PALPÉR

窯の中へ

おーい、出てこないと焼いちゃうよ。

８月の営業について

8月19日(土)、20日(日)はお休みさせて頂きます。日曜日は先述の個展会場に行きます。(のつもり)

開店祝いに頂いたトネリコのコケ玉、改め今はつち玉。平日は閉じこめられているのに元気です。

張り紙

プライベートなスペースの張り紙をみると、その人の事が少し分かるような気がします。
ヒトの仕事場やお部屋へ遊びに行くとついつい、チラ見のつもりが凝視していることもしばしば。これは先述のカメオカさんトコで制作している陶器の某作家さんのレイアウト。
・・・その人らしいっ（勘違い？）。

常滑へ その２ カメオカさんとこ

カメオカさんトコっていうのは通称で、何人かの集合アトリエになっています。その中の、金成潤子さんの仕事場へ。窯入れを待つ品物たちが整列していました。作業の手を止めてしまっていることに後ろめたさを感じつつも、おしゃべりに白熱。とても楽しい時間でした。ちゃんと器達も連れて帰ってきましたよ。近日公開！　その後、初めましての作家さんを紹介してもらったり、他の仕事場探訪もしてきました。このカメオカさんトコ、部屋によって間取りも（隙間も）いろいろで、それぞれが、自分の仕事に合わせて使いこなしているのに感心。この暑い時期、日の高い時間にはお留守が多いのも、涼しい場所を知ってるのも、使いこなす為の知恵なのかな。

そして

下駄が出来ました。ええ、しませんでしたとも、ドカベンの草くわえた人のみたいなのには。

常滑へ その１ 樂游館rakuyukwan

仕入れが目的なのですが、いきなり寄り道。まずは樂游館さんへ（詳細は　http://rakuyukwan.web.fc2.com/）　
お目当ては、「下駄の魅力」展。１００種類以上の下駄（男女、子供用もアリ）塗りや無垢、ドカベンの草をくわえた人が履いてそうなもの（勝手なイメージ）なんかも。それに鼻緒も無地をはじめ、レトロな和柄や縞、ちょっとケミカル素材でポップなものまでいっぱい。それらを好きな組み合わせで、足に合わせてすげてもらえます。１００種類以上×鼻緒いっぱい、このアバウトな計算でも、相当なバリエーション。寄り道のつもりが本題以上にアタマを使ったような気が・・・。

展示があります。

お余所で、ですが。
はっとしたり、あっと驚くようなモノは並びませんが、いつもの私のシゴトを並べられればそれでいいかな、と思っています。

「鈴木史子　うつわ展」
会期：平成18年８月１７日（木）〜２３日（水）　最終日は午後４時３０分終了
会場：丸栄アートステージ（名古屋丸栄スカイル８階）

メール　[email protected] まで、住所、名前を教えて下されば、DMをお送りします。

　　　　　　　　　

見上げてちょっと考えた。

おとといから祇園祭（京都でなく、地元のね）。なんだか街が浮ついててお店も静かだったので、お昼ご飯を買い出しがてら、ブラブラと。アーケードが途切れたトコから見上げたら・・・。元は何のお店だったか思い出せないけど、中身はこんな事になってたのね。ここらは商店街とはいえ、シャッターの閉まったままのお店が目に付きます。この物件の向かいでは、再開発計画なのか、高層マンションの工事中。もうすでに二棟が建っているんだけども、一向に街に活気は戻っていない様子。それらが立派な分、より寂しく感じられます。ここにも新しい箱ができるのかな。空箱にならなきゃいいけど。

さがしもの

ずーっとね、探していたんです。作業用のいい塩梅の履き物、夏用。
これ、いいですよ。かかとのふわふわ感がタマラナイ。お値段も作業用にしても悲しくないくらいだし。海っぽすぎず、女々しくもない。
さがしもの、これで一個クリア。まだいろいろあるなぁ・・・。この調子で見つかるといいのだけれども。

