶したり。さすがにそろそろ・・・と思ったら、お取引先であった新潟のアイザワさんがご挨拶にとわざわざ仕事場に寄ってくださったり(ありがたい)、お店の人としての自分とそうでない自分を行ったり来たりしながら少しづつ作る方に向かっています。
ズボンを引き取りがてら寄ったun-yoke(アンヨーク)ではくわはらまりこさんの個展が始まってました。
ねこの「ハナコ」銀のピンバッチ、顎にやられる。
涙腺とともに懐も緩んでいる、のかも。
ぱるぺでの最後の展示、「春の支度」終わりました。
お客さん一番乗り、大ちゃんははるばる大阪から、久しぶりの再会にわいわいしてたのがもうずうっと前のことのような気がします。その後もぱるぺで知り合ったお客さんや、作家さん、元々の友人、知人、今回が最初で最後のご来店の方など、びっくりするほど多くの方々にお立ち寄りいただいたり、いろんなモノが届いたり、メールやお手紙をいただいたりして、まだびっくりしています。お隣の「洋服の病院」さんもびっくりしていました。
この4日間で半年分くらいの人々に会った気がします。
中には「最後に・・・」、「お別れに・・・」とお声掛けいただいた方もいましたが、店が終わってもわたしは変わらずここら辺に居るんですけどいいですか?てな気もしたり。
最後のお客さんを送り出し、さすがにくたびれ気味だったのでひとまず最低限の片付けだけ済ませ、いつもの帰り道ではまったく実感も湧かずヘラヘラしていたのですが、家に戻り、いただいたお花を生け直していたらいろんな事を思い出してきてちょっと涙が落ちました。4年半という決して長くはない間でしたが、いろんなことがありました、貴重な経験をすることが出来ました、やってみて良かったです。こうしてやってこられたのも家族や店番いっちゃんをはじめ、友人、知人、ぱるぺへ足をお運び下さった方々、遠くからそっと見守って下さった方々のおかげさまさまです。
ほんとうにありがとうございました。
またどこかでお会いできますように。
しんみりするのは苦手なんで。
はじまりの春です。
これからもどうぞよろしくです。
「春の支度」1日目おわりました。
オープンを11:00にしてしまったことを悔やむほどギリギリまで展示作業、一息つく間も無く始まりました。
昨日までの「お客さん来てくれるのかしら?」なんて心配もあっという間にぶっ飛んで、夕方までわたしもいっちゃんも、しゃべりっぱなし、動きっぱなしで今日を終えました。
帰って、やっと一息。
とりいそぎ、ありがとうございました!
まだ頭の中が整理しきれないので、今日はこの辺で。
「春の支度」の4日間、PHONON(フォノンカフェルーム)のオリジナルコーヒー豆「phonon blend」をお分けすることにしました。
フォノンオリジナル缶入りまたは袋入り、豆のみ(挽いたものや他の種類はフォノンへ直接どうぞ)の取り扱いです。コーヒーミルも揃えておきますのでこの機会にいかがでしょうか、挽きたてはいいもんです。
コーヒードリッパーもできました!
この珈琲の味も、ドリッパーの使い心地も気になります。
ということで、ドリッパーのデモンストレーションを兼ねて、この「phonon blend」を味見していただこうと思っています。丁寧にお煎れしますので、この機会に是非どうぞ。
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