先日立ち読みした、「誕生日大全」がぼんやりと頭のすみっこに。
ある映画のことを思い出した。
主人公は「スズメ」という名前の、とにかく、何においても普通、まあまあ、そこそこ、な主婦。
そのスズメには同じ誕生日ではあるが、何においてもスケールの大きい、名前までもがスケール違いの「クジャク」という幼なじみがいる。
商店街の福引きでティッシュを引いてしまうスズメに対し、クジャクは(見事?)地引き網ツアーを当ててしまったり。
まぁ、クジャクをジェームス・ブラウンとするならば、スズメはさしずめ藤山一郎ってとこか。
映画の本題はそんな2人の関係がどうのこうのといったものではなくて、スズメが脱・平凡を目指してへんてこなスパイに・・・?
といったゆるめのおもしろ映画です。
実は(というほどでもないが)、私にも同じ誕生日の同級生がおりまして。
コレを読んでくれてる人の中にはその人に心当たりがある人もいらっしゃるかと・・・。
残念ながら、卒業以来、個人的には連絡を取り合ってはいないものの、風の便りによると、なかなかアバンギャルドな人生を送っていらっしゃる様子。
どうやら私の方がスズメ的。
スパイ募集の張り紙、探すかぁー。
でも、結局、スズメは平凡なままで変わらない。
別にどちらがいいとかわるいとかじゃないのだけど、なんだかおもしろいなぁと思ったから。
なんとなく、まっすぐ帰宅する気にならず、自宅近く、かなり郊外の小さな本屋で立ち読み。
いつもなんか気になるけど、素通りしていた「誕生日大全」をパラパラめくってみた。
性格、素質、隠された自己の項にはあまりピンとこなかったものの、相性のいい友人、ソウルメイトなる項に過去から今に至って仲良くしてくれている何人かの人々の誕生日を見つけて、ちょっとうれしかった。
この本も、まんざらでもないなと思った。(けど、買わず)
そして、まさかここには置いてないだろう、と思っていた、スーパーバイザーを松尾スズキが務める本「hon・nin (本人)」がちゃんと並んでいた。(これは買った)
この本屋もまんざらでもないなと思った。
静岡へ行ってきた。
静岡アートギャラリーで「ルーシー・リー展」
ボタンやバックル、他にも、今まで見たことがなかったパターンのアイテムも並んでいました。
生活のためでもあったボタン作りによって培った釉薬の技術がその後の作品に生かされているんだな。
ただただ口をぽかんと見つめるばかり。
いいなぁ、あんなおばあさん。
そして、駿府博物館での「石田徹也展」。
石田徹也さんの絵については、軽々しくは話せないし、うまく伝えられないと思う。
好きか、嫌いかどっちかもわからないけど、ひっかかる。
でも、見てよかった。
同じ日に見るにはずいぶん素っ頓狂な組み合わせでしたが。
そのあと、sahanji+でお買い物。
いいものいろいろ見つかりました。
そして焼津のCafe DADALLI。
駿河湾を望む眺めにも圧倒されるけど、さらにここの現代美術のコレクション、凄いのなんのって・・・。
おまけにそこに居るにゃんこの美しさにもびっくり。
どちらもまた行きたいなー。
帰りに買ったさくらえびを手みやげに友人宅へ直行。
楽しい集いに時間も忘れて久々のごぜんさま。
昨日の午前8時に家を出て、家へ着いたのが今日の午前4時。 たまにはよし。
と、いうのは、吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズの曲。
イラクの場所も分からないし、時間の計算まちがえる、1192は誰が造ったんだかわからない・・・といった内容の曲で、
コレを聴くたび私にも大いに心当たりが。
さすがに、学校出たことはうっすらながら覚えているものの、πもθもいったい何のことやら、ま、これはみんなそうだとしてもー(希望)、同級生の名前や姿をホントに覚えていない。
そんな私に、身近な(同級生の)友達は、さぞかし呆れていることだろうけど、だってホントに覚えてないんだもん。
過去に忘れてしまいたいほどの、何かがあったのか? あの頃を忘れたいほど、華々しくデビューした覚えもないし、
曲のとおりに、酒を飲み過ぎたのか? このままでいいのか。
呆れられる以上に、自分にがっかりしています。
・・・そんな、思わず共感してしまう曲が詰まった”Seven&Bi-decade"よかったら聴いてみて下さい。
さすがに、短大以降は覚えている! 今のうちは。(若干、不安)
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