万能！

暑い日が続きますね・・・。こんな日々には麺ですね。ということで、そば猪口型を集めてみました。
手前の黒いの（角掛政志さんの）には、ネギにワサビを利かせて、白いの（谷口晃啓さんの）や、ガラスの（加賀隆之さんの）では、薄焼きタマゴやハムなんか浮かべてツルツルっと・・・。あーお腹が反応。
猪口ってことは本来はお酒の器なのかな。でもお湯呑みにもよし、小鉢にもよし、デザート盛るもよし、万能で、たのもしい。
ちなみに「ちょこざい（猪口才）」は、でしゃばって生意気なこと、なんだそうです。
たのもしくて、生意気な器なワケなんだな。　ますます可愛くなってきた。

お知らせ

うーん猛暑の予感・・・。もう負けそうです。さて、本題。
７月１７日（月・祝）は都合により、午後２時〜午後６時、いつもより遅めの開店、早めの閉店とさせて頂きます。よろしくお願いします。

うすらでかい

陶器は焼くと縮みます（ご存知？)
あらためて比べてみるとこんなに違うんだ・・・。自分がびっくり。

店番の友

今週は、こまと一緒に届いた「四月と十月」、ずいぶんと色んな人の想いが詰まった冊子で、こちらもついつい背筋をぴっとして読ませていただきました。
それにコナコーヒー。これもいただきもの（ありがとさんです）。普段は深苦なコーヒー（眠気対策）が多いから、こういうのもたまにはいいなぁ。
あの映画を見て以来、ついつい豆の真ん中に穴をあけてしまいます（呪文も密かに）、おいしくなっているかどうかは不明

こまはきました

はるばる北海道から。新たなカタチが２種類、木は５種類あります。
よくまわりますよ。

続・そわそわ

まだ来ない・・・。直接買いにいけばよかった。

そわそわ

なんです。ここ４，５日。そのワケは。
粉引のうつわをメインに作っているのですが、粉引にとって最重要アイテムである白化粧（白い泥のようなモノ）、わたしは３種類の原料を調合して作っているのです。そのうちの１種類を先日、いつもと違う原料屋さんで購入。今回初めてその新しい原料で調合したところ・・・
いつもの白化粧と生の時点で、明らかに色が違うっ。
ま〜それでも焼けばいつも通りになるんだろうと勝手に前向き姿勢（さすがO型）で作業に励む日々、
でもなんだか、粘り気も違うような、調合を間違えた気もしてきたり、疑惑はどんどん膨らんでー。
あげく、焼き上がってみたらキンキンのまっ白になっていたりだの、窯を焚き始めた途端、圧力計がぼよよーんっと壊れる（これは、白化粧と関係ないけど）そんな夢まで見る始末。
さすがにその翌朝、いつもの原料屋さんに「いつものを送って下さい、大至急！」と半べそで電話。
その荷物が届くのを首をなが〜くして待っているのです。生がけなので、それなしには作業を進められず。
ああそわそわそわそわ・・・

疑惑のさくらんぼ

これ、サトウニシキ。ちょっと早いお中元？と思いきや、母が地元のスーパーで。それがなんと、この倍ほどの量が入ってて一箱５００円！さすがに人集りができていたそうです。試食もなく、この値段、かなり怪しいと思いながらもついつい手に取ってしまったそう。その事情を聞き、こわごわ食べてみたところ、予想に反して、かなりおいしくいただきました！でも、このお値段・・・ここのスーパー、独特の仕入れ方法などが噂されたりもしていて（そのおかげか、どれも新鮮でお値打ちなのです）、盗難騒ぎなどが話題になるサトウニシキ・・・まさか？なーんて会話で盛り上がった本日の夕食でした。今年の食べ初めにして、食べ納めなんだろうな、たぶん。

はしできました。

できました。ってつくったワケではありません。いつもは漆で仕上げられたのを入れているのですが、今回は木地のままで。それに、クルミ油を染みこませて拭きあげて乾かして、を何度か。夜、自宅でぼんやりしながら内職してみました。はじめはカサカサだったのが、しだいにしっとり、ツヤも色もええカンジになりました。店番中もついつい磨いてしまいます